olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

高校、大学について、母の意見を語る

2018-11-21 | 学校とその周辺
そんなこんなで、息子に対し、
高校の音楽科をちょいちょい推している私。

自分の体験談を交えながら、
高校と大学について話したりします。


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進学校なんて、
全国に掃いて捨てるほどあるんだよ。
その点、音楽科はレアな感じだし、
公立高校の授業料でレッスンが受けられるなんて
とってもお得だと思うんだけどなー。

「たしかにね。
 でも、ぼく、大学は違う勉強がしたいな。」

高校の勉強内容と大学は別物だよ。
勉強さえすれば、行きたい大学に行けるよ。


「ぼく、音楽も好きだけどさ、
 勉強も好きなんだよ。
 研究発表とか、してみたいの!
 音楽科でも、普通の勉強もする?」

するよー。
普通科より分量は少ないと思うけど、
教育大の音楽科に行く子だっているだろうし。

研究発表は知らんけど・・・。

まあ、勉強なんて、やろうと思ったら
音楽科であろうがホームスクーリングであろうが、
いつでもどこでもできるよ。

とにかく、お母さんはね、
別に高校3年間をみっちり勉強で潰す必要はないと思うの。

「でもお母さんは進学校だったでしょ?」

たまたまね。
近所だったし、
偏差値的にそこに入れたから入っただけ。
何も考えてなかったよ。

何も考えず
「現役国立四大以外は認めません」みたいな
学校に入っちゃってねぇ。

高校のカリキュラムは、3年間、
受験勉強だけをさせるもの。
高校で全て面倒見てくれるから
塾に行く必要はなかったけど、
とりあえず勉強優先で部活は許されなかったし、
学校は本当に勉強するだけのところだった。
高校には特に思い出も思い入れもないよ。
つまんないでしょ?

(自発的に何かをやろうと思わなかった
 自分の責任でもあるんだけど)

(それに、国立四大に行ったのは
 結果的にとても良かったのだけれど。
 もし公立高校に行ってたら、
  向上心の無い私は、たぶん短大で満足していたはず。)


でね、学校の方針通り、
一応、現役で合格したわけよ。

そしたらね、大学では
浪人して入ってきた人とも同級生になるの。
別の大学から受験し直して来た人がいたり、
一旦働いてから大学に来た人もいたし…
現役ストレートとは違う、イレギュラーな人がいっぱいいたの。

それで気付いたんだよね。
入ってしまえば、現役だろうが浪人だろうがナンだろうが、関係ない

つまんない高校生活を送って現役合格するより、
高校時代の楽しい思い出を持っている浪人生の方が
いいんじゃないかと思ったよ。
イレギュラーな人の方が
学ぶモチベーション高かったと思う。
だからね、大学での勉強は、
したいと思った時にできるものだと思うのよ。

いずれにせよ、中学高校時代に
勉強と同時にスポーツや芸術に打ち込むのは
とっても大切だと思うよ~。

でも、うっかり進学コースに入ったら、
それほどでもない某校でも
みんな、テストやら模試やら宿題やら補習やらで
やたらと締め上げられてるじゃない?
(その割に成果がでてないのが、また問題)

だから音楽コースが魅力的だと思うのよ。
学校で音楽をしっかり教えてもらって、
勉強は好きな事を好きなようにすればいいなんて
魅力的じゃなーい?(^▽^)


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そんな話をチビチビするので、
ちょっとずつその気になりつつある息子。

しかし彼の一番の懸念は、
クラス対抗バレーボール大会
芸術科は弱いんじゃない?
ということ。
絶対負けるよ!と今から悔しがっている(笑)

(その発想がザ・小学生男子

その話をお父さん(同校普通科出身)や
お父さんの高校時代からの友人にすると

「確かになぁ~(笑)
 でも、同期の芸術科で、インターハイ、
 県代表で出たヤツいたよ。
 あと、あいつもサッカー、すごかったなぁ。
 芸術科にもたまにいるんだよ。そういうヤツが。」


おかげで、ちょっと明るい未来が見えた息子。

創作の分野で芸術的センスがあり、
かつ運動能力の高い幼稚園時代の友達を
芸術科美術コース(音楽コースと同クラス)に誘うことで
芸術科の運動レベルを高め、
 バレーボール大会を制する
夢を抱き始めました。



ところが。

あるとき、息子が
「こんなのがある!大変!!」
と叫び、高校のパンフレットを手に駆けてきました。




ソルフェージュ!!!

がーーー!
こんなの授業でするの?!
最悪じゃん!!ひーーー。



青天の霹靂といった面持ちで天を仰ぐ息子。




・・・という話をピアノの先生にすると、

「あ。気付いちゃった?」

(笑)




ま、がんばってねー。


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