きみたちの未来

「私一人ぐらい…」という考えはやめよう。それを世界中の人がすれば、一発で地球はだめになる。坪田愛華ちゃんの語録から

威風堂々08

2008-04-27 11:07:01 | 爺さんの辻説法

 2004年4月8日(木)、二月に誕生した孫の初節句を祝って、鯉のぼりをおくった。送り先はアメリカ MA’(マサチューセッツ州)、SAL便をつかった。午後4時55分、郵便局に着いて発送を依頼したところ、「現在、アメリカへの輸送状況はテロの特別警戒のため一ヶ月以上かかるが、よろしいですか?」と担当者に念を押された。他に方法がないので同意して手続きを進めた。

 4月11日(日)の早朝、「日本から荷物が届いたので取りに来るようにと郵便局から連絡があった。何を送ってくれたん?」と娘から電話があった。「二日ほど前に鯉のぼりを送ったたけど、もう着いたのかなぁ!?」と、一ヶ月はかかると言われていただけにこちらも半信半疑だった。

 しばらくして、娘から「やっぱり鯉のぼりやった。ありがとう!」と喜びの声が届いた。普通郵便でも二、三週間はかかるのだが、わずか二日半、約60時間で太平洋を渡り、アメリカ大陸を横断するとは…、まさに、時間空間を超えるとしか思えなかった。
 あれから4年、日本の文化と伝統を伝え、世界の平和を訴える使命をもった鯉のぼりに、今年もエールをおくりたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿