１月２８日（月）

けふからまた１週間が始まる。
ただでさへブルーになりがちな月曜日。
けふは午後から、全國會議があるので、スーツ着用を義務付けられてゐる。
この寒さをスーツ姿で如何に乘り切るか。
分厚い下着を着込んで、カッターシャツの上にセーターを着て。
さてスーツの上に何を着ようか？
以前の私であれば、革のコートを着ていくところだが、いまの私は異常なまでに寒さに弱い。
革のコートは防風性はあるが防寒には役立たない。
いつそ、パタゴニアのダスパーカでも着ていくか・・・
スーツには似合はないが、仕方あるまい。

着替に時間がかかるのは豫想がつく。
ネクタイを締めるのは２年振りかな？
きつと何度もやりなほすことになるだらう。
７時半までには起きてゐたい。
となると１時半には眠つてしまはなくては・・・
いまから眠劑をビールで流し込めば、なんとかなるかな？（1:00）

１時２０分、ＰＣの電源を落し、眠劑を飮み、シュラフにくるまつたのが１時３０分。
何を聽かうかと少し考へてから、ポリーニのベートーヴェンにした。
ピアノソナタ２７番。
後期の曲の中で一番、こぢんまりとして、リリカルな感じのする曲。
リヒテルが愛演してゐた曲だ。
２樂章構成で所要時間は12分前後。
アパッショナータと違つて、こちらはポリーニの硬質な音で聽くと、いささか興醒めな思ひがした。
眠つたのは２時頃。
いちど６時頃に目が醒めたが、眠り直して、次に目覺めたのが７時。
１０分ほどシュラフのなかで躊躇してから起き出した。
いま嫁はんは穗高を散歩に連れ出したところ。
彼らが歸つてくるまで、朝食はお預け。（07:30）

午後１時から、リーガロイヤルホテル近くの會議場で全國會議。
當初の豫定では６時半にプログラムが終了し、７時から懇親會。
私は懇親會には出られないと思つてゐたが、會議だけは最後までゐるつもりだつた。
ところが、ゲストの話がとても退屈で、途中からひどい頭痛。
６時２０分で會場から逃出してしまつた。
雨が降つてゐて、ロイヤルからタクシーで阪急梅田まで。
歸宅したのは７時５０分。
まだ今ごろは懇親會が續いてゐることだらう。
それにしても、あおのゲストはひどかつた。
テーマは「トヨタの人材育成」だつたのに、最初の４０分間は業務改善の話に終始した。
私の周圍からも失笑が起つてゐた。（20:05）