olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

西太后ごっこ

2020-05-17 | 本とか
息子が用意してくれたそうめん。


卵の切り方ひとつで
随分と印象が変わるもんだな、と
変なところに感心した一品。


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コロナ、ありがたいことに落ち着いてきていますね。

学校再開の日が近づき、
それに合わせて習い事の通常レッスンの連絡があり、
延期されていたコンクールの日程が決まり、
そのための特別レッスン日程の連絡があり…

ああ、日常が戻ってくるのだな。

もちろん喜ばしいことなんだけど、
今のゆったりとした日常が
快適で心地よくもあるので、
少し残念な気も。
いやこれは、
コロナによる困難を度外視したうえで、
ホームスクーリングをしたならば
恐らくこんな感じの日常なんだろうなー
という視点からの感想です。
コロナ自粛がないホームスクーリングならば
もっと外出するだろうけど。


こうして休みの終焉が
感じられるようになったせいか、
息子の読書スピードが少しあがりました。
(宿題は放ったらかし。
どうにでもなると思っているらしい。)


実はこの二週間ほど、
家族全員で『蒼穹の昴』シリーズに
ハマっております。

睡眠時間を削って読んだ夫は
一足先に家にある全てを読了し、
『マンチュリアン・リポート』待ち。
たぶん『天子蒙塵』も注文するだろうな…

私は『中原の虹』の2巻。
まだ西太后はご存命です。

息子は『三国志』に時間が取られたので、
少し出遅れ、現在『蒼穹の昴』の3巻。

小説とは別に、
NHKドラマの『蒼穹の昴』も
家族で見ました。

これがまた良かった。

田中裕子さんが西太后役です。
美しく、賢く、威厳があり、
かつ、実は愛らしいという
浅田次郎の描く西太后にぴったりで、
お見事。
中国人俳優陣も、それぞれ
登場人物のイメージにハマっていました。

ストーリーは、小説とは随分違うので、
別物として楽しむべきでしょうね。

原作のあるドラマや映画は
がっかりすることが多いので
基本的に好きではないのだけれど、
でも、このドラマのおかげで、
読むだけでは分からない
仕草、衣装、言葉や生活の雰囲気を
知ることができ、
より一層、身近に感じることができたので、
これは見て良かったと思います。


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全然話は変わりますが、
私は今朝、寝違えてしまって、
首が痛くて動くのに一苦労でした。

そろりそろりと起きてくると、
「だいじょうぶ?」と言いながら
近寄ってくる息子。
口元がニヤけています。


・・・嫌な予感しかしない。


絶対、「良いこと」思いついたに違いない。
息子の「良いこと」とは、即ち、
私にとってはロクなことじゃない。


いそいそと近寄って来た息子は、
上半身を固定させたまま
そろそろと動く私の手を取って、ひとこと、
ホワン タイ ホウ(皇太后)!」。


そうきたか!
上半身が動かせないので、
言われてみれば
ドラマの貴人女性の歩き方に似ていると
言えなくも無い。
こっちは痛くてそれどころじゃないんだけど。


「お散歩の時間でございます(^▽^)
ヌーツァイ(奴才)の手をおつかみください!」。


好き放題の「西太后」ごっこが始まりました。
なかなか座らせてくれない。

痛いっつうねん!

やっと椅子に座ったら、
今度はブラシを持ってきて髪をとかしはじめる。

いらん。
下手くそ過ぎて、
肩に余計な力が入って痛い。

だぁーーーー!
触るなーーー!!

髪の梳かし方が悪かったら
尻叩き50回の刑なんだよ!


という大騒ぎの朝でした。
疲れた。


エセ春児は役に立たなかったけど、
ロキソニン湿布のおかげで、
首と肩、今はだいぶマシです。


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