真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

i(アイ)と近況

2016-05-19 17:24:52 | 三菱 i(アイ)

 ということで、半年近く放置してしまいましたが、三菱i(アイ)使用状況に関しての近況報告。


 この間の一番大きなトピックスは、やはり三菱自動車の3度目の不正問題。2016年4月20日、三菱自動車は緊急記者会見を開き、軽自動車のeKスペース、eKワゴン、ニッサン・ブランドのデイズ、デイズ・ルークスの型式認証時における燃費試験用のデータにで不正なデータを使用したと発表した。リコール問題を起こしての再建後であったため、マスコミ報道もまたかという論調が多かった。三菱自動車の株価も半減し、三菱グループによる支援の可能性や、軽自動車市場からの撤退、日本市場からの撤退など、諸説が飛び交った。i(アイ)の場合は、燃費が悪いことを前提の上で買っているし、三菱車はこの車が最初なので、特に三菱自動車には思い入れはないのですが、部品や修理など維持の面で影響が出るため、固唾を飲んで成り行きを見守っていました。不正発表後3週間目に急展開を見せて、日産自動車の傘下に入ることが発表され、ゴーン社長と益子会長の記者会見が行われることとなりました。


 燃費問題が片付いたわけではないですが、日産、ルノー連合に三菱自動車を加えることで世界の自動車生産台数トップ3に肩を並べるとぶち上げて、マイナスでしかない話を一挙に前向きな話に持っていったのは、ゴーンさんの豪腕を見た気がします。とりあえず、ディーラー網や三菱ブランドは維持されそうなのでi(アイ)の維持に関しては、影響はないかな。今から、i(アイ)を買いたいという人は減るでしょうが。


 使用状況としては、日常の足として毎日使用しています。通勤、スーパーに買い物に行ったり、郵便局に行ったりと街中を走り回っている。特に車いじりなどもしていないので、ネタとしてはあんまりなかったりします。日常の足としては、不満もなく故障や不具合もなく、問題なく使えています。


 iやi-MiVEのトミカも入手しているのですが、燃費不正問題などがあってケチが付いてしまったので、iグッズのひとつとして紹介する気力もなくなったり。


 その他の出来事としては、縁石でホイールカバーを擦ってしまった。ホイールカバーだけの傷だけで済んだことは、不幸中の幸いというか、まだ良かった。ボディに傷が入り板金が必要とかなったら、えらい金額がかかるので。


 そのままだと精神衛生上悪いので、オークションにて中古品を落札。車種によっては、純正のホイールカバーは500円~程度から出ているのですが、iの場合はものがなくて一枚2,000円、4枚で8,000円~10,000円というレベルだった。この写真からもわかるようにタイヤの溝もありません。


 とりあえず、一枚2,000円ほどで落札。ただし送料や振り込み手数料がかかっているので、実質3,000円ほどもかかった。ホームセンターに売っている社外品だったら、4枚入りの新品が買える価格。


 アイの場合、ホイールカバーにアイのそら豆型の意匠が施されているというデザインのため、あんまり社外品のカバーには変えたくない。デザインにこだわって作られた車なので、ホイールカバーまでデザインされているんですな。


 ホイールカバー装着後、今度はタイヤの交換。タイヤ通販のオートウェイで調べると前輪用タイヤの場合だと、中華製のHIFLYが2,980円、台湾製のNANKANGが3,690円、MOMOブランド(製造は中国)のMOMO OUTRUNが3,390円という価格帯。ただし、これに送料1,000円~、ショップの組み付け工賃1,800円~、廃タイヤ料300円~と加えていくと、そこそこの金額となる。結局、タイヤ屋さんに在庫のあったブリジストンを工賃全て込み1本5,500円でやってもらい、こちらの方が安かった。このくらいの価格なら、軽として割高とまでは言えないかも。


 スポーツタイヤとかではなく一番安い廉価グレードですが、やはりブリジストンですので、安ければ国産に越したことはない。


 続いてリコール。2月か3月あたりに5つ目のリコール作業のお知らせが届いた。


 今回のリコールは、ウインカーレバーやコラムスイッチの接続部が磨耗して機能しなくなる恐れがあるというもので、対策は該当部にグリスアップを施すというものだった。


 作業がグリスアップだけと時間もかからないため、とりあえず終わらせておこうとディーラーに持って行った。燃費不正問題が起こる前だったので、三菱ディーラーにはekワゴンとeKスペースが展示してあった。燃費問題が起こる前でも、ディラーは展示車もお客さんも少なくて寂しい感じだったけど、問題が起こって以降はもっと大変だと思う。もちろんディーラーや販売店の方には、罪はないので頑張って欲しいと思います。時間がかかるエアバックのリコールも来たのだけれど、こちらは時間がないので後日やることにした。


 内装なんかも特にいじってないので、そのまんま使っている。


 日常の足として毎日使っていくと、どんどんくすんでいくので、定期的に洗車機でワックスはかけるようにしている。ただ、近場の500円洗車がシステムが変わって、普通の料金を取るようになったため、安い場所を探さなければならなくなった。


 汚れていなくても、月一回くらいのペースでコートしておくと、劣化も抑えられて安心なんですけどね。


 さすがに洗い上がりは綺麗なのですが、黒い樹脂部分が白けてきて、そのままだと古さは隠せない。とりあえずは、シリコンスプレーで対応。シリコンスプレーは手軽なのですが、雨で流れ落ちてしまうため、その都度やらなければならない。


 リアなんかもそのまま。


 リコール隠しからの再建のため、アイはコスト度外視で作られた三菱再生の象徴みたいな車だったのですけどね。i-MiVEは、益子会長(当事社長)がPRのため社用車として乗るなど、三菱期待の新技術を盛り込んだ未来の車でした。


 このような良い車も作れるのに勿体無いという気はします。


 日産の下で電気自動車や軽自動車を作ることになるのでしょうが、トヨタも復帰することだしWRCへ復帰して欲しいです。アジアや欧州でブランドイメージが高く好調なのも、WRCでの活躍が理由ですし。パジェロのヒットにより、トヨタ、日産に続く第三のメーカーだったこともあった。三菱自の黄金期はこの頃だと思うので、パジェロやランエボを作っていた頃を思い出して頑張ってもらいたい。


 街中を走ると、三菱車を見かけることは、本当に少ないです。ミニカも最近は減っているし、ekワゴンもデイズに比べると見かけない。個人的には、走行が少ないものが安くで買えるのならeKワゴン、デイズを次の候補にというのも全然有り。デザイン的には、軽自動車の中ではトップクラスに良いと思うので。デザインや内装を売りにすれば、変に燃費に拘る必要もなかったと思います。


 ということで、とりあえずの近況報告でした。


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