【昔の手帳から】 ３月５日 （80年：２次試験２日目）

【１９８０年】（浪人）

入試２次。英語

志望大學の２次試驗、２日目。
得意の英語。
當初の豫定では、７割出來れば合格ラインに屆く筈だつたが、前日の數學が出來なかつたため、８割以上出來ないと嚴しい状況になつてゐた。
底意地の惡い問題だつたら苦しんだところだつたが、幸ひたいへんオーソドックスな問題だつた。
問題の詳細はもちろん覺えてゐないが、長文讀解も英作文もさほど苦勞する内容ではなかつたやうに記憶してゐる。
解答できなかつた問題はなかつたので、部分的に減點されたとしても、８割は出來たと思ふ。
結果として入學出來たのだから、おそらくこの推測は間違つてはゐないだらう。
ただし、この時點では、合格ラインぎりぎりといふ感觸だつたので、もしかしたらダメかもしれないと思つてゐた。




【１９８１年】（１囘生）

歸省。クサカに聯絡のこと

ずゐぶん早く歸省してゐるものだ。
調べてみたら、後期試驗は２月の上旬であつた。
大學入試が３月初旬なのだから、あたりまへといへばあたりまへだ。
クサカはＣ高山岳部の同期。
彼も１浪してゐるので１囘生。
なぜ彼に聯絡をとらうとしてゐたのかはわからない。
ただ、Ｃ高山岳部の春山合宿計畫が無謀なものだつたので、それをやめさせる爲にＣ高に行かうとしてゐたらしい。
もしかするとクサカを誘はうと考へたのかもしれない。




【１９８４年】（４囘生）

眠れぬ

手帳にぽつりと書かれてゐた。
理由は３月３日の 失戀確定事件