エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

『 ウラジミール・イリイチ・レーニン 』

2020-10-16 07:37:54 | 日記

高校2年(1968年)、世界史の授業で各国の偉人研究があり、私はソビエト連邦(現・ロシア)の「レーニン」を指定されました。 当時、東西(アメリカとソ連)冷戦時代で、まずい国が当たってしまったと思いました。 案の定、校内の図書館で「レーニン」を調べても、レポートを制作出来るだけの資料はありませんでした。 幸いにも、研究発表には 2か月程の時間があったので、思い切って札幌市の “ソビエト大使館” に「レーニンについて資料があれば送ってください・・・」と、葉書を書きました。 数日後、段ボール箱に大量の書籍が郵送されて来ました。 驚きました。 まさか「私が 共産主義に興味がある」と、勘違いされたら困ります。 すぐ「返却したい」と葉書を送ると、大使館から「我々には何の意図もありません。自由に使ってください」と、良心的な返事が来たので 使わせて貰いました。



日本向けに翻訳された書籍は、読み安くレポートの制作は 自分でも驚くほど順調に進みました。 研究発表の時、驚いたのは世界史の教師でした。 おそらく、先生も知らない“情報” が 多々あったと思います。「誰かに手伝って貰ったのか?」 そんな疑問を 持った様です。 しかし「レーニン」に関する質問に全て答えた事で、疑惑は払拭できました。 結果、クラス いや 学年で “トップ” でした。 利口だったのか 裏技だったのか?   
勿論、“ソビエト大使館” の資料を使った事は、私だけの秘密にしました。 あの当時は、偉人であっても ソ連共産党の初代指導者「ウラジーミル・イリイチ・レーニン」を、賛美するのは “タブー” とされる時代でした。 現在でも、“民主主義” を称賛するのは “good” で “共産主義” を称賛するのは “bad” ですから、似た様な 世の中かも知れません。

あれから 52年、“ロシア” は変わったのか? “ソビエト連邦” から “ロシア” に変わっても、“アメリカ合衆国” と “核爆弾” の数を競う “軍事大国” です。 世界の運命を、二か国が握っていると言っても 過言でありません。 “プーチン大統領” が危険か “トランプ大統領” が危険か、正直 分かりません。 分かっているのは「どちらか “核爆弾” のスイッチを押すと、一瞬で世界が “崩壊” すると言う事です」!  科学の恩恵でしょうか?

◎ “核爆弾” 投下のイメージ画像


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