阪神２－０西武/ 檜山が均衡を破るタイムリー！今季初の首位に！

阪神の江草と西武の西口、兩軍の先發投手が投手戰を繰り廣げた。
特に西口は７囘まで、タイガース打線を濱中と片岡のヒット２本に押さへ込んでゐた。

この均衡が破れたのは８囘表。
先頭の赤星が四球を選んで出壘すると、續く檜山が２－３のフルカウントから左中間を破る２ベースヒット。
スタートを切つてゐた赤星は難なくホームインして１點先取。
さらにシーツが際どいボールを見極めてフォアボールで２壘１壘。
４番金本が初球をセンター前にタイムリーで２點目。

西口がタイガース打線に許したヒットはわづかに４本。
そのうち２本が８囘で、それが２失點となつた。
一方の江草は７囘イニングで被安打５。
しかし要所を締めて無失點。
フォアボールとヒットが絡むと２本のヒットでも２點が取れる。
正直云つて、７囘までの西口の投球を見てゐるとけふもダメかと思つた。
それほどにけふの西口は良かつた。
野球には、やはり流れと云ふものがあるのだらう。
赤星にフォアボールを出したところで、流れが變はつたのかもしれない。
そして、その流れをタイガースはしつかりと自分のものにしたといふことなのだらう。

８囘は藤川。
９囘は久保田。
あとはタイガースの誇るリリーフ陣がしつかりと押さへてくれた。


【勝利投手】　江草 5勝2敗
【敗戦投手】　西口 3勝6敗 【セーブ投手】　久保田 3勝2敗10S
【本塁打】

【継投】
阪神：江草 → 藤川 → 久保田
西武：西口 → 星野


タイガース今季通算成績：２７勝１７敗１分 （殘１０１試合）
タイガース交流戰成績：１０勝５敗（殘り２１試合）


＜追記＞
ロッテがＧに勝つた！
お蔭で、タイガースが今季初の首位に！
ありがたうロッテさん。
ロッテを應援した甲斐があつた！