olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

イケメン武将

2016-03-02 | 3年生
1年生でマンガの面白さを発見した息子ですが、
歴史マンガを借りだしたのは
2年生の時でした。

最初はモーツァルトの伝記マンガだったかな?
少女漫画風な。

作曲家シリーズもあるんですね。
バッハ、シューマン、シューベルトも借りてきていました。

ベートーベンだけは「怖いから嫌だ」と言って
途中でやめていましたねぇ。
なぜかベートーベンだけ黒々とした劇画調で、
そういう絵を初めて見る子どもには
雰囲気が怖かったようです。



次に借りてきたのは
「この3冊で世界の歴史が全てわかる」
みたいなの。

・・・なぜこれ?
と思いました(笑)


3冊で世界史の全てを網羅する
という無茶をしているので
大雑把過ぎてストーリーが分かりづらく、
まぁ、あれで簡単に歴史が分かるとは思えない…
けど、せっぱづまった歴史嫌いの中高生にとっては
ゼロよりマシってことかな。

もちろん、息子も「???」だらけ。
いちいちいろいろ尋ねてくる子どもに
一つ一つ説明するのが大変でした。

その当時の息子のトイレ本棚。
彼の愛読書がよく分かります。
地図もしっかり入ってますねぇ。
…そうなんです、息子、トイレに本を読むのが好きでした。
家族は誰もそんなことしないのですが…


ともかく、それ以降、子どもはどんどん
歴史系マンガ本を
どんどん借りてくるようになりました。

たいてい日本史のもの。
しかも戦国時代が多いです。
圧倒的にそのジャンルのマンガが多いようです。


そして、子どもが持ち帰る本を横から見て、
またしても私はびっくり。

今どきの歴史まんがは
登場人物がみんな驚きのイケメン!

みんなイケメン度を追及し過ぎて
どれもこれも似た顔になり、
誰が誰だか見分けがつかない!
名札つけてくれなきゃ話が分からなくなる。
歳をとっても顔は同じ。
15歳くらいの顔なのに
ホウレイ線一筋で60歳を表現されてもねぇ…


と、私の不満はともかく、
子どもはこうして歴史上の人物や物語を
着々とインプットしていくのですが、
それがみんなイケメン漫画ベースなもので
なんというか…


そのころ、誰だか歴史上の人物の話を
お父さんがしていた時、子どもが
「あーー!ぼく、その人、知ってるよ!
 あのイケメンでしょ?!」

「・・・イケメン???」

なんてこともありました(笑)



んー、放置していいのかな?
と思ったりもしましたが、
まあ、そもそも歴史には脚色や美化、偏りはつきものだし、
大人だって、どれくらい史実に即しているんだか怪しい
小説やドラマに影響されまくるものだし・・・

ま、いいや。

マンガは歴史に興味を持つ第一歩
と気を取り直し、
多少の(多少か?)偏りや美化には片目をつむり
遠目で見守ることにしたのでした。

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