真っ赤なスイフトスポーツと暮らす with Dream50&Bianchi

FIAT PUNTO SPORTING ABARTHより軽自動車3台を経て、真っ赤なSWIFT SPORTに乗り換え

真っ赤なスズキ スイフトスポーツ購入

2016-10-26 18:27:00 | SUZUKI SWIFT SPORT

 久々の更新ですが、車を乗り換えました。新しい愛車は、SUZUKIのSWIFT SPORT。ZC31Sと呼ばれる2005年に発表された先代の型です。マイナーチェンジを施された2007年製の2型。


 前車の三菱i(アイ)を購入してからまだ一年足らずという期間で、i(アイ)は気にいっていて特に不具合もなかったため、後1~2回ほどは車検を取るつもりで、買い替えは考えていなかった。ちょうど10月に入った頃に縁石に乗り上げてしまいました。修理代は4万ほどと事故というほどでもなかったため直して乗るつもりだったのですが、修理を待っている間にあれこれと中古車情報サイトを見ているうちに、しだいに乗り換える方に傾いていった。


 理由のひとつは、事故の修理の間に乗っていた代車代わりの自宅の軽トラ。最初はマニュアルが慣れなくておっかなびっくり、乗りにくいという印象だったのが、徐々に慣れてくるとその軽快感がなんとも手放しがたくなり、再びマニュアル車が欲しくなった。


 ということで、当然のごとくマニュアルトランスミッションを選択。


 こちらは95年に連載が始まり、現在でもアニメやゲームが人気の頭文字Dですが、この漫画が連載されていた頃はスポーツカーや、ホットハッチ、マニュアル車が人気があって、当然中古車も豊富で選り取りでした。しかし2005年頃までに数多くのスポーツカーやスポーツモデルが絶版となり、一時はGTR、フェアレディZ、ロードスター、コペンしかスポーツカーがないという状況にまで陥った。ここ10年ほどはエコカーとミニバン、軽自動車の時代だった。近年、ホンダのCR-Zを皮切りに、トヨタGT86、スバルBRZ、マツダND型ロードスター、ホンダS660、新型NSX、ダイハツコペン、スズキアルトターボRS、アルトワークスと再びスポーツカー人気が盛り上がってきています。ということで、スポーツタイプのモデルに乗りたくなった。


 スイフトスポーツは、2002年よりJWRCに参戦していたスズキ・スイフト・スーパー1600のイメージを反映したモデルであり、競技車両のベースとなる市販車(エボリューションモデル)であるところに引かれた。


 スイフトというコンパクトカーのスポーツグレードなので、同年式の近いモデルとしてはトヨタのヴィッツRS、ホンダのフィットRS、マツダのデミオスポーツなどがある。これらは、人気があるため中古車市場でも希少車扱いであり、なかなかタマがない。マニュアルミッションも選べるが、中古車で見つかるのはCVTがほとんど。日本のMT、AT比率は2011年でMT1.5% AT98.5%という数字で、新車ならスポーツモデルを買えばなんとかなりますが、中古車に関してはほぼ絶望的な状態。今はMT車は、贅沢品という状況にあります。スイフトに関しては、先代のスイフトスポーツ購入者の7割がマニュアルを選択しており、マニュアル車が見つけやすいという利点もあった。


 個人的には、スーパーの駐車場なんかにすいすい入っていける小さな車が好みで、SUVとかミニバンとかは興味の対象外。通勤の足として使うのがメインのため軽自動車でも良かったのですが、S660、新型コペンだと200万超、アルトワークスでも出たばかりなので150万越え。登場時から買いたいと思っていた旧コペンに至っては、10年落ち10万キロ近いものが100万近くという高値安定。スイフトスポーツの現行であるZC32Sは、ちょっと全長が長くなっており、そういった意味でも軽自動車並みにコンパクトなZC31S型が良かった。右はスバル最後の軽自動車ステラカスタム。


 2007年式の5万キロ越えで、車体59万円ほど。これはディーラー車で、この車を探した時に車体価格55万円のパールホワイトのディーラー車が見付かった。見付けると同時にディーラーに見に行き、見積もりを依頼したのだけれども、当然そのような物件は瞬殺だった。この車は64万くらいの値札が付いており、込み込みで80万というプライスだった。赤は色褪せが激しいので避けたかったが、車体を値引きしてくれたり、いろいろとやってもらってお買い得な車になったので決めることにした。


 ベースがスイフトなので、もの凄くシンプルな内装。今時の軽自動車よりもシンプルだと思います。純正のオーディオとオートエアコンが付いている。ナビとかレーダーとかは一切なし。


 スポーツモデルということで、本革のハンドルに赤いステッチ入り。数少ないスイフトスポーツの装飾。


 ちょっと残念なのは、プロジェクターヘッドライトでなくハロゲンという点。ZC31Sのプロジェクターヘッドライトは、メーカーオプションでレカロシートやサイドエアバックと込みの設定で、付けるとかなり高いものとなった。中古だと装着車が多いと思います。


 16インチの純正アルミホイールを履いている。スイフトベースのコンパクトな車格に対しても大きなものが付いている。ちなみに現行型は17インチ。インチ数の大きな扁平スポーツタイヤということで、純正で付いているものは一本2万円×4本と高価。他にもハイオク指定となっていたり、排気量1.2~1.5リッターのノーマルスイフトに対して1.6リッターと自動車税が高くなる。おまけに重量もわずかに1t越えで、ノーマルスイフトより重量税も高くなる。コンパクトカーとはいえ、スポーツモデルなのでそれなりに負担も重くなっている。任意保険の車両料率クラスもノーマルとスイフトスポーツでは異なっており、どれほど高くなるか心配だった。


 とりあえず、5日ほど前に納車したばかり。納車以来初めての休日ということもあって、車になれる意味合いも兼ねて街中を散策します。


 通勤にはすでに使っていますが、ダッシュボードの中央の目に付くところに、瞬間燃費と平均燃費が表示される。先代スイフトスポーツのカタログ値は14.6km/lで、あまり吹かさないような乗り方をすれば、軽ターボとそう大きくは変わりません。


 とりあえず南海部品へ。バイクのスズキ関係のアクセサリーやステッカーで面白いものはないかということで。特にめぼしいものはなかったけれど、戦利品としてヨシムラキーホルダー(300円)を購入。スズキの車は乗ったことありませんでしたが、バイクは過去に一度所有していた。ヨシムラは車は扱っていませんが、憧れのブランドでした。


 そのまま街中に移動。現行スイフトスポーツのZC32Sは、クラッチが軽いというインプレが多いが、このZC31S型は結構重い。ハンドルも重ステというほどではないが、くるくる回るようなタイプではなくしっかりとしている。クラッチの繋がる場所が、結構手前でなかなか感覚が掴みづらい。駐車場では何度もエンストを繰り返した。



 ということで、車を買ったらスーパーオートバックス。以前は、仕事終わりに毎週末のように通っていたが、現在ではほとんど行かなくなった。特に買いたいものもないけれど、カー用品を見ているだけで車を買った楽しさが感じられるので、車を買ったらまず行きたい場所。


 戦利品はモンローのステッカー(300円)。スイフトスポーツは、純正でモンローのショックが付いている。


 走行距離5万キロだけど、9年落ちとなる車なので、マフラーを変えたりだとかショックを変えたりだとかをする予定はありません。ステッカーやエンブレムなんかをちょこちょこ付ける程度でしょうか。


 マフラーも純正で2本出しとなかなか押しが強いものが付いている。


 そこからイエローハットへ。ポータブルナビだとかドライブレコーダーだとか、アクセサリー類は欲しいとは思うけれど、なくても特に困らないので、そこまで欲しいというものでもない。モニター付きの車載DVDが1万円ほどであったけれど、これはちょっとだけ欲しいかな。


 アイドリングストップも衝突防止レーダーも何も付いてないシンプルな車。スズキは軽自動車のトップメーカーというイメージで、カルタスなどのヒット作はあったが、普通車を買おうという気になるメーカーではなかった。スイフトは、欧州、中国、インドなど各地で製造、発売される世界戦略車として企画され、2016年までに累計販売台数500万台というヒット作となった。日本でも批評家の評価が大変高い車ですが、海外でも高い評価を受けている。そのひとつは、スイフトスポーツは発売当時160万円~からという軽自動車並みの価格で売られていたこと。本格的なスポーツモデルとしての性能を持ちながら、ライバル車の半値~2/3程度とリーズナブルな車だった。豪華な装備をごてごてつけることなしにシンプルに作ることで、逆に魅力のある車になったのだと思います。


 維持費の問題で最初にタイヤが高いと書きましたが、ディーラーの営業マンが納車時に4本新品を付けてくれた。さすがに純正に使われているダンロップではなく、トーヨータイヤだけど。ディーラー車なので、一年間のディーラー保障が付いているし、値引きする代わりに入ってくれといわれた整備パックにも入っているので、次の車検まで定期点検、オイル交換代もかからないため、維持費はかなり抑えられると思う。


 こちらは、家電用品店やスポーツ用品、トイザラスなどの入るビルの屋内駐車場。


 特に買いたいものはないので、ぶらぶらとウインドウショッピング。


 続いて大型のショッピングモールへと移動。買い物ではなく、車に慣れることが目的なので、あちらこちらを回ります。


 ショッピングモールでは、雑貨や大型の書店などに行って、車関連の書籍を物色。実店舗ではありませんが、朝出てくるときにAmazonでスイフトスポーツ関連の書籍とDVDは注文済み。実店舗では、10年落ちともなる車の情報が掲載された書籍を見つけるということは、なかなか難しいでしようね。スイフトは2016年~2017年にモデルチェンジが予定されており、その時にはスイフト関連の書籍が溢れるでしょうが。


 現行のスイフトスポーツは、中古でも100万~150万程度とまだまだ値が張ります。この先代スイスポだと60万~90万程度とかなり値落ちしてきています。安くて遊べる車が欲しい、MT車が欲しいという希望には、なかなかドンピシャというところにあるのではないでしょうか。


 スイフトスポーツといえば、イメージカラーの黄色の印象が強く、パールホワイト、ブラック、シルバー、ブルーなどに比べても、赤はおそらく一番少ない色ではないかと思います。あんまりスイフトスポーツっぽいイメージがしない。好きで選んだ色ではなく、選択肢がなかったため選んだ色ですが、普通のスイフトっぽくて気に入っています(ノーマルのスイフトは、赤がイメージカラー)。個人的には、フィアットのプントに続いての久しぶりの普通車、久々の赤い車となりました。プントとも色々と共通点があったりするのですが、それについてはまた後日。


 第一に通勤車、第二にお買い物車なため、峠を走ったりサーキットを走る予定などはありません。でも本日走ってみて、街中であっても乗っていて気持ちよい走りをしてくれる車だという印象でした。欧州市場を想定した車ですから、ボディがかっちりしていて、コンパクトカー以上の高品質感もあると感じられました。また、何よりも普通のコンパクトカーの形をしているため、通勤に使っても、ご近所の目も、家族の目もそれほど気にならないということが最大のメリット。86やロードスターはかっこよいけれど、ローンなんて組んで買ったら後ろめたい気持ちになりそう。


 ちょこちょこと色々と調べてみたりしつつ、徐々にインプレなどをしてみたいと思います。ということで、真っ赤なスズキ スイフトスポーツ購入でした。




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2 コメント

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スイフトスポーツ (NAカシミヤ)
2016-10-27 21:09:36
お久しぶりです、
スイフトスポーツは私も欲しかった車です。
現行よりコンパクトな先代が私も好みです、ボディがかっちりしていると質感・安心感があり飛ばさなくても気持ちがいいというのはミニに乗って私も感じています。

いつの間にかミニ・R2・R1の3台持ちになってしまってます。
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お久しぶりです (spo-abarth)
2016-10-27 22:48:28
これを買うときに、同価格帯でMINI ONEもあって、それを横目で見ながらこれに決めました。自宅から徒歩でもいける圏内にスズキのディーラーがあって、実用のための車なので、利便性も考えての選択でした。

以前自宅にオペル開発でスバルが扱ったTRAVIQがあり、その剛性感に感心した覚えがあります。ドイツ車は、特にそれが顕著に感じますね。ミニクーパーだと剛性感に加えて、更にゴーカート感覚で軽快な感じなのでしょうか。趣味性も高くて、うらやましい限りです。
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