復讐心を燃やすロシア、依然、内政の改まらない韓国、内政改革に踏み出せない清国、それにフィリピンを占領する一方で対日警戒感強めるアメリカなど、日露戦争以降の日本は自衛が最大の課題となる。それを見落としているのが司馬史観である。 . . . 本文を読む
下総(千葉県)香取郡の長部村は明和年間(1764〜71)には四十軒ほどの農家があったが、つぎつぎにつぶれる百姓がふえてきて、天保元年(1830)には二十二軒に減ってしまい、しかもそのうちの二十一軒までは農業専業ではやっていけずに木挽(こびき)で賃金をかせがねばならない始末だった。 . . . 本文を読む
いかに寿命が延びても、長いこと寝たきりになったりした場合、人生の第四コーナーを充実させるのはかなり難しくなる。人生のゴール直前まで、健康を維持し、ぽっくり苦しまずに死を迎える。ピンピンコロリ(PPK)こそ誰もが望む生き方である。日本の各地のぽっくり寺が盛況なのも、PPKを望む人が多いことを端的に示す現象なのだろう。 . . . 本文を読む
わからなかったら、うちへ帰って鏡を見て笑って見ろ。おかしくも何ともなくてもいいから、誰もいないところで、人がいたら変な人だと思われるから。鏡に映して、へへへへ、ウフフフ、とい笑って見ろ。どんなお多福でも、笑い顔は憎いものじゃありません。 . . . 本文を読む
北朝鮮核武装の究極とも呼べるこの危機とは北が小型化、軽量化に成功した核弾頭をノドンやムスダンという弾道ミサイルに装備するという事態である。このところ米国でも日本でも、北朝鮮といえば、金正日総書記の死と指導者の交代にすっかり関心を奪われた感じのようだ。安全保障上の最大の新展開がひたひたと接近していることの指摘は少ない。 . . . 本文を読む
その後まもなくユーゴの大統領になるチトーは、まず初めに見境いなく、この地方の住人だったイタリア人を拉致し、あの地方には数多い、山中に深く切られた崖穴のそばまで連行する。そして鉄の鎖でつないだこの人びとの最初の二人に銃弾を撃ちこんで穴に突き落とせば、つながれた他の人々も自動的に落ちていく、というやり方で殺したのである。 . . . 本文を読む
人間学を学ぶメルマガ『こころは超臨界』今週1週間分のハイライトを紹介しています。 . . . 本文を読む
太陽は、見返りを求めない。ひたすらエネルギーを放射し、地上の生命を生かしている。教師も太陽のようでありたい。ニーチェは、こう言う。「見よ、わたしはいまわたしの知恵の過剰に飽きた、蜜蜂があまりに多くの蜜を集めたように、わたしはわたしにさし伸べられるもろもろの手を必要とする。わたしはわたしの所有するものを贈り与え、分かち与えよう」(前出『ツァラトゥストラ』)。 . . . 本文を読む
これは、アラムハラドが用意していた答えよりももっと奥の深い答えであった。アラムハラドは目をつぶった。目をつぶった暗闇の中では、青い火が燃え、黄金の葉を持った立派な樹木がぞろっと並んで梢(こずえ)をならしているように想像した。教師のアルムハラドの方がインスパイアされた(霊感を吹き込まれた)のだ。 . . . 本文を読む
太陽は地球の周りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているという地動説(ちどうせつ)を提唱し、中世ヨーロッパの常識を百八十度転換した科学者・コペルニクス。彼の偉業(いぎょう)にも匹敵(ひってき)する近年の脳科学の発見とは、「成功したら幸せになるのではなく、幸せになれば成功する」ということです。 . . . 本文を読む
いま、僅(わず)かな放射線量の変化でも大きな騒ぎになるような、ヒステリックとも言える放射能情報が罷(まか)り通っている。だが、高田純氏の論文が知られるようになれば、放射線の影響がどのようなものか正確な知識が広まり、過剰に反応している放射能への認識が一変することになるだろう。 . . . 本文を読む
せっかく作られた市民課なのに、この課の人たちはみんな市民をたらいまわしにするだけで、責任逃れをしている。お茶くみアルバイトの小田切みきは、市民課に嫌気を差して飛び出してしまう。そして町工場に入って人形を作り、ある日出会った志村喬課長に、「このお人形さんをひとつ作るたびに、わたしは日本の赤ちゃんとまた仲良くなったと思うのよ」と告げる。 . . . 本文を読む
私の家は兄が戦死しているのですが、出征前に「神道で祀ってほしい」という遺言を残しました。われわれはその言葉に従うとともに、一家全員で神道に改宗しました。神道に帰依している人は、亡くなるとみな命(みこと)になるんです。これは日本が八百万(やおよろず)の神々が宿る国だという考えにもとづくものです。 . . . 本文を読む
靖國神社は昔からの「別格官幣(かんぺい)社」ですから、それがご承知の通り、GHQのマッカーサーによる「神道指令」によって、政治体制や教育体制から分離されてしまいました。渡部昇一氏など多くの識者の話では、マッカーサーは靖國神社を焼き払って、ドッグレース場にしようとしたそうです。 . . . 本文を読む
盤珪のすばらしいところは、その法座(ほうざ)が明るいことである。まったくの「陽」である。陰気なところはまるでない。もし彼の法語に聴衆の反応を入れたとすれば、いたるところに(爆笑)(大笑)(哄笑)という語が入ったことだろう。 . . . 本文を読む