ちびちゃんの予防接種

昼間Beatから電話がかかってきた。
「今日はYuliの予防接種の日だ。後30分でそっちに行くから用意しておくように。」と。

こっちでは1週間以上前からドクターの予約をしないと予防接種も診察もできない。
ほんと不便。
スイスはドクターが不足している。
つねに予約でいっぱいで若者はあまり病院に行く習慣がない。

とにかく電話の通り仕事中のBeatが優里ちゃんの予防接種のために一度帰宅した。
Beatの運転でドクターまで行って診察室も一緒に入った。
ちなみに病院ではなくドクター。

予約をしているといっても
次の患者さん（小児）がいるのでてきぱきと行われて落ち着かない。
こっちでは予防接種の前に熱を測ることもなく診察もない。
ほんとに大丈夫だろうかと心配になる。
日本とスイスを比較しても
やっぱり日本の育児ってすごくいいと思う。
前にベビーショップでほかのママさんとも話したことあるけれど
みんな育児はそれぞれの考えのもとに行っているので育児方法もバラバラで
日本みたいに病院や保健センターで熱心に育児を教わる習慣もないみたい。

ちなみに診察室でちびちゃんが暴れたために注射針を二回も刺すことになった。
今までみてきたなかでも一番パワフルな赤ちゃんだと言われた。
確かに最近パワフルすぎてオムツ替えにすごく時間がかかる。
服を着せるのも二人ががりでもやっとだし。

体重を量ってもらったら暴れて数値がとまらなかったんだけどだいたい8.4キロあった。
そうして家までBeatに送ってもらい
彼はまた仕事に戻っていった。
なんだかんだいってもスイスってちょっとの間でも何かあると家族の時間を持てるのはいいね。