『時の渚』 笹本稜平

時の渚文藝春秋このアイテムの詳細を見る 書籍名 時の渚 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 笹本稜平 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 文春文庫 　 値段 600-800円 　 感想 ☆☆☆ 『天空への囘廊』が傑作だつたので、笹本稜平の本をもつと讀んでみたいと思つた。 この作品は作者の第２作で『天空への囘廊』の前作にあたり、 第１８囘サントリーミステリー大賞 . . . 本文を読む

『文福茶釜』 黒川博行

文福茶釜文芸春秋このアイテムの詳細を見る 書籍名 文福茶釜 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 黒川博行 　 発行年（西暦） 2002 　 出版者 文春文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆☆ 引續いて黒川博行。 この作品は、古美術に關はる連作短篇集。 「なんでも鑑定團」のお蔭で書畫骨董に興味を持つ人が増えたといふが、 この本を讀めば恐ろしくなること請合ひで . . . 本文を読む

『疫病神』 黒川博行

疫病神新潮社このアイテムの詳細を見る 書籍名 疫病神 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 黒川博行 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 新潮文庫 　 値段 600-800円 　 感想 ☆☆☆☆ このところ、立て續けに黒川博行を讀んでゐる。 この作品も惡い奴らがたくさん出てきて面白い。 主人公の相棒となるやくざの桑原がたいそう魅力的だ。 やはり、やくざは大 . . . 本文を読む

『封印』 黒川博行

封印文芸春秋このアイテムの詳細を見る 書籍名 封印 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 黒川博行 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 文春文庫 　 値段 500-600円 　 感想 ☆☆☆☆ 主人公の酒井は元日本ライト級１位のプロボクサー。 戰績は１７勝２敗。 網膜剥離で若くして引退し、その後はパチンコ屋の釘師をしてゐる。 その仕事を世話してくれた恩人が主人公 . . . 本文を読む

『猿丸幻視行』 井澤元彦

猿丸幻視行講談社このアイテムの詳細を見る 書籍名 猿丸幻視行 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 井澤元彦 　 発行年（西暦） 1997 　 出版者 講談社文庫 　 値段 500-600円 　 感想 ☆☆☆☆ 江戸川亂歩賞受賞作。 久振りに讀み返した。 私が井澤元彦を知つた最初の本。 確か２０年近く前、西宮市立圖書館で借りて讀んだのだつたと思ふ。 あれから文庫本を . . . 本文を読む

『大誘拐』 天藤眞

胸のうちがほんのりと暖かくなる心地がする . . . 本文を読む

『國語入試問題必勝法』 清水義範

国語入試問題必勝法講談社このアイテムの詳細を見る 書籍名 國語入試問題必勝法 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 清水義範 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 講談社文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆☆ 思ひ返してみると、私が清水義範の名前を知つたのは、 ずゐぶん昔に書店でこの本を見掛けた時だつたと思ふ。 當時は購入してまで讀んでみたいとは思はなか . . . 本文を読む

『上州・湯煙列車殺人號』 辻眞先

上州・湯煙列車殺人号光文社このアイテムの詳細を見る 書籍名 上州・湯煙列車殺人號 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 辻眞先 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 光文社文庫 　 値段 500-600円 　 感想 ☆☆☆ トラベルライター瓜生愼が探偵役をつとめるシリーズ。 吾妻線を走るイベント列車「ロマンティックトレイン」取材のため、「大正浪漫號」に乘車し . . . 本文を読む

『北海道・幽靈列車殺人號』 辻眞先

北海道・幽霊列車殺人号光文社このアイテムの詳細を見る 書籍名 北海道・幽靈列車殺人號 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 辻眞先 　 発行年（西暦） 2002 　 出版者 光文社文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆ これはトラベルミステリーの名を借りた「本格推理」である。 すべての謎は論理的に解明される。 ただし、主要な登場人物の一人について、その本名が最後 . . . 本文を読む

『改訂・受驗殺人事件』 辻眞先

改訂・受験殺人事件東京創元社このアイテムの詳細を見る 書籍名 改訂・受驗殺人事件 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 辻眞先 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 創元推理文庫 　 値段 600-800円 　 感想 ☆☆☆ 『假題・中學殺人事件』『盗作・高校殺人事件』に續く、「ポテト＆スーパーシリーズ」第３作。 前２作と同樣、今囘の犯人も意外な犯人である。 タ . . . 本文を読む

『海神の晩餐 』 若竹七海

海神(ネプチューン)の晩餐講談社このアイテムの詳細を見る 書籍名 海神の晩餐 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 若竹七海 　 発行年（西暦） 2000 　 出版者 講談社文庫 　 値段 600-800円 　 感想 ☆☆☆☆ １９１２年のタイタニック號の悲劇がプロローグ。 その２０年後の１９３２年、横濱を出航し、晩香波に向ふ氷川丸が物語の舞臺である。 タイタニック號 . . . 本文を読む

『スクランブル』 若竹七海

スクランブル集英社このアイテムの詳細を見る 書籍名 スクランブル 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 若竹七海 　 発行年（西暦） 2000 　 出版者 集英社文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆ １９９５年１月、結婚披露宴の場で、１５年前の殺人事件の眞相に氣づく。 中高一環教育の女子高校が舞臺。 女子高つて、ほんまにこんなんなんかい！ お～怖～・・・ . . . 本文を読む

『クールキャンデー』 若竹七海

クール・キャンデー祥伝社このアイテムの詳細を見る 書籍名 クールキャンデー 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 若竹七海 　 発行年（西暦） 2000 　 出版者 祥傳社文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆ 兄嫁がストーカーに襲われたショックで７階から飛び降りて重体。 その兄嫁が病院で亡くなったのとほぼ同時刻に、 犯人のストーカーがダンプの前に飛び出して . . . 本文を読む

『デイブレイク』 香納諒一

デイブレイク幻冬舎このアイテムの詳細を見る 書籍名 デイブレイク 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 香納諒一 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 幻冬舍文庫 　 値段 800-1000円 　 感想 ☆☆☆☆ 『幻の女』を讀んで以來の、香納諒一の本。 この作品は『幻の女』に次いで書かれた長篇。 わづか２日間に起こつた出來事が５００頁の長篇に仕立てられてゐる。 . . . 本文を読む

『蕎麥ときしめん』 清水義範

蕎麦ときしめん講談社このアイテムの詳細を見る 書籍名 蕎麥ときしめん 　 カテゴリー ベストセラー　　　 　 著者名 清水義範 　 発行年（西暦） 2004 　 出版者 講談社文庫 　 値段 -500円 　 感想 ☆☆☆☆ 短篇集。 標題作がなんとも面白い。 ここまで名古屋人を茶化して大丈夫なのか、ひと事とはいへ心配になつた。 名古屋生まれの嫁はんに薦めたのだが、どうも途中 . . . 本文を読む