olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

今年の絵(夏休みの宿題)

2018-08-27 | 6年生
今日から学校が始まりました。

気持ちの上では「2学期が始まった」なんですが、
2学期制なので、「1学期後半が始まった」が正解。
なーんかスッキリしないな。


まあいいや。


夏休みの宿題のひとつ、絵画について。

去年は「小学校の人物画の描き方を脱する」ということで
写真を見ながら高校球児の絵を描きました。

今年は動物か魚の絵を描くと決めたようです。

で、そのことを
最近水彩画を始めたおばあちゃんに
電話で話したら、

「図書館で水彩画の本、借りておいで。
 描き方を真似したら良い勉強になるわ。」

と言われ、それに素直に従うことにした息子。

ということで、今年の絵画は「模写」です。



描き方の説明通りに作業を進めます。
(マスキング液は無いので、そこはスルー)














途中、描きかけの段階なのに
もうこれでいいような気がしてしまったり、
鹿がハニワのようになったり、
つまづきポイントはありましたが、
去年と比べたら
格段にスムーズに進んだのではないかと。

私が驚いたのは、
鉛筆で「柔らかく薄く描く」ことが
出来るようになっていること。
1年前は、あれだけ苦労したのに!

この1年、何も練習になるようなことはしていないのに
力加減が出来るようになったのは、
成長に伴って、脳と身体が
うまく連携するようになってきたってことですかね。



新しい発見も。

描いている途中で、
色のにじませ方、紙の上での混ざり合い方が
どうやっても本のような質感にならないことに気付き、
「なんか違う-!」不満そうな息子。

調べてみると、
「水彩絵具」と「学校用水彩絵具」は別物
と書いてあって、びっくり。

子どもには透明水彩絵具の扱いは難しいということで、
子供用水彩絵具は「半透明、半不透明」なんですって。
間違えても、重ね塗り(下の色が上に写らない)で修正できるように。

なーんだ。
だからきれいに滲まないんだ!
重ねて塗ったら全体的に暗くなるし、
立体感は損なわれるし、
どんどんマットになっていくし・・・

なんでこうなるのー?
どうしたらいいんだー!

ってなってたんだけど、
絵具の種類が違うんだから、
本の通りにやってもダメなのね。
別の工夫で解決する必要があったみたい。

知らなかった。
(後の祭り)



でも、出来上がってしまえば大満足の息子。

「ぼくは、これでいいと思う!
 学校の先生はこういう絵が嫌いだから
 評価されない
と思うけど、でもいいよ。
 ぼくは満足。」

と言っていました。


ついでに「模写」も評価されないだろうけどね、と
こっそり思う私。

でも。いいのよ。

こういうのは自分の価値観に従って
やりたいことをやればいい。

模写も立派な(というか、必須の)絵の勉強だよね^^

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