宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

宝について(3)

2021-12-31 07:33:35 | 祈り
      (前日からの続き)
自分が無くなるということは、自分らしさが
なくなってしまうということではないんですね。
つまり、自分自身が本当に神様というものに
生命を返してしまう、朗(ほが)らかに生命を
返してしまうと、そこから新しい自分が現われて、
そのことによって自分が生き生きと生きていく
ことが出来る。
そういう事が私の身の上に起こったわけですね。
これは何も私だけの特別な事ではなくて、
私の場合は、何がそうなったのか、そのスイッチは
何だったのかというと、私は神様に対して素直
であった。
その事だけなんです。
それと、世界人類のために私の生命を使って
下さい─そういうお祈りをずーっとしてきたわけ
です。
主の祈りの後にそういうことをずーっとつけ加えて
祈っていたんです。
どういうわけか、自分の存在を投げ出して、永遠者
というものに対して、そうやって祈ってた訳です。
そうすると、私が計(はか)らって何かが
起こった訳ではなくて、神様の方で計らって、
そうして、お前の生命はもらった、覚悟はいいか!
と聞こえた時に、私はハイと言えたんですね。
ハイと言った時に、一人の平凡な青年だった者が、
運命がコロッと変わってね、今こういうふうに
なって、今もこうやって説き続けているわけ
です。
             (つづく)


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