すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

宿題

2016-05-16 | 日記
昨夜からの雨でなんだか寒いなー
雨が続くと、5ニャンズのうちのどれかが
癖の悪いのがいて、
猫クッションの上とかにおしっこする奴がいる。。。
猫トイレもいちおう置いているのに。。。

朝から「だれよ?!もう!でてけーーー!」怒

蜘蛛の子を散らすようにニャン達はどこかへ。。(4匹はとばっちりです。)



今日もみんな元気でよかった。




雨だし
こないだ届いた粘土をいよいよ開封しようかと思う!(*´∀`*)




何年前か忘れたが
陶芸休止に入る少し前、もう8年くらい前?
東京の有名な器屋さんに持ち込んで見てもらったことがある。

いま思い出しても
ひゃあ~~~よく行ったなぁ~
と冷や汗が出そうだ。

知る人ぞ知る、目利きのなかの目利き
雑誌でその店が出る度にいつもいいなぁ。。って憧れてて
初めて行ったのがいきなりの持ち込み。

お店の中には古いもの新しいもの、国もさまざま
高価なもの、廃材の中から拾ってきたようなもの・・・
いろんなモノが混在していたけれど
ひとりの人間の、妥協しない審美眼を通して
すくいあげられたモノたちが
ひとつの世界を創りだしていた。



そんな空間で
ゴロゴロ引いてきた荷物を開け
おそるおそる作品を見てもらった。



黙って全部手に取って見たあと
店主は言った。


「あなたはこの器を どういう空間で、どんな料理を盛りたいのですか?」

「これをどんな風に使いたいか、あなた自身が、
細かいところまで詳しくイメージできてますか?」

(たとえば○○な朝に○○な部屋で○○した○○をこれで食べたい!というふうに)



私は答えられなかったんです。

「これはフリーカップでコーヒーを飲むことも、そば猪口として使うこともできるように・・・」

と私が言いかけてると
それを遮って

「これでコーヒーを飲むのかそばを食べるかとか、そんなことは買った人が勝手にすればいい。
そうじゃなくて、あなたは これをどうおもって作ったのかってことです。」


なんか、そのようなことを言われて

なんにも出てこなかったのが ショックだった。



店を出てからも

しばらく


ボーーーーーって歩いて


すごく大事なことが抜け落ちてたなーーーーー


って




あの宿題?はいまでも私の中にある。



痛恥ずかしい思い出ですが
よくぞ行ったとおもう。



いまでもその店はやっぱり同じ場所にどっしりとあった。
お店のHP見て、また
ひゃぁ~💦
ってなった朝でした。