仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【2011 公式戰】 延長10囘サヨナラ勝ち! ○ 阪神 3x-2 讀賣 (甲子園)

2011-04-19 22:11:20 | 阪神タイガース
延長10囘、良太がサヨナラ打!
2アウト滿壘のチャンスに良太がやつてくれた!
ああ、TVで見たかつたなあ・・・

けふの中繼は關西テレビ。
こんな好ゲームを20時50分で打ち切りよつた。
カンテ~レやのうて、アカンタ~レや。

先發の能見の出來は素晴らしかつた。
なんと7者連續奪三振!
これは阪神の球團タイ記録だとか。
江夏の9者連續奪三振はオールスターゲームだつたから、公式記録ぢやないといふことらしい。
ちなみに、能見の前は江夏で、その前は村山で、その前は小山だとか。
能見、スゲエ・・・


初囘に阪神はブラゼルのタイムリーで先制。
能見の好投で6囘までそのリードを保つたが、7囘表にラミレスのタイムリーで同點。
7囘裏にはリンくんの犧牲フライで2-1とリード。
8囘表、能見から小林宏に代はり、坂本のタイムリーで2-2の同點に追ひつかれてしまつた。
9囘表、球兒が2四球を出したものの、抑へてくれた。
そして10囘裏、2アウト滿壘の場面で良太がサヨナラヒット!


この試合、やはり城島のキャッチングがキーポイントだつたやうに思ふ。
7囘表にラミレスにタイムリーを打たれた時に、解説の江本氏が云つてゐた。
「やはり、あそこはフォークをワンバウンドさせないと」
確かにその前の球はフォークをワンバウンドさせて空振りさせてゐたが、その時の城島のキャッチングは見てゐて怖かつた。
投げる投手は、たぶん私たち以上に怖かつたのではないだらうか。
3壘に走者がゐるので、後逸されたら1點取られてしまふのだ。
能見としてもワンバウンドのフォークを投げるのは怖かつただらう。
結果として外角低めのフォークを打たれてしまつた。
8囘表にしてもさうだ。
2アウト1壘の場面でカウント2-2から龜井に投げたワンバウンドのフォークを城島が後逸して2アウト2壘。
次の坂本には高めに浮いたフォークを打たれてしまつた。
小林宏はフォークが生命線の投手。
ワンバウンドするフォークを後逸されるやうでは、腕を振つてフォークを投げられない。

といふことで提言。
小林宏が投げる場面からは、キャッチャーを藤井に代へよう。
いまの城島では小林宏が本領を發揮できないだらう。


傳統の一戰の今季最初の試合。
この緊迫した試合を勝つたのは大きな勝ちがある。
これでこのシリーズ、勝ち越しに王手をかけた。
ここで勝ち越せば、今季は、讀賣なにするものぞといふ氣構へが出來る。
あしたも勝つて、とつとと勝ち越しを決めてしまはう!




勝利投手 [ 阪神 ] 久保田(1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 巨人 ] 久保(0勝1敗0S)

バッテリー
巨人バッテリー 東野 、ロメロ 、久保 、山口 - 鶴岡 、加藤
阪神バッテリー 能見 、小林宏 、藤川 、久保田 - 城島

スコアプレー
1回裏 ブラゼル ランナー1,2塁からレフトへの先制タイムリーヒット! 神1-0巨 1,3塁
神 1 - 0 巨
7回表 ラミレス 2アウト3塁の3-2から同点のタイムリーヒット! 神1-1巨 1塁
神 1 - 1 巨
7回裏 林 ランナーフルベースの1-0からレフトへの犠牲フライを放つ
神 2 - 1 巨
7回裏 阪神勝ち越し! 神2-1巨 2アウト1,2塁

8回表 坂本 2アウト1,2塁の1-0からレフトへの同点タイムリーヒット! 神2-2巨 1,2塁
神 2 - 2 巨
10回裏 新井良 ランナーフルベースの1-1からライトへのタイムリーヒットで阪神サヨナラ勝ち! 神3-2巨 ゲームセット
神 3 - 2 巨




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4 コメント

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Unknown (拉麺)
2011-04-19 22:59:53
KKKK雨KK雨雨KK雨KK

トリプルKも大変ですね。
でもこう言う緊迫した場面を抑えてこそ一流のストッパー・セットアッパーですから。
今日はいい演出ができたんで、まあよかったんじゃないでしょうか。
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今年も (仙丈)
2011-04-20 00:26:20
勝ちパターンの3人には頑張つて貰はないといけませんが、僅少差のビハインドで投げる投手にも頑張つて欲しいですね。
ここ數年、さういふ投手がなかなか活躍しませんでしたので。

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Unknown (ゲコゲコ)
2011-04-20 00:41:09
先日はテレビ中継の解説で、今日はラジオ中継の解説で、あの矢野元阪神捕手さんが言ってました。
「城島は膝が降りていない、だからボールを止めれない。でも、後ろに逸らすことを恐れて、フォークボールなどの落ちるボールのサインを出さないということはダメだ。恐れずにサインを出すべきだ。ピッチャーもキャッチャーが後逸することを恐れて投げているようではダメだ。恐れずにしっかり腕を振って投げなければダメだ。今日はそれが出来ているように見えるから良い」と。
能見がラミレスに打たれた球は、もうボール1個分低く行っていればねえ。
城島の膝が降りないのは、故障のせいでしょうか? ならば勝負所でキャッチャー交代もありですね。
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ゲコゲコさん (仙丈)
2011-04-20 01:21:47
矢野氏の解説、さすがに名捕手だつただけに的確ですね。
けふのゲーム、能見にしても小林宏にしても、城島にフォークを投げるのが怖くなるのではないかと・・・
小林宏が龜井に投げたフォークを城島が後逸したことで、小林宏が坂本に投げたフォークが高めに浮いたのではないかと思ひました。
ワンバウンドを止めて貰へないと、フォークを投げる時に腕が縮こまつてしまふのではないかと思ひます。
思ひきつたフォークを投げられない小林宏なんて、セットアッパーとして活躍できるとは思へません。
小林宏が登板したら藤井を起用するはうが良いのではないかと思ふのです。


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