１月１８日（金）

朝８時半過ぎに家を出て、嫁はんと一緒に人間ドックを受診して來た。

例年は８月から９月にかけて受診してゐるのだが、昨年はそれどころではなかつた。
やうやく、いまになつて受診できた。

１０時からスタートし、終つたのは１時前。
いつもなら１時間半で終るのに、けふは３時間近くかかつた。
嫁はんは１２時過ぎには終つてゐたさうなので、４５分ほど待つてゐてくれたことになる。

新大阪にあるこの施設は、檢査が終ると食事券をくれる。
ひとり１千５００円。
ふたりで隣にあるホテルに行き、中華料理とワインで豪華なひるご飯。
年に１度の贅澤なランチだ。
ふたりで５千円ほど。
おいしい食事とワインで倖せな氣分になれた。

自宅に歸りつゐたのは３時過ぎ。
タクシーで家の前に着いたら、穗高くんがフェンスに前肢をかけて、こちらのはうを見下ろしてゐた。
彼は近視だから、私たちが見えるわけではないし、まだタクシーの中だつたからその中に私たちがゐることもわからない筈だ。
それでも期待に充ちた眼差しでこちらを見つめてゐる穗高を見ると、なんだかとてもいぢらしい。
タクシーから降りるやいなや、ちぎれんばかりに尻尾をふる穗高。
じつに愛しいヤツだ。（18:39）