【2011 交流戰】 ● 阪神 ０－７ ソフトバンク （ヤフードーム） ●久保 ： 杉内の前に手も足も出ず

けふは久保の先發につき、恆例により金本がスタメンから外れた。
さらに、打てさうな氣配のないブラゼル、指の怪我の影響が大きい鳥谷もスタメン落ち。
殘念ながら、城島はまだ先發マスク。
で、打順はこのやうに。

１番・俊介、２番・上本、３番・關本、４番・新井、５番マートン、６番・城島、７番・良太、８番・リンくん、９番・柴田

指名打者にリンくんが起用され、１壘に良太、２壘に關本、ショートに上本、センターに柴田、レフトに俊介。
柴田はこれがプロ初スタメン。
外野守備もこれなら安心して觀てゐられさう。（ライト除く）
これでキャッチャーが藤井になれば、守備は十分に堅くなるのだが。

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杉内に４安打完封負け。
けふの試合を一言で云へば、打線が杉内を攻略出來ぬうちに、久保が堪へきれずに一氣に崩れたといふゲームだつた。
久保が４連打されるシーンといふのは珍しい。

先發の久保と杉内、ともに２囘まではパーフェクト。
どこまで續く投手戰、と固唾を飮んで見守つたのだが・・・
３囘裏、久保が先に捕まり、さらに６囘裏には１つのアウトも取れぬまま２失點して降板。
一方、阪神打線は３囘表に２アウト滿壘のチャンスを迎へるも得點出來ず、その後も杉内の前に手も足も出ず。

結局、阪神のチャンスは３囘表だけ。
先頭の良太がヒットで出壘した場面、リンくんに送りバントをさせる手もあつた。
もちろんリンくんが送りバントを決められる可能性とヒットを打つ可能性を天秤にかけた末の判斷だとは思ふが、ヒットの確率は好打者でも３割。
それを考へれば、送りバントといふのは、１點を取りに行くゲームでは有效な手段だ。
けふのゲームは相手が杉内だけに、たとへ１點でも先に取つておきたかつた。
リンくんファンの私としては、じつは彼の送りバントなんて見たくないのだけれど。。。


これだけ完膚無きまでにやられてしまふと、もはや口にすべき言葉もない。
とにかく、明日、明日！



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３囘表。
阪神が良太、柴田のヒットなどで２アウト滿壘のチャンスを迎へるも、殘念ながら關本が凡退し、先制ならず。
３囘裏。
きのふも活躍した長谷川にソロホームランを打たれて先制された。
５囘裏。
ノーアウト２壘１壘の場面、長谷川、山崎、ムネリンを打ち取り、ピンチ脱出。
６囘裏。
ノーアウト１壘から、内川にセンターオーバーのタイムリー３ベースを打たれ、２失點目。
ノーアウト３壘からカブレラにレフト前タイムリーを打たれ、３失點目。
ノーアウト１壘から小久保にセンター前、ノーアウト２壘１壘。
榎田が登板、多村にレフト前、ノーアウト滿壘から松田にレフト前タイムリーを打たれ、４失點目。
長谷川にセンターへの犧牲フライを打たれ、５失點目。
しかし、榎田は、山崎、ムネリンを空振り三振に打ち取り、ピンチ脱出。
７囘裏。
渡邊亮が登板、内川のタイムリー２ベース、多村のタイムリー内野安打などで２失點し、７失點目。
９囘表。
俊介が内野安打で出壘するも、代打・鳥谷の併殺打で走者なしに。
２アウトから關本がレフト前ヒット。