エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

“新型コロナ” と『人口論』

2020-04-13 09:04:26 | “現代医学の功罪” 関連
新型コロナ”が、世界各地で蔓延する中『人口論』を言及するのは、甚だ不謹慎かも知れません。 しかし、正体不明のウイルスに 危機感を持たない少数派に対し、命と健康の重要性を強調したく、我が思いの丈を綴ってみました。

◎「トマス・ロバート・マルサス」

1798年(222年前)イングランドの経済学者「マルサス」は、“種の増加と富の分配は比例せず、食料不足が生存競争や自然淘汰を加速する”と主張した『人口論』を発表し称賛された様です。 その中で、“人口が爆発的に増加し、現代文明は終わりを告げるだろう”と、言及しています。 『マルサス』の予想は、果たして当たっているのか? 一概に否定は出来ません! その当時の人口は 約7億人だったのですから、現在(70億人強)の人口増と比較する事すら出来ません! 地球人口が、何億人が適切かは分かりません。 しかし「人口の原理」があるとすると、限界は既に過ぎているのではないでしょうか? こんな例え話があります。 「人々は、大きな吊橋に集まっています。 吊橋は、重さに耐えかねて何れ崩壊します。 その時 犠牲になるのは、老若男女・貧富の差はありません。 皆が平等に奈落の底に・・・」 

人口は「掛け算」で増え、食料は「足し算」で増える。 『人口論』が正しければ、既に地球は“キャパシティー”を越え破綻している。 この事実が分かるのは、“新型コロナ”から救われたとしても、次に襲い来る経済の暴落に勝ち残る事が出来るか? 今こそ 先人(祖先)の知恵と努力を参考に、難局を乗り越える必要があります! 

220年前、日本は“江戸時代後期”でした。 異常気象による、大恐慌(飢餓)があった事も知っています。 120年前、スペイン風邪(アメリカ発症)の伝染病で、約38万人が死亡した事も知っています。 75年前 第二次世界大戦で、約200万人が死亡した事も知っています。
現在の“新型コロナ”は、ハードルが低いのでしょうか? まだ、世界で10万人程度の死亡者だから、危険な領域に達していない。 日本人の死亡者は、200人にも達していない・・・。 現在進行中の伝染病に、その程度の危機感では甘過ぎます! 「マルサスの人口論」は、今の日本に“最大級の警戒警報”を発信しているのです!         

私が小学校時代、世界人口は 約37億人 だったと記憶しています。 「地球人口は、原理・原則によって支配されている」 その様に考えると、“新型コロナ”は人類最大のの恐怖であり、「マルサスの予言」が 正しい事の証です! 我々は、何をすれば良いのか? “答え”はただ一つ、何もしない事です!  

上のグラフ、何かに似ていませんか? 感染症専門委員会が掲示する“新型コロナ”の“近未来予想図”です。 残念ながら、曖昧な思惑が都合よく成就する事はありません。 “過渡現象”(蓄積された歪みは、いずれ爆発する)を、知恵で抑制する手立てはありません。 「成り行きに身を任せる」 只 それだけです!

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2 コメント

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賛同 (Drマサ)
2020-04-13 13:28:13
いつも拝読しています。
マルサスの人口論は頭にありました。指摘する方がいて、再度考える価値があるとも思いました。
妻に「神の手」が働いて人口を減らしているのかもと言ったら、友達にも伝えると言い出して、止めました。うちうちでも言いづらいもので。
失礼しました。独り言です。ご容赦ください。
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Unknown (melonpan-love)
2020-04-15 08:26:31
初めまして^ ^

口には出せないけど、同じように捉えてる人は少なくない気がします。
戦うのではなく、諦めるのでもなく、受け止めて淡々と生きることができるか?試されているのかなぁ、と私も思います。
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