仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

日陰が氣持ちいい ( D80 & 18-50mm )

2007-06-13 09:19:30 | 或る日の柴犬・穗高
7時45分、穗高の散歩に出掛けた。
けふは歩いてゐると汗ばんでくる。
この時間でこれだけ暑さを感じるといふことは、かなり暑い一日になりさうだ。
6時頃には曇つてゐたが、7時過ぎには日が射し始めて、全天の半分ほどは青空になつてゐる。

公園のグラウンドがちやうど空いてゐた。
ボールを持つて來てゐなかつたので、ボール遊びはできない。
穗高は最初、ボールを投げてよ、といふやうに、嫁はんの顏を見上げてゐたが、すぐに諦めて、その邊りの匂ひを嗅ぎ囘り始めた。

あまりに、チンタラとしてゐるので、イライラして、穗高を驚かして強引に走らせた。
脱兎のごとく、走り囘ると、水を飮んで、日陰へ。


<寫眞1>

「ああ、日陰は涼しくて氣持ちがいいなあ」


いつまでも動かうとしない穗高。
聲をかけても見向きもしない。
リードを引つ張つて強引にズルズルと引きずるが、それでもまつたく動じない。
根性の座つたワンコだ。


<寫眞2>

「このリード、なんとかならんもんかな」



<寫眞3>

「何か嗅いだことのある匂ひがする・・・」
それはさうだらう、私がさつきまで座つてゐたのだから。



<寫眞4>

嫁はんの呼びかけには、こんな無邪氣な顏をして振り向く穗高くん。
かういふ表情をされると飼ひ主は弱い・・・



<寫眞5>

私が呼びかけると、耳を背けたりする。
向つて左の耳は外を向いてゐるのがわかる。
いくら私が歸らうと言ひ聞かせても、聞く耳もたぬといふことなのだらう。



<寫眞6>

人が説教してゐる最中に、あくびをするな、あくびを!
「だつて、なんだか氣持ちよくて眠くなつて來たんだもん」





<使用カメラ> : Nikon D80
<使用レンズ> : 「Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO」




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