あけましておめでとうございます。
昨年末は体調を崩してお休みも多くなりましたが、新年は元気な顔がそろいました。 年明けは、近くの神社に初詣にいったり、七草がゆを食べたり。今年も元気に過ごせるように願いを込めてスタートしました
1月は生活発表会。先月から少しずつ準備をしてきました。たいよう組はANNEXのお友だちとの歌や、わらべ歌、劇遊びをやります。その活動が本格的に始まりました
わらべ歌『かれっこやいて』
かれっこって何かな?かれいというお魚を焼く手遊び歌。わらべ歌は毎日の暮らしの中の遊び歌です。それなら実際にいろいろなものをやいてみよう!ということで、おやつの食パン、おにぎり、おまけで油揚げも焼いてみました。ホットプレートでしたが、焼けてくるといいいおい。「とっくらきゃーして」美味しくなるものを塗って、ホカホカのうちに食べました。「いちごじゃむがいい!」「からいからいぬる!」いろいろなアイディアが出ました。
歌『レッツゴーいいことあるさ』
たいよう組には少し難しいかな?「レッツゴー」だけでも言えるかな?と始めた曲ですが、リハーサルを繰り返すうちに、遊びながら口ずさむようになっていました。歌と言葉の中でさらに驚いたのは、年長さんの「雨にもマケズ」を覚えていたこと。リハーサルで何度か聞いていた長い言葉を、散歩の道々唱えています。面白いなって思ったものは、どんどん吸収していくんですね!
劇遊び『まじょと6にんのこどもたち』
絵本の好きな子どもたち。最近のお気に入りは「ヘンゼルとグレーテル」お菓子の家と魔女が印象的だったようで、絵本を読むたび、子どもたちのごっこ遊びがどんどん広がっておきました。姿の見えないスタッフがいると「まじょにつかまっちゃった!」「たすけにいこう!」「きゅうしょくをピカピカにしてつよくなる!」いろいろな会話が飛び交いみんなの好きなヒーローたちの名前が次々出てきました。たいよう組の劇遊びは、そんな子どもたちの発想を拾いながら作っていきました。
製作活動『おかしのいえ』
ヘンゼルとグレーテルを読むと、「おかしのいえをつくろう!」と子どもたち。大きなダンボールに、お菓子の包装紙を貼ることにしました。テープを一人でカットできるようになりましたよ。もうひとつ、大きな発泡スチロールにお菓子の色を絵の具で塗りました。違う色を使いたくなると「いっしょにつかおう!」と優しい言葉。刷毛を使ったり、ローラーを使ったりしながら「ここがしろいよ!」「ここはぼくにまかせて!」と頼もしい会話も聞こえてきました。みんなで作る楽しさを感じてくれたかな?夕方、窓の外を見上げると、とってもきれいな夕焼け空。絵の具だらけのままみんなで外へ出て空を見ました。「おかしのいえのいろといっしょー」と、大喜びでした。
『焼き芋セット』
枝は梱包紙をねじねじ。おいもは新聞紙にホイルを巻いて。こちらは、あっという間に完成!
遊びから生まれた歌『じゅんばんじゅんばんはいどうぞ』
調理保育の時に、道具の順番を待つ子どもたちが歌い始めた歌です。焼き芋の時にうちわをかわりばんこするときにも自然に歌っていました。劇あそびでも、うちわを持つと歌い始めましたよ。
もう一曲『パンのおみみ』
これは劇遊びの中で生まれた歌です。ひとりが口ずさむとみんなすぐに覚えて歌っていました。ジャンプも出てきて楽しい歌なので、劇のラストに使うことにしました。
自分の気持ちを伝えたい!思いを聞いてもらいたい!おしゃべりが上手になったたいよう組の子どもたち。ひとり一人が意見を持ち、発することを楽しむようになりました。生活発表会に向けての活動の中で、子どもたちの意欲がたくさん発揮されました。思いを受け止めてもらい、それを形にできる楽しさも感じてくれたかな?
さて本番は?
おうちの人に見てもらえる嬉しさ、みんなの前で発表する緊張感。ワクワクとドキドキが入り混じる中、自分でやると決めたことをみんなの前で発表する姿に大きな成長を感じました✨