![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0c/41ba048bdc4abe8fe01d1fdfebcced7f.jpg)
今回はスペイシー125ストライカーのメーター修理になります。
我が家のストライカーですが、購入してから全然乗らずに車体を数年放置をしていました。
すると購入時には表示されていたデジタルスピードメーターが表示されなくなってしまいました・・
配線の接触不良かと思いましたので,、とりあえずメーターをバラしてみることに ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0189.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/83/0df10405906072111deefccb61fea5e8.jpg)
配線周りをチェックしましたが、特に問題は無さそう。。
ネットで色々とリサーチをしたところ、半導体の半田が割れてしまって接触不良になる場合があるらしい。
パソコン等でも同様の症状になるのは珍しい話でもなく、基盤やチップの半田が剥離して、パソコン等が正常に
起動しなくなる場合に、応急処置としてヒートガン等で熱を加えて、チップとマザーボードを繋いでいる半田を溶かして
再度癒着させるリフローという修理方法があるとのことなので、今回はリフロー修理にチャレンジしてみました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/89/7df39ede152492aed71ea3e08a7a48f0.jpg)
ヒートガンでスピードメーターの裏の基盤を目掛けて熱風を流し込みます ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0006.gif)
ネットの情報だと200℃で30秒ほど温めるらしいですが、とりあえず試しで20秒ほどをx2回試してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d2/b5094a79546ce603669eab4856b05df6.jpg)
バッテリーを繋いで確認してみると・・
おー
デジタルメーターが復活しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif)
予想通りにデジタルメーターの裏側の半田が割れていたようで、熱風で半田が溶けて、再融解して通電が復活したようです。
これでデジタルメーターが復活となるか・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/de/fe064d5eab8a897867c94ecdc491e0be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/423337981d4f50f8b93044c5c0d5eb59.jpg)
後日にメーターを組みなおし、ストライカーに仮組をして試運転!
液晶メーターも表示され快調に走行していたところ・・
段差で車体が少し跳ねて衝撃があった瞬間にデジタルメーターが消えてしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
たぶん段差の衝撃でリフロー修理で直した液晶メーター裏の半田がまた剥離したっぽい。。
うーん、これでは再度リフロー修理をしてもまた同じことを繰り返すような・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/df/ba5f74ef6c0e1eceed5ae8e5b5ee7612.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6d/b5d30cd64133a35fff78d29ec8c359bf.jpg)
なので、とりあえず液晶メーターを基盤ごと取り外しをしました。
リフロー修理は諦めて、代わりに別なアイテムを流用して液晶メーターを交換することにしました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d9/5a8802a2c0f1e69526eb260666c3d5cd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/25/b5e502b031d9bc80085ffa83b60eef2a.jpg)
こちらはネットショップで購入したGPSスピードメーター![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0006.gif)
今回はこちらを流用します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/53/ac425232e0731015628d23a816a2a7fe.jpg)
GPSスピードメーターの外装カバーを外して、基盤を取り出します![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/67/fb46577e911927506f604b1c267068d0.jpg)
そしてデジタルメーターのパネルの裏側にコーキングで貼り付けました。
このGPSスピードメーターは輝度センサーが付いているので、配線を延長してメーターパネルに穴をあけて
輝度センサーを日光が当たるようにしています(周辺の明るさに応じて自動で輝度調整が可能)
ちなみにGPSスピードメーターの電源はUSB電源を必要としているので、ストライカーのメインハーネスから
USB電源を取れる様に加工してあります(写真撮り忘れ・・w)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/06/d9401966c70aaa269430808d70cc6622.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c4/f48602f1a0622bd6a1435c5569e39281.jpg)
GPSスピードメーターの埋込完成 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
緑色の表示で明るくて見やすいので意外といいかもw
メインキーONですぐにスピードメーターは点灯します。
GPSを検知するのに約30秒くらいかかるので、少しタイムラグは出てしまいますが
実際に走行して知人の車と並走して走行したところ、スピードメーター自体の誤差はほとんどありませんでした。
自分のストライカーはフロントのホイールを12インチに変更しているために、通常はメーターの誤差が
出てしまうところでしたが、このGPSスピードメーターに変更することによって逆に正確な速度を表示できるように
なったと思うので、トータル的に結果オーライとなりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ce/a29592b239abdf26fe59eb487079ea13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/41/6cc932eda4c65a745012b4d3150a5ab3.jpg)
こちらはデジタルメーターの下部にあるデジタル時計![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0176.gif)
純正ではボタン電池のSR44を使用しますが、購入当初から接触不良で時計の表示が付いたり消えたりするので
単三電池用のボックスを購入して、インナーボックス内に配線を通して取付ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/0e/12173a380ba77691975287e933678a6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7d/5b149bece025cb9e58e42815beeb2ead.jpg)
ボタン電池より単三電池の方が交換しやすいし、電池代も経済的なので交換して満足![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b4/f5cb094b2e58665c884ac744f7d35449.jpg)
残りの作業が外装周りがメインとなります。
レストア
パート⑨につづく![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)