横綱・白鵬が横綱・朝青龍を上手投げで破り、全勝優勝を決めた。
きのふ、優勝は決つてゐたが、「明日もありますから」と云つてゐた白鵬、やはり朝青龍に負けるわけにはいかなかつたのだらう。
仕切りの時から、兩者の睨み合ひで、氣魄が傳はつてきた。
立合ひ、朝青龍が先に左の上手をとり、有利な體勢。
しかも、朝青龍は頭をつけて、さらに有利な體勢となつた。
しかし、例によつて白鵬は慌てない。
右の下手を離してハズにして朝青龍のからだを起こし、左の上手をとつた。
胸をあはせて、がつぷり四つに組んだ時點で、もう白鵬が勝つと思つた。
最後は、また右の下手を離して右ハズの状態から、ポンと朝青龍の背中を叩いてタイミングを取つて、左からの下手投げ。
これが強烈な投げで、朝青龍はゴロリと背中を土俵につけて1囘點。
白鵬の強さを改めて見せつけられた一番だつた。
これで、白鵬は年間86勝を達成。
これまでの記録が朝青龍の84勝、その次が北の湖の82勝だから、この86勝がいかに凄い記録であるかがわかる。
これから先、この記録を破る横綱が現はれるのだらうか。
解説の舞の海氏は、
「この記録を破るのは白鵬本人ぢやないですかね」
と云つてゐたが、そんな氣もする。
大關・魁皇は大關・琴光喜に勝つて、8勝7敗と勝ち越し。
立合ひに、右に變つて、右腕で琴光喜の左腕を抱へると、そのまま得意の小手投げ。
まさに狙ひすました小手投げだつた。
これで魁皇は幕内通算806勝、千代の富士の807勝まであと1勝とした。
早ければ來場所初日に竝び、2日目には808勝の新記録達成となる。
長い相撲人生の終りが近づいてゐるだけに、記録達成はさせてやりたい。
稽古中に怪我なんかするなよ!
きのふ、優勝は決つてゐたが、「明日もありますから」と云つてゐた白鵬、やはり朝青龍に負けるわけにはいかなかつたのだらう。
仕切りの時から、兩者の睨み合ひで、氣魄が傳はつてきた。
立合ひ、朝青龍が先に左の上手をとり、有利な體勢。
しかも、朝青龍は頭をつけて、さらに有利な體勢となつた。
しかし、例によつて白鵬は慌てない。
右の下手を離してハズにして朝青龍のからだを起こし、左の上手をとつた。
胸をあはせて、がつぷり四つに組んだ時點で、もう白鵬が勝つと思つた。
最後は、また右の下手を離して右ハズの状態から、ポンと朝青龍の背中を叩いてタイミングを取つて、左からの下手投げ。
これが強烈な投げで、朝青龍はゴロリと背中を土俵につけて1囘點。
白鵬の強さを改めて見せつけられた一番だつた。
これで、白鵬は年間86勝を達成。
これまでの記録が朝青龍の84勝、その次が北の湖の82勝だから、この86勝がいかに凄い記録であるかがわかる。
これから先、この記録を破る横綱が現はれるのだらうか。
解説の舞の海氏は、
「この記録を破るのは白鵬本人ぢやないですかね」
と云つてゐたが、そんな氣もする。
大關・魁皇は大關・琴光喜に勝つて、8勝7敗と勝ち越し。
立合ひに、右に變つて、右腕で琴光喜の左腕を抱へると、そのまま得意の小手投げ。
まさに狙ひすました小手投げだつた。
これで魁皇は幕内通算806勝、千代の富士の807勝まであと1勝とした。
早ければ來場所初日に竝び、2日目には808勝の新記録達成となる。
長い相撲人生の終りが近づいてゐるだけに、記録達成はさせてやりたい。
稽古中に怪我なんかするなよ!
一方、朝青龍がバタバタっと連敗しちゃいました。一敗すると脆い感じですね。
ほんたうに強い!
いよいよ白鵬時代が到來したやうですね。