今朝のこと。
宿題をする前に新聞のスポーツ欄を読もうとして、
「先に宿題しなさい」と私に止められた息子は
感情をこじらせ、
「おなかいっぱいだからご飯食べない！」と
お茶碗（ご飯入り）をランドセルに隠そうして（！）怒られ、
すったもんだの末にようやく食べ始めたものの
一粒ずつ口に入れてイヤイヤ アピールをしているのを
たまたま居合わせたお父さんに怒られ、
べーっと泣いて、わざとらしくトイレで吐く・・・
という幼稚園児並みのこじらせかたをしました。
伏線として、昨日、一昨日も
起きてすぐにスポーツ欄を長々と楽しんだため
宿題が終わらなかったという事実があります。
あー、しんど。
***
さて。
一昨日、昨日の続きです。
ここ２カ月ほど受験算数・理科に向き合ったおかげで、
受験に必要な学習内容と、
息子の到達度および問題点が把握できました。
それを息子に話し、二人で現状とこの先を確認したことで
私の中では決着がついちゃって、やり切った感でいっぱい。
あーあ。早く本番の受験も終わらないかな。
正直言って、もう飽きた・・・。
***
そういうわけで、私としては
先のことを考えたいのです。
キーとなるのは「精神的な幼さ」。
課題と長所を考え、
それに沿った見通しが必要です。
【課題】
息子は、何かにつけ、
「やるべきこと」と「やりたいこと」の
優先順位が逆になり、そのせいで叱られることが多い。
（今朝も、まさにソレ）
「そんな悪いことしないのに、叱られることが多いのは、
順番を間違えているからだよ」
と何度言い聞かせたことか。やれやれ。
先にやるべきことをサッとやってしまえば、
叱られることなく、
自由を心置きなく楽しめるのにねえ。
叱られた後でやり始めるので、
どうしても「やらされている感」でいっぱいになる。
これが一番の問題ですね。
【その裏返しの長所】
「困った面」を反転させると
「良い面」が見えてきます。
「気の赴くままにあちこち寄り道して、
いらんこともいっぱいしながら、
やりたいことを貫き、
楽しんで、のんびりと、自分のペースで成長する」
って、まさに幼児そのもの。
この子は、ある意味
幼児期に片足を突っ込んだままなのかも。
だからこそ、こんなにも知的好奇心が強くて
意欲的になれる、とも言えるし。
この好奇心や自由さは、受験には不向きですが、
効率を無視し、学校の学習範囲を無視し、
決められた宿題を拒否して
自由な勉強を楽しんだからこそ
深い学びができた、とも言える。
受け身の勉強しかできない子より
ずっとポテンシャルが高いかもしれない。
この「良い性質」をつぶさずに、
義務的作業もチャチャッとできるように
なればいいんだけどな。
要はバランスですよね。
***
という息子の性質の長所と短所を踏まえ、
これからの息子の学習に関する指針は
私の脳内で、こんな感じにまとまりつつあります。
（1）彼の自発的な知的好奇心を潰さない。
これが絶対的な最優先事項。
（2）得意分野で、成果を目に見える形にする。
自信をつけるためでもあり、
彼の自由さが気に入らず、頭を抑えようとする人を
黙らせるためでもあります。
とりあえず、小学生のうちに英検3級に挑戦。
特に準備はしないけど・・・。
中学では、歴史検定も3級以上（大学入試レベル）に
挑戦するはずね。
と同時に、世界史にも目を開かせたい。
私も一緒に勉強しよう～。
（3）音楽やバレエ、スポーツに打ち込め！
芸術やスポーツは、
彼の課題を克服するのに最適な分野だと思う。
習い事では、学校の宿題のように
自分にとっては無意味なことを強いられはしない。
必ず「今のきみの課題はこれで、
次の段階に進むために必要な練習はこれ」
と明確な裏付けがあるので、納得できるんです。
幸い、指導者には恵まれています。
練習の仕方、努力の仕方を学び、
どれくらい頑張れば
どのレベルに到達できるのか、
体験的に学んで欲しい。
そのうち、目標も計画も、
自ら考え、実行できるようになれば最高。
（4）苦手科目も、とりあえず困らない学力を保つ。
一応ざっくり中受用の勉強をかじったので、
地元中学では、当面、苦労はしないでしょう。
良かったね(￣∀￣)
その余裕を、好きな勉強に向ければ良いと思う。
教科の取りこぼしは、Z会で防ごう。
ああ。いよいよ中学生だな。
早いなあーーー！！！
