今回はスペイシー125ストライカーのメーター修理になります。
我が家のストライカーですが、購入してから全然乗らずに車体を数年放置をしていました。
すると購入時には表示されていたデジタルスピードメーターが表示されなくなってしまいました・・
配線の接触不良かと思いましたので,、とりあえずメーターをバラしてみることに
配線周りをチェックしましたが、特に問題は無さそう。。
ネットで色々とリサーチをしたところ、半導体の半田が割れてしまって接触不良になる場合があるらしい。
パソコン等でも同様の症状になるのは珍しい話でもなく、基盤やチップの半田が剥離して、パソコン等が正常に
起動しなくなる場合に、応急処置としてヒートガン等で熱を加えて、チップとマザーボードを繋いでいる半田を溶かして
再度癒着させるリフローという修理方法があるとのことなので、今回はリフロー修理にチャレンジしてみました!
ヒートガンでスピードメーターの裏の基盤を目掛けて熱風を流し込みます
ネットの情報だと200℃で30秒ほど温めるらしいですが、とりあえず試しで20秒ほどをx2回試してみました。
バッテリーを繋いで確認してみると・・
おー デジタルメーターが復活しました
予想通りにデジタルメーターの裏側の半田が割れていたようで、熱風で半田が溶けて、再融解して通電が復活したようです。
これでデジタルメーターが復活となるか・・
後日にメーターを組みなおし、ストライカーに仮組をして試運転!
液晶メーターも表示され快調に走行していたところ・・
段差で車体が少し跳ねて衝撃があった瞬間にデジタルメーターが消えてしまいました
たぶん段差の衝撃でリフロー修理で直した液晶メーター裏の半田がまた剥離したっぽい。。
うーん、これでは再度リフロー修理をしてもまた同じことを繰り返すような・・
なので、とりあえず液晶メーターを基盤ごと取り外しをしました。
リフロー修理は諦めて、代わりに別なアイテムを流用して液晶メーターを交換することにしました
こちらはネットショップで購入したGPSスピードメーター
今回はこちらを流用します。
GPSスピードメーターの外装カバーを外して、基盤を取り出します
そしてデジタルメーターのパネルの裏側にコーキングで貼り付けました。
このGPSスピードメーターは輝度センサーが付いているので、配線を延長してメーターパネルに穴をあけて
輝度センサーを日光が当たるようにしています(周辺の明るさに応じて自動で輝度調整が可能)
ちなみにGPSスピードメーターの電源はUSB電源を必要としているので、ストライカーのメインハーネスから
USB電源を取れる様に加工してあります(写真撮り忘れ・・w)
GPSスピードメーターの埋込完成
緑色の表示で明るくて見やすいので意外といいかもw
メインキーONですぐにスピードメーターは点灯します。
GPSを検知するのに約30秒くらいかかるので、少しタイムラグは出てしまいますが
実際に走行して知人の車と並走して走行したところ、スピードメーター自体の誤差はほとんどありませんでした。
自分のストライカーはフロントのホイールを12インチに変更しているために、通常はメーターの誤差が
出てしまうところでしたが、このGPSスピードメーターに変更することによって逆に正確な速度を表示できるように
なったと思うので、トータル的に結果オーライとなりました
こちらはデジタルメーターの下部にあるデジタル時計
純正ではボタン電池のSR44を使用しますが、購入当初から接触不良で時計の表示が付いたり消えたりするので
単三電池用のボックスを購入して、インナーボックス内に配線を通して取付ました。
ボタン電池より単三電池の方が交換しやすいし、電池代も経済的なので交換して満足
残りの作業が外装周りがメインとなります。
レストアパート⑨につづく
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