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光岡英稔講習会

2016-11-12 | お知らせ
もう明日のことなんですけど

武術・武学研究家、光岡英稔さんの講習会が佐世保であります。⇒詳細


笑顔がステキな光岡先生

私は武道の経験はありませんが
3年前に光岡先生の講習会に参加しました。


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私は歩き出すのも走るのも、人よりすごく遅かった
跳び箱や鉄棒など、みんなができることができなくて
みんなどういうわけでできてるんだろう?とフシギなくらいだった。

自分の体なのに思い通りに動かせない。

私が武道に興味があったのは
強さとか技とかよりも
自分の体の使い方を知りたかったから

それで合気道の稽古をやっているところに行ってみたことがあるけど
そこでは「相手がこう掴んできたら、こう返す
こうきたらこう、こうきたらこう、、、」
みたいなことを延々やっていて
(使ってるの頭と手先だけじゃんか
私は体全体としての立ち方、歩き方を教えて欲しいのに、、)と
すごくがっかりした。
(そこは道場ではなくて同好会的なところでした。合気道にがっかりしたわけではないです)



光岡先生の講習会では
ただ
座る、立つ
という
いつもは意識しないでやってたことが
どういう動きをしていたか、に気がつかされる。
それは荒い
スムーズじゃない
思考で始まり力でもってヨッコラショでやっている。

それが
思い込みを解いて
「自分」が「やる」んじゃなく
体が行きたいほう、なりたいほう、を観じる動きを探っていくと
ヨッコラショで力で荒くやっていたことが
すーーーっと
なんの努力もなくできた

自分の体なのに使い方がわからない、と思っていたけど
自分が使うのではない
体という主体に合わせていくんだ

そのことを
型に沿った動きを通して
私の中に発見していく
すごくワクワクする体験だった。



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他にもアジア各地の部族の様々な武術のことなど
お話もおもしろいし
とにかく刺激的な時間になるとおもいます。
(稽古をやってる時はそれぞれの内側に入っていくので傍から見たら面白くないかもですが)

型をツールとして
伝えていく
(型についてのお話がすごくおもしろかったのですが細かくは覚えてません(^_^;))
「あとはその人らしさに還っていくしかない。」というようなことを言ってらした。
それは、それぞれ体形、特性、個性、違うから。
武道の話ですが
他の分野でも同じ。
法則ですから。


3年たっていろいろ忘れてるので
また再発見しに行ってきます。



言葉に変換できないことなので
うまく表現できませんが
その光岡先生の講習会が明日佐世保であります。
貴重な機会です。
ピンときたかたはぜひ参加しましょう☆




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◎光岡英稔講習会【兵法武学・韓氏意拳】
11月13日(日)
10:00~兵法武学 
14:00~韓氏意拳・養生功
各150分

○会場:鯨瀬ターミナル2F佐世保市新港町8-23 (れおリオンドール横)
○講習費:各6700円(学割あり※)
○日本海外の文化、人の歴史を身体を通じて学べます。自分自身の身体との付き合い方、捉え方、見方、理解の仕方も。

指導は丁寧で分かりやすく、またそれを自らの体を通じて体験できます。

※学割あり・兵法武学は小中高生・半額3000円引き・韓氏意拳は中高生からが受講対象で3000円引き、小学生は親が受講の場合は、同行いただけます。

○申込み:兵法武学⇒goo.gl/gfh01f 韓氏意拳⇒hsyqjapan.dreama.jp/30/41/ または070-5277-4646平田

【国際武学研究会 (武術の文化的、考古学的、人類学的な意味と価値を学習する会)】が主催する
【兵法武学研究会】は・ 古の時代から伝わる兵法を知ること・ 古の武を学ぶこと・様々な文化を身体を通じて習うこと ・ 人の歴史を身体を通じて知ること・古の身体観を内省すること、などの意味や価値を実際の稽古研究を通じて学ぶ会です。主に東南アジアの武術・シラット・カリ、中国武術、日本武術の技術技法を用いての稽古方法などを紹介。

【韓氏意拳】は中国武術です。自己を通して自然を体認する拳学といわれています。
講習は自分の身体をユックリと動かし、内面から自分を観ていきます。一人一人の身体に合った自然な動きを見つけるべく意拳・韓氏意拳に伝わる形式と型を通じて身体の感覚を観て参ります。

【講師からのメッセージ】

【兵法武学研究会】

この度の佐世保での兵法武学研究会では、「現代武道、武術における絶対外せない基礎」を紹介して参ります!

また講習の内容としては
・身体そのもの捉え方を如何に稽古で養って行くのか?

・武術/武道における身体の基礎とは?

・武術/武道における身体の捉え方や観方とは?

・一人で武術/武道の練習をする時のポイント。

・如何にして武術/武道に必要な基礎即奥義は獲得されるのか?

・素手と道具/武具の関係、武器を用いた稽古の意味。

などに触れて行きます。

武術/武道の初心者は無論のこと、経験者や指導者の方々にも参考になることを紹介できればと考えておりますので是非ともお越しください。

講習会の流れ自体は動きや形を習得できるよう一つ一つ丁寧に進めて行きながら一人一人が着実に何かを持って帰れるようしたいと考えてます。 

【国際武学研究会】http://goo.gl/gfh01f                             

【韓氏意拳・養生功】http://www.hsyq-j.com/

この度、久々の韓氏意拳佐世保講習会では韓氏意拳および中国古来から伝わる養生の基礎を中心に、古典的な養生観にもとづく自分自身の身体の捉え方、見方、理解の仕方などに触れて行きながら、実際にどの様にして稽古/練習に取り組めば良いのかに参ります。

養生とは何か?

健康とは何か?

自分の身体との付き合い方とは?

自分の身体の捉え方とは?

普段からの稽古、練習への取り組み方。

を韓氏意拳の教えや、私自身が自分の経験から見出した教えを通じて皆様に紹介して行きます。講義やQ&Aが半分、実際に動くのが半分ぐらいの講習となります。


講師・光岡英稔 
武術・武学研究家 1972年岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会会長。
日本、海外で多くの武道・武術を学び10年間ハワイで武術指導。日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。
伝統武術・武技や伝統武具の用い方の研究を行う。国際武学研究会代表。
内田樹氏と共著【荒天の武学】、最新作【生存教室 ディストピアを生き抜くために(集英社新書)】

運動・武術/武道が全く初めての人も含め、何方にでも参加いただける講習会です。