旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

スリランカ視察③ <ミンネリヤ国立公園 >

2017-02-28 19:15:56 | スリランカ2016

こんにちは
旅行会社スペースワールド桜井です

≪ ミンネリヤ国立公園 ≫
スリランカのイメージといえば『仏教遺跡』そのあと『紅茶』が続きますが、特にヨーロッパの
旅行者のあいだではその自然、動物、アクティビティを目的として訪れるケースがとても多いです。
今回の視察先は、数ある国立公園の中で、シーギリヤから日帰り圏内としてオススメの
ミンネリヤ国立公園です



迫力のジープに乗り換えて、国立公園内へGOGO
ジープは専門のドライバーがついてくれますので、尚安心ですね♪
さすがジープの馬力で、ぬかるんだ道でもガタゴトと迫力満点で進んでいきます。
道の状態によってはかなり揺れますが、気をつけていれば、お子さん(小学生ほど)でも大丈夫かな、
という印象でした
慣れてしまうと、きっと楽しくなってくるのではないかと思います♪
ジープは天井が開きますので顔を出して、鳥や動物ウォッチングを楽しむ事ができますよ



スリランカの気候は面白く、西部&南部と東部&北部でシーズンが違います。
西部&南部(コロンボなど)⇒ 12~3月が乾季 5~11月が雨季
東部&北部(トリンコマリーなど)⇒5~10月が乾季 11~3月が雨季

4~5月はこの間で、風はおとなしくなりますが、たまに激しく雨が降ります。
10~11月も雨は多いですが、ずっと雨が降り続いていることは少なく、晴れが広がることも
多いですので、あまり心配はいらないかもしれません。

私が訪れた際も雨季でしたが、そのせいか森の緑はとても生き生きしていました
空気も埃っぽくなく、澄んでいたので、メリットもあるかもしれません



20分ほど密林を走ると、開けた湿地のような場所に出ました。
まるで緑色の海のようで、とてもきれいな風景でした。
スリランカでは、様々な鳥が生息していますので、ヨーロッパの方ではバードウォッチングに
来ることも多いとの事です。このときも水辺にたくさんの鳥がいました



と、おもむろに、前方に黒い物体が見えてきました。
ガイドが、「見て見て」と声をかけてきます。
ん?
んんん?



な、なんと・・・!!
いきなり現れた、ゾウの群です!
ごく自然に、当たり前のようにそこにいます。
(彼らにとってはきっと当たり前なのですが・・・)
動物園の檻の中しか見たことのないようなゾウが大群で、野生の姿で悠然と
歩きながら、むしゃむしゃむしゃむしゃと、草を食べています

人間のことは目に入っていないというか、まるで無関心のように感じました。
ゾウは移動しますので同じ群がいつも同じ場所にいるわけではなく、このゾウたちが特別人に
慣れている、ということでも無いようです。
つまり威嚇の範囲に入らないでいる場合、狩をのぞけば野生動物は互いに干渉しないものなの
だと、なんとも不思議な体感と気付きがありましたよ



この距離わずか20~30m程度です!
のしのし、とまさに闊歩していく姿を、こんなに間近で見ることができるとは、思っても
いませんでした。
歩いているだけで、すさまじい存在感です。
本当に感動しました。
この日は運が良かったのか、たくさんのゾウを見ることができました。
ゾウはファミリーで動くので、それぞれの群に子ゾウがいたのも可愛いかったです
子ゾウを囲むようにして、寄り添うように歩く姿がとても印象的でした



水鳥も一緒に移動していきます。
湖と青草と、楽園のような景色でした
繰り返しですが、ここは観光スポットのシーギリヤからわずか2時間です。
あまり知られていないことですが、スリランカは動物や自然との共存に真剣に取り組み、
国の多くの面積を、自然公園、国立公園として保護しています。
スリランカは本物のサファリを体験できる日本から最も近い国のひとつなのです



1時間ほど滞在し、ゾウにお別れです。
次第に夕日が落ちていきました。
ちなみに、スリランカの自然保護区を訪れる際の注意点は、絶対に車の外へ出てはいけない
こと、ゴミなどを捨ててはいけないこと、公園内の植物などを持ち帰ってはいけないことです
とても基本的なことではありますが、この自然を次の世代にも残せるように、協力して
いきたいですね



サファリ後のデザートに、おいしいマンゴーをいただきました
大満足の1日でした



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