【昔の手帳から】 ９月３０日 （80年：二輪學科合格）

【１９８０年】（１囘生）

中型二輪 學科 合格！
免許は１４日の豫定

火曜日。
５月１９日 に教習所に入り、 ６月１１日 に卒檢落第、 ６月１３日 に卒檢合格、９月２９日學科不合格、９月３０日學科合格。
私の場合、試驗は２度目に合格することになつてゐる。
駿台然り、大學入試然り、原付免許然り、二輪卒檢然り、二輪學科然り、ついでにいへば後年の宅建然り。
免許證の交付は１０月１４日の豫定。
單車は何にしようかと、わくわくしてバイク雜誌を讀んでゐた。



【１９８１年】（２囘生）

漢文學（つる） 16:10-17:00 (A221)
塾
交通費 （160+480）×8＝￥5,120

水曜日。
漢文學の試驗、受けた記憶がない。
そもそも、水曜日は17時から枚方の塾で授業を持つてゐるので、受けられる筈がない。
そもそも×２、この講座、登録したことすら覺えてないし・・・

枚方の塾に教へに行く交通費を計算してゐる。



【１９８２年】（３囘生）

Ｅ皆見 試驗
９月分交通費 ￥170×9＝￥1,530 領收10/12

木曜日。
英語（皆見）の試驗があつたやうだ。
果して結果やいかに。

塾への交通費を計算してゐる。
前年の計算とえらく違つて、妙に安いのはなぜ？
１０月１２日にこの交通費を受け取つてゐるやうだ。



【１９８３年】（４囘生）

ＤＤ下村 テスト 10:40～ (A211)
下村ＯＫ！
クライバー／ベートーヴェン：Sym.７
ミケランジェリ／ブラームス：バラードOp.10
Ｈに手紙
麻雀 －￥100 點３／２囘
就寢5:00am

金曜日。
ドイツ語中級（ＤＤ）の試驗。
前夜から朝まで眠らず、ひたすら勉強した（らしい）甲斐あつて、通ることを確信したらしい。
「下村ＯＫ！」と書かれた文字が力強く踊つてゐる。
よかつたな、２３歳の自分。

この日、レコードを２枚買つてゐる。
クライバー指揮ウィーンフィルのベト７とミケランジェリのブラームス（バラードOp.10）。
クライバーの、強靱さを祕めたしなやかさがくつきりとした輪郭で描きだす疾風怒濤。
ミケランジェリの、精妙なピアノの響き。
どちらも私の中での聽きたい演奏リストの上位にランクされてゐた。

Ｈに手紙を書いた。
何を書いたか定かではないが、おそらく ２３日にＨの家を訪れた時 のことに關係してゐるのだらう。
父君との關係を修復する機會を作つてくれたことに對する感謝の氣持ちもあつたかもしれない。

麻雀をしてゐる。
わづか半莊２囘しかしてゐないのに、寢たのが朝の５時？
いつたい、どういふことなのか、いまとなつてはよくわからない。

	ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》&7番
	ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クライバー(カルロス)
	ユニバーサル ミュージック クラシック

	ブラームス: 4つのバラード集 / シューベル: ピアノ・ソナタ第4番 / ベ ートーヴェン: 同第4番
	ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ)
	ポリドール