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ということで、前回のシフトノブに続き小ネタの第2弾、SPARCO CORSAのステアリングカバーです。 スパルコ(SPARCO S.p.A) とは、イタリアに本社を置くモータースポーツ用品の製造、販売を行う会社。ラリーとかF1とか好きな人には、お馴染みのブランドだと思います。
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以前だとステアリングの交換というのは、MOMOだとか、NARDIのステアリングに交換して、(ステアリングボスが別途必要ですが)お手軽に内装のイメージが変えられるドレスアップのひとつでした。オートバックスなどにステアリングのコーナーが設けられて、MOMOレースなどは目玉商品として売られていたものでした。その頃だと、ハンドルカバーというのはホームセンターに置いてある少しダサいアイテムという扱いだった。ただ時代が変わり、エアバック装着車ではそうそう気軽にハンドル交換も出来なくなりました。そのような時代を反映してか、現在では後付のステアリングのコーナーは縮小してしまい、逆にハンドルカバーのコーナーが勢力拡大して、キャラクターものからスポーティなもの、高級感を謳ったものまで、様々な商品が売られています。以前は、MOMOのステアリングを1本、NARDIのステアリングを2本ほど購入して付け替えた覚えがありますが、今となってはエアバックを外してまでというのは(保険の金額も変わり)現実的ではない。i(アイ)では、高グレードのG、Tは、純正で本革ハンドルになっていますが、それ以外のグレードだとウレタンの軽自動車ライクなハンドルになっている。純正品の本革ハンドルに付け替えるという手もありますが、そう都合よく中古が安い価格で入手できるものではないし、オプションで出ている本革ハンドルは20,000円ほどする。付け替えるにしてもエアバックの設定を行う必要があります。革を編みこむタイプもあって、オプションの純正品や社外品なども色々出ていますが、これは時間がかかりすぎることと、出来上がりが器用さに左右されてしまう。ということで、ハンドルカバーを初導入して見ることにしました。ハンドルカバーでできるだけ、スポーティなイメージの商品をということで、これに行き着いた。
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なのですが、スパルコの製品を扱う正規輸入元スパルコジャパンのサイトには、シートとかステアリング、レーシンググローブ、ドライビングシューズ、ハーネスなど本格的なものばかりで、こちらは掲載されていない。スパルココルサという別の会社が運営するアクセサリーのひとつとして売られています。ステアリングカバーというのは、カー用品店とかホームセンターに必ずといって置いてある実に日本的な雰囲気のするアイテムですので、イタリアのモータースポーツ用品会社が開発するアイテムとしては、少し無理があるような気がする。こちらはスパルコより権利を取得したライセンス商品なのかもしれません。一応、MOMOのハンドルカバーやNARDIのハンドルカバーも探したのですが、(パチものを除いて)そんなものは存在しませんでした。スポーティなハンドルカバーとしては、これ以外だとハセプロのマジカルハンドルジャケットというのが定番のようです。
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ホームセンターやオートバックスに置いてあるハンドルカバーだと、1,000円~2,500円といったところですが、こちらは少しお高めの2,880円。新古品をアマゾンにて、1,800円で購入。オークションだと1,500円~3,000円位で、たまに中古品が出てくるという感じ。ベースの生地の上に革が張ってあるという構造になっています。まあ、ハンドルカバーなんてどれも機能的には変わらないものだと思います。シフトノブを革製に変えて、手触りというか感触がよくなった。その触った感じの高品質感というか、しっとり感を求めてというのが一番の動機となります。
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またまた、あいにくの空模様。雨だと出かけるのも億劫になるし、車いじりなんてする気分にはならない。まあ、ハンドルカバーは室内での取り付けなので、出来ないこともないのですが。
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カバーの取り付け方は、まずハンドルの上側よりカバーを被せていく。付けてからずらすことは出来ないので、模様などがある場合には、位置決めを最初にすることが肝心。
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普通に被せていって、真ん中くらいまでくると急に苦しくなる。全然入らない!もしかしてサイズを間違えたかと焦るレベル。しかしハンドルにフィットしてずれないことが大切なため、元よりかなりきつめに作られている。
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片側ずつカバーの内側をハンドルに織り込むようにして少しずつ入れていく。カバーを裏返しに少しめくるような感じで、ハンドルの裏側へ入れ込んでいく。
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このような感じ。結構力が要るので、女性だと難しいかもしれない。最近では、簡単に取り付けられるという商品も出ているみたい。
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下半分を通過すると楽になる。めくれていたカバーをくるっと取り付ける。
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このスパルコのものだとスパルコのエンブレムがこの位置にあるので、ずれていると最初からやり直し。慣れてくると、結構簡単に取り付けられるようになります。
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出来上がりはこのような感じ。見た感じとしては、ハンドルがでかく(太く)なった。室内が派手になったという印象。ハンドルカバーには賛否はあると思いますが、車内が明るく(派手に)なるという見た目上の効果は確かにある。本革ハンドルが使えればそれに越したことはありませんが、ビジネスライクなウレタンハンドルよりはこちらの方が良いかなという気はする。
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良いことばかりではなく、カバーなのでこのように装着した部分が丸見え。ハンドルも円ではなく半円になるため握ったときに違和感が残る。また、ハンドルが太くなるため、スポーティさとは真逆の方向性になる。
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ただ、革のシフトノブとおそろいで、触った感触に統一感が生まれたのは良かった。車内のインテリアの質感が、多少向上したとは言えると思う。こういう、時間も手間もお金もかからない、お手軽なモディファイは好き。
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グリップのところには、ディンプル加工が施してある。一応レザーハンドルを謳ってあるので、合皮とかではないと思うけど。この部分はゴムでしょうか。
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革製のシフトノブと合わせて、満足度はまあ70%くらい。この2つで4,000円位なので、コスパは抜群。高グレードでない普及グレードの軽自動車では、コストダウンとの兼ね合いもあっていろんなところがプラスチッキーになっていますので、ワンポイントでも変えてみるのも悪くはないよう思います。
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ということで、雨の日の小ネタ第2弾、SPARCO CORSAのステアリングカバー・Sサイズでした。
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