■消費税の減税を否定する姿勢を示した国民民主党・玉木雄一郎代表→ネット民は騒然
国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、朝日新聞などのインタビューで、賃上げの現状を踏まえて「消費税を減税してまで景気を刺激するような状況にはない」と述べた。国民民主は参院選の公約で「実質賃金が持続的にプラスになるまで消費税は一律5%」と記し、消費減税を掲げている。
玉木氏はインタビューで、賃上げ率が平均で5.26%になったとの連合の6月上旬の集計を念頭に、消費減税の主張見送りの可能性に言及した。一方で「問題はトランプ関税だ」とも指摘。「自動車が売れなくなると、企業・産業に影響を与える。ここを見定めて、減税の可否を判断する」と述べた。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/AST7153J1T71UTFK01GM.html
●玉木代表の発言にネットでは呆れる声が上がっている…「発言がブレブレ」「信用できない」
▼それもそのはず、玉木代表はつい先日まで党をあげて消費税の減税を訴えていた
●4月、「消費税率 一律5%に引き下げ」を政府に要請
国民民主党の玉木代表は(2025年4月)10日夕方、総理大臣官邸を訪れ、林官房長官と面会しました。
この中で玉木氏は、物価高に加え、アメリカの関税措置の影響で、景気が悪化する可能性が高く、機動的な経済対策を講じる必要があるとして、今年度の補正予算案を速やかに編成するとともに、消費税率を一律5%に引き下げることを検討するよう求めました。
また、「年収103万円の壁」のさらなる見直しや、ガソリン税の暫定税率をことし6月までに廃止することなども申し入れました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250410/k10014775941000.html
●さらに5月、「ありとあらゆる財源を使って消費税を引き下げたい」と発言
消費税の扱いをめぐり、国民民主党の玉木代表は記者団に対し「消費税率の一律5%への引き下げを単純に年間ベースでやると10兆円程度の財源が必要になる。基本的に景気が悪くなったときにやることを前提にしているのでその時に新たな増税で賄うと、減税のための増税となり、景気対策としては意味がない」と述べました。
その上で「赤字国債の発行や、いわゆる外為特会を始めとした特別会計の運用益、あるいは基金の残高で不要不急のものを使うなど、ありとあらゆる財源を使って、消費税を引き下げたい」と述べました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250514/k10014805391000.html
●「消費税の一律減税は賃上げ環境を作る最善策」とまで豪語していたのに…この変節っぷりには呆れるしかない
塩田:国民民主党は消費税率の一律5%引き下げを唱えていますが、それが原因ですか。
玉木:そうです。去年の衆院選でも公約に掲げましたが、賃上げの流れを見て、積極的に主張するのをやめていたのです。賃金が上がって、所得が増えたら、税金で持っていかれるだけなので、もっと手元に残るようにという所得税の控除額の引き上げという政策に力を入れた。景気が悪くなり、中小企業の賃上げが少し弱含みになっているので、もう一回、景気刺激策が必要です。売れなくなった車を国内で売るというような政策を実行する。食料品に限らずに、消費税を一律減税することは非常に大事です。
(中略)
塩田:消費税の税率引き下げ案に、党内で異論はありませんか。
玉木:ないです。これは公約で、われわれは結党以来、同じことを言っています。
塩田:税率引き下げは、どれくらいの期限を想定していますか。
玉木:税の区切りは、ある年の1月から12月までで、1年単位ですけど、1年で終わるなら終わったらいいし、経済の厳しい状況が続くのであれば、実質賃金が再びプラスになるまでは続けます。半永久的になる可能性はないでしょう。今のまま行けば、経済がよくなり、賃金が上がって、早ければ夏ぐらいに実質賃金はまたプラスに戻るのでは。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/884727
▼猛批判を受けて必死に言い訳する玉木代表だが…批判の声は止まらない
●玉木代表の弁明には「がっかりした」「過去を都合よく変えるな」と失望する声が殺到
▼国民の失望は大きい…今やすっかり激減してしまった国民民主党の支持率
●とある世論調査では、国民民主党の支持率が”半減”
世論調査で、どの政党を支持しているか、たずねたところ、自民党は23%で前回5月の調査から2ポイント下がり、2012年に政権に復帰して以来、去年3月と並び最低タイでした。
また、6か月連続で自民党に次いで2位だった国民民主党は5%で前回より6ポイント下がり3位に後退しました。
立憲民主党が6%で2位でした。一方、参政党が前回より4ポイント上がり5%で3位タイに浮上しました。
「支持する政党はない」は前回から2ポイント上がり43%で回答として最も多くなりました。
引用元:https://news.ntv.co.jp/category/politics/ae5619c90b864bf0a04f3e4e5f7cc948
先の衆院選以降、期待がかけられていた国民民主党だが、玉木代表の発言はあまりにも無責任すぎやしないか。
国民の生活に直結する政策の方針をコロコロと変えられてはたまったものではない。
参院選を前に、玉木代表をはじめとした国民民主党は完全に信用をなくしてしまったようだ。