仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【關西學生アメリカンフットボール】 ● 京都大 0-10 立命館

2011-10-30 17:49:00 | Sports
いや、京大ディフェンスが素晴らしかつた。
前節の龍谷戰 で28點も取られたので、立命には50點くらゐ取られるんぢやないかと思つてゐた。
その立命を10點に抑へたのだから、京大ディフェンスは大健鬪だ。

第2Qの途中で立命をゼロで抑へてゐるとの情報に接し、急遽ネット配信されてゐる實況映像で觀戰。
第2Q終盤にFGを決められて3點を失つたものの、立命相手に前半3點のビハインドといふのは信じられない大健鬪だ。
なにせ、神戸大からは78點、甲南大からは70點、京大が完封された同志社から51點も取つた立命オフェンスが相手。
私が50點取られると思つたのも無理はないといふものだ。

後半に入つてからもディフェンスは頑張つた。
第3QにTDを決められて7點取られたものの、その後は得點を許さず、結局10點で抑へた。
この試合に關しては、かつてのディフェンスの強い京大が甦へつたやうな感じすらした。

しかし、殘念ながらオフェンスが弱い。
立命のディフェンスが強力だといふことを差し引いても、オフェンスラインが弱いと思ふ。
ラインが押込まれるから、QBにプレッシャーがかかり、パスの精度が落ちてゐるやうに思へる。
また、オフェンスの基本プレーである中央へのランプレーがことごとく潰されてしまふ。
あまりに進まないので、見せプレーにすら使へない。
さうなると、相手ディフェンスは中央のランプレーをケアする度合を減らして、その分他のプレーへのケアに振り分けることが出來る。
その結果として、オフェンスのプレーがデザイン通りに進まなくなつてしまふ。
まあ、いまさらOLのサイズを嘆いてゐても仕方がない。
いまの戰力を最大限に活かして、いまのチームに出來る最良のプレーをするしかない。
ディフェンスがこれほど健鬪してゐるのだから、オフェンスも頑張つてくれと願ふ。


次の試合は、11月13日の關西學院大戰。
傳統の京關戰(關京戰ともいふ)だ。
勝てる可能性は限りなく低いが、傳統の一戰に相應しい好ゲームを期待する。

そして、その次の試合は11月27日の關西大戰。
きのふの關西學院大とのゲームではFGによる3點しか得點出來てゐない。
どうも今年の關西大學はいまひとつのやうな氣がする。
だとすれば、京大にとつて、最終戰で3強の一角を崩すチャンスかもしれない。





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