仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【仕事搜し】 新春早々ハローワーク

2010-01-07 11:48:57 | 再就職記
新春早々にハローワーク通ひ。
けふは第2囘認定日。

10時からの受付だつたが、9時40分に着いた。
窓口は人で溢れ返つてゐる。
前囘は窓口前のベンチに空席があつたが、けふは空席がなく立つて待つてゐる人が10數人。
何事ならんと思つたら、年末年始の關係で2グループ一緒に受け付けてゐるといふ館内放送が流れた。
私は「木-3」といふグループなのだが、「木-2」といふグループも來てゐるらしく受付ボックスが2グループ分設置されてゐた。

いつもは30分單位で受付してゐるため、受付ボックスは時間ごとに2つ設置してあり、9時40分に着いても「10:00-10:30」のボックスに入れなくてはならない。
けふは「木-3」のためのボックスはひとつしかなかつたので、おそらく早く來た順番に受け付けてくれたのだらう。
人の多さに、どれだけ待たされるのだらうと不安だつたが、30分ほどで名前を呼ばれた。
早く着いておいて良かつた。

歸りに、「求人檢索」をしておかうと思つたのだが、こちらは20數人待ち。
ひとりが30分間使へるので、20數人が待つてゐるとなると、使へるまでにどれだけ待つことになるか見當がつかない。
次囘認定日までの認定期間内に、1社面接があり、再就職支援エージェントとの職業相談も1囘あるため、「求人檢索」をしなくても認定條件は滿たす筈。
なので、今囘は「求人檢索」をパスした。


ところで、ハローワークの駐車場の前の道路が、駐車場が空くのを待つてゐるクルマの行列で一杯になつてゐた。
駐車場は台數に限りがあるので公共交通機關で來所するやうにといふ説明をされた筈。
にもかかはらずクルマで來るといふのは、からだに障害でもあるのかと、クルマのウィンドウからそれとなく運轉してゐる人を見たのだが、さういふことでもないらしい。
最寄り驛から15分歩くのがイヤなんだらうな、きつと。
それとも自宅が阪急沿線にないのかな。

いづれにしても、失業してゐてもクルマには乘つてゐるわけだ。
私も他人のことはいへないが、もはやクルマは生活の必需品といふことなのだらう。
なんだか、失業者にたいして私がかつて抱いてゐたイメージと、いまの失業者の實態は違つてゐるやうだ。
食べてゆくのも精一杯といふ人は思つたほど多くはないのかもしれない。



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2 コメント

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吉岡家一同おとうさんさま (仙丈)
2010-01-08 21:53:38
日本は何だかんだ云つても、「一億總中流」と云ふか、格差の小さな社會なのではないかと思ひます。
私が云ふのも問題ありですが、失業者でもクルマを維持できてゐると云ふのが微妙に凄い。
と云つて、私としては雇用保險が打ち切られたら困るのですが・・・

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優雅な失業生活なのでしょうか? (吉岡家一同おとうさん)
2010-01-08 20:27:18
私は公務員や大学教員という、それなりに安定した仕事を50歳の年まで続けていますが、国内では自動車を持ったこともありませんし、古い25インチの地デジ非対応のテレビを一家で見ていたりします。
このエントリーを拝見して、私も古くてカギカッコつきの「失業者のイメージ」を改めさせられました。どこまで手厚い施策が必要なのか、疑問に感じている人もいるのかもしれません。
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