8日の産経新聞夕刊が、アル・ゴア主演&著作の『不都合な真実』が日本でも静かな反響と報じていた。
先のアカデミー最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画は、人気が広がり上映期間の延長をするそうだ。4月以降は上映映画館の拡大も決定された。配給元のUPI映画関西支社は「予想外のヒットで、当初予定の3倍に達し、さらに超える勢いである」と見通している。
一方、ランダムハウス講談社の『不都合な真実』(訳:枝廣淳子)も1月初旬に出版されて2月末には15万部を突破し、増刷体制に入っているとのこと。同書の購入層は7割が男性で、30~40代のビジネスマンが中心であると、ランダムハウス講談社では分析している。これからの日本を担う若年層が環境問題への関心を高め、「不都合な真実」に目を背け、党利党略や重箱の隅をほじくって悦に入ってる政治・行政への圧力となることを期待したい。
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