きみたちの未来

「私一人ぐらい…」という考えはやめよう。それを世界中の人がすれば、一発で地球はだめになる。坪田愛華ちゃんの語録から

春はそこまで

2006-01-31 21:56:18 | 地球環境
 朝から細かい絹糸のような雨が降る。寒さも和らぎ山も川も草も木も、春待ちの風情を湛(タタ)えている。光陰矢の如しとはよくいったもので、一月も今日で終わる。正月早々、人の世はいろいろあったけれど、何事もなかったかのように時は過ぎゆく。  さて、新年を迎えたときの活気凛々とした意気込みも、この頃になるとスッカリ色褪せて怠惰なときを過ごしていることに気がづく。仕事帰りに立ち寄った書店には、マネーゲーム . . . 本文を読む

神に祈ったか

2006-01-30 22:10:09 | 爺さんの辻説法
 29日、2006大阪国際女子マラソンでケニアのママさん選手 キャサリン・ヌレデバ選手(33)が2時間25分5秒で優勝した。彼女は「思ったほどタイムは出せなかったけど、神様のおかげで勝てた」と語っている。ヌレデバの追い込みに屈した二位の小幡佳代子は「(両脚の筋肉痛が)心地よい痛み。いい結果でよかった」とレースを振り返る。  “神様のおかげ”といえば、あの東京オリンピックのマラソンで優勝した裸足の . . . 本文を読む

何のために生きるのか04

2006-01-29 22:01:38 | 爺さんの辻説法
 二歳年下の従兄弟が正月明けから体調をくずし、入院した。検査の結果、どうやら胃ガンらしい。以前なら「ガン」は死病と恐れられていたが医療技術の進歩により、本人への告知も当たり前のようになっているようだ。とは言え、本人の精神状態は不安と心配で落ち着かないだろうと気がかりではあるが、まだ見舞いに行っていないので詳しいことはわからない。  従兄弟は家業を引き継ぎ、誠実そのものの人柄でコツコツと地道に商 . . . 本文を読む

何のために生きるのか03

2006-01-28 21:43:45 | 爺さんの辻説法
   数日前、朝の目覚めのひと時に、まだ夢から覚めずぼんやりとした頭の中を「人は、何のために生きるのか」という命題(ことば)が駆け巡った。いま、五木寛之・稲盛和夫共著『何のために生きるのか』(致知出版刊)がベストセラーになっているが、その影響だろうか。大手本屋の店頭に『何のために生きるのか』が平積みされているのをみると、この人生の生きざまを大衆が模索しはじめたのかなぁと考えたりするが、その出版記念 . . . 本文を読む

朝のひとときに

2006-01-27 22:36:08 | 爺さんの辻説法
 このところ寒いのは相変わらずだが、夜明けが早くなってきた。朝のひととき、ホットコーヒーを飲みながら朝刊に眼を通すことが永年の習慣となっていた。だが、今朝も「京大生 元 アメフット部員3人を逮捕」とか「一夫多妻男を逮捕」などネガティブな活字と記事が社会面のほぼ全面を覆っており、もちろん見出しだけで記事を詳細に読みはしないが、この国の道徳や倫理観はいつの間にか失われてしまったような錯覚をしてしった。 . . . 本文を読む