昨年暮れから築50年の木造家屋の全面リフォームを任されて
今月末にようやく完成しました。
耐震、バリアフリーを考慮して 瓦屋根を軽量の物に取替えて
サッシ、床・壁・天井も全て取外して補強を加えて新しくし、
キッチンはじめ 水周りのレイアウトと設備機器類も全て替え
たので まるで新築の家のようです。
半年以上に渡る、居住しながらの工事はかなり大変で した。
初めは建て替えも勧めましたが この50年間に建築に関する
様々な規制が出来ましたので 新築にした場合は 建ぺい率に
引っかかってこの大きさの家は建てられなかったでしょうし、
予算的にもやはり、リフォームにして正解でした。
これまでの増築につぐ増築で動線の悪かった部分も 間取りを
少し変える事によって解消出来ましたので これからは快適に
暮らせると思います。
久し振りに建築現場に立って、ショールーム巡りなどをして
いる内に、コーディネーターの仕事をしていた時に関わった
100棟以上の家々と、その時に出会った人々の事が懐かしく
思い出されました。
space Kaj