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スペイシー125ストライカ―  レストア⑧ デジタルメーター修理

2024-05-22 | スペイシー125ストライカ― 改

 

今回はスペイシー125ストライカーのメーター修理になります。

我が家のストライカーですが、購入してから全然乗らずに車体を数年放置をしていました。

すると購入時には表示されていたデジタルスピードメーターが表示されなくなってしまいました・・

配線の接触不良かと思いましたので,、とりあえずメーターをバラしてみることに

 

 

配線周りをチェックしましたが、特に問題は無さそう。。

ネットで色々とリサーチをしたところ、半導体の半田が割れてしまって接触不良になる場合があるらしい。

パソコン等でも同様の症状になるのは珍しい話でもなく、基盤やチップの半田が剥離して、パソコン等が正常に

起動しなくなる場合に、応急処置としてヒートガン等で熱を加えて、チップとマザーボードを繋いでいる半田を溶かして

再度癒着させるリフローという修理方法があるとのことなので、今回はリフロー修理にチャレンジしてみました!

 

 

ヒートガンでスピードメーターの裏の基盤を目掛けて熱風を流し込みます

ネットの情報だと200℃で30秒ほど温めるらしいですが、とりあえず試しで20秒ほどをx2回試してみました。

 

 

バッテリーを繋いで確認してみると・・

おー デジタルメーターが復活しました

 

予想通りにデジタルメーターの裏側の半田が割れていたようで、熱風で半田が溶けて、再融解して通電が復活したようです。

 

これでデジタルメーターが復活となるか・・

 

 

後日にメーターを組みなおし、ストライカーに仮組をして試運転!

液晶メーターも表示され快調に走行していたところ・・

段差で車体が少し跳ねて衝撃があった瞬間にデジタルメーターが消えてしまいました

 

たぶん段差の衝撃でリフロー修理で直した液晶メーター裏の半田がまた剥離したっぽい。。

うーん、これでは再度リフロー修理をしてもまた同じことを繰り返すような・・

 

 

なので、とりあえず液晶メーターを基盤ごと取り外しをしました。

 

リフロー修理は諦めて、代わりに別なアイテムを流用して液晶メーターを交換することにしました

 

 

こちらはネットショップで購入したGPSスピードメーター

今回はこちらを流用します。

 

 

GPSスピードメーターの外装カバーを外して、基盤を取り出します

 

 

そしてデジタルメーターのパネルの裏側にコーキングで貼り付けました。

このGPSスピードメーターは輝度センサーが付いているので、配線を延長してメーターパネルに穴をあけて

輝度センサーを日光が当たるようにしています(周辺の明るさに応じて自動で輝度調整が可能)

 

ちなみにGPSスピードメーターの電源はUSB電源を必要としているので、ストライカーのメインハーネスから

USB電源を取れる様に加工してあります(写真撮り忘れ・・w)

 

 

GPSスピードメーターの埋込完成

緑色の表示で明るくて見やすいので意外といいかもw

メインキーONですぐにスピードメーターは点灯します。

GPSを検知するのに約30秒くらいかかるので、少しタイムラグは出てしまいますが

実際に走行して知人の車と並走して走行したところ、スピードメーター自体の誤差はほとんどありませんでした。

 

自分のストライカーはフロントのホイールを12インチに変更しているために、通常はメーターの誤差が

出てしまうところでしたが、このGPSスピードメーターに変更することによって逆に正確な速度を表示できるように

なったと思うので、トータル的に結果オーライとなりました

 

 

こちらはデジタルメーターの下部にあるデジタル時計

純正ではボタン電池のSR44を使用しますが、購入当初から接触不良で時計の表示が付いたり消えたりするので

単三電池用のボックスを購入して、インナーボックス内に配線を通して取付ました。

 

 

ボタン電池より単三電池の方が交換しやすいし、電池代も経済的なので交換して満足

 

 

残りの作業が外装周りがメインとなります。

 

レストアパート⑨につづく



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