立春を迎えて、心なしか日差しが春めいた気がします。
冬のコートを脱ぐ頃には 段葛の工事フェンスも外されて
初々しい桜並木がお目見えすることでしょう。
寒さもあと一息、春が待ち遠しい今日この頃です。
space Kaj
立春を迎えて、心なしか日差しが春めいた気がします。
冬のコートを脱ぐ頃には 段葛の工事フェンスも外されて
初々しい桜並木がお目見えすることでしょう。
寒さもあと一息、春が待ち遠しい今日この頃です。
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森ビル
森ビル52階からの景色
フェルメールの「水差しを持つ女」を観に 六本木ヒルズの
森ビル52階にある森アーツセンターギャラリーに行きました。
フェルメール、レンブラント共に17世紀オランダの黄金時代を
代表する画家です。
音声ガイド付きでとても分かり易かったです。
こちらでの展覧会は3月31日まで。
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今年の3月でスペース カイをオープンしてから丸4年になります。
以前はインテリアの仕事をしながら 新緑の頃とクリスマスに
自宅でホームコンサートを開催していました。
ゆっくりと演奏を楽しんだ後は 簡単なfinger foodを用意して
演奏者を囲んでのワインパーティー、、、
毎年、とても楽しみでした。
回を重ねる度に飾り付けにもおつまみにも拘りが増していって、
その頃の経験が今の基になっています。
今年は是非、この様なパーティー形式のコンサートもやって
みたいと思います。
写真は自費出版本 Simply Elegance よりの抜粋です。
⭐︎カナッペはマッシュポテトにアンチョビ、マヨネーズ、
ホースラディッシュ、塩・コショーを混ぜ合わせたものです。
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於:オリエギャラリー
外苑前にあるオリエ アートギャラリーで開催されている
藤原貴子 墨アート展 「墨・Progress」に行きました。
和紙に墨と金・銀、差し色を少し用いて描かれた作品は
線の勢いと溜まりの落ち着きとが相まって 観ていて
とても心地良さを感じました。
墨の持つ力なのでしょうか?
忙しい日々の中で 久し振りにステキな出会いでした。
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由水直樹先生 作 香水瓶
2015年10月11日ー12日、ハリーズ ガラス工房にて
作品展が開催されました。
先生はじめ受講生の作品が数多く展示され、それぞれ
個性あふれる力作揃いで とても見応えがありました。
写真は出展作品の一部です。
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リハーサル風景
本日、ヴィオラ と ピアノのデュオ コンサートが開催されました。
viola 松澤稚奈 piano 西川麻里子
息の合った二人の演奏は素晴らしく、美しいハーモニーが会場中に
響き渡っていました。
秋晴れの昼下がり、とても心地良いひとときでした。
※ギャラリー、スペース カイは1・2階とも、レンタル・スペースとして
作品展、サロン・コンサート、展示会などにご利用いただけます。
ご希望の方はお気軽にお問合せください。
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日に日に秋めいてまいりました。
ギャラリーの中も 少し和のテイストを取り入れて
秋の雰囲気に、、、
若月公平氏の銅版画を表装して屏風にしたもの、
中村功氏の拝宮和紙 なども展示しています。
どうぞ、鎌倉の秋をお楽しみください。
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秘蔵のアンティークガラス、アージー ルソーとルネ ラリックの
花瓶とグラスです。
アージー ルソーとの出会いは かれこれ30年くらい前。
ラリックの作品を見に「アール ヌーボー ・ アール デコ の
ガラス展」 という展覧会 に行った時、会場に展示されていた
アージー ルソーのパート ド ヴェールの作品を初めて見て
その風合い、繊細で微妙な色合いの美しさに すっかり魅せ
られてしまいました。
以来、永遠の憧れです。
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制作意図
制作過程で大切にしていることの一つに、『 機能する』という物作りとの向き合い方があります。
作者の手を離れ世に送り出される作品が、日々の暮らしの中で真実の力強さを発することを、私は
『 機能する』と呼びたいのだと思います。
床や壁に残された無数の規則性のない傷跡から、その家を巣立っていった子供たちの確かな声を感じるように
巨木の陰に身をおいた瞬間に感じる清涼感に、時が生み出すゆるぎない安堵感をおぼえるように・・・・。
人は日々の暮らしの中で、膨大な量の情報から必要なものを選択して生きています。
目に見えるもの・見えないもの・見えにくいもの・・・。その選択過程の中で残ってゆくものたちは、
「きれい」という単なる欲求を満たすものから かけがえのない「必要なもの」という 存在へと変換され、
我々の生き方の中に潤いをもたらしてくれているのかもしれません。
“ The Memory of Shadows ”、“ The Vessel of Light ”、“ The Windows ”、” The Kaitoh Garasu “
大学院修了制作展から長年作り続けているこの4つのシリーズ作品は、そんな潤いを5感で感じとるきっかけを
視覚的に分かりやすく社会に向けて放つ制作過程の中で、時間をかけて少しずつ積み上げてきた作品達です。
● 現代の暮らしの中で、時と共に移りゆく無常感を、『 必然性 』の域まで昇華させる自然観。
● 視覚的共通言語の、必要十分かつ明快な立体造形表現。
● 適切な間を生み出すための、5感で感じ取る『 適当 』な切り口。
● 目に見えないものを感じ取ろうとする、人間が本来持っている感性を刺激する「気」のカタチ。
これらの要素は、「 技 」や「 現場 」が持つ意味を客観視し、誰にでも容易に「 作れる」が、誰にも
「 創ることのできない 」、ゼロからの発想と向き合い続けてきた中で少しずつ残ってきたものたちです。
「 作品は、展覧会場で見て楽しむだけのモノではなく日々の暮らしの中で必要なものを再機能させてゆく
存在であってほしい 」という強い想いがそこにはあります。
普段何気なく使う身近にあるグラスやペンのように、存在そのものに愛情を感じられるモノたち・・・
既にそこにある奇跡的なモノたちとの出会いの中に存在する必然性を、日々の暮らしの中で再確認してみる・・・
造形作家として、そんな 機能するモノたちとの出会いを「 石で石を磨き込んでゆくように 」、クリエイティブに
積み上げてゆく中で、その「気付きのきっかけ」を世に提示してゆきたいと考えています。
馬場淳一郎
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