■記者会見の末、山尾しおり氏の公認を取り消した国民民主党だが…

●国民民主党が山尾氏の擁立を発表した際は、ネットが連日大炎上
▼大失敗に終わった記者会見を経て、国民民主党は山尾氏の公認を取り止め
国民民主、山尾志桜里氏の公認内定を取り消し 参院選比例代表 | 毎日新聞
国民民主党は11日、参院選比例代表で立候補を予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認内定を取り消すと発表した。5月14日の両院議員総会で擁立を決めたが、過去の不倫疑惑...
毎日新聞
国民民主党は11日、参院選比例代表で立候補を予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認内定を取り消すと発表した。5月14日の両院議員総会で擁立を決めたが、過去の不倫疑惑などを巡りインターネット上で批判が続出し、党支持率の下落につながったとの声が出ていた。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20250611/k00/00m/010/191000c
国民民主、山尾志桜里氏の公認見送り 疑惑巡り会見するも批判が噴出:朝日新聞
国民民主党は11日の両院議員総会で、夏の参院選の全国比例で立候補を予定していた元衆院議員の山尾(本名菅野)志桜里氏の公認を見送ることを決めた。山尾氏をめぐっては...
朝日新聞
玉木雄一郎代表は記者団に対し、公認見送りについて「有権者や全国の仲間から十分な理解と信頼が得られないと判断した」と説明。参院選が控える中、「改めて一丸となって戦う態勢を整え直すという意味で、今回の決断に至った」と話した。
党は5月14日、山尾氏の公認内定を発表したが、過去の議員パスの不適切利用や不倫疑惑が取りざたされるなどSNS上で批判が相次いだ。これを受け、山尾氏は今月10日に記者会見を開き、「現職の時代の自分の至らなさを心からおわび申し上げたい」と謝罪していた。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/AST6C2T3BT6CUTFK00JM.html

●「形だけ」と批判された山尾氏の記者会見…そこに玉木代表の姿はなかった
「形だけの会見」「説明責任を果たしてない」、山尾志桜里氏の《3時間会見》に批判の声が尽きない明確なワケ
7月20日投開票が確実視される次期参議院選挙に、国民民主党から比例代表で出馬する山尾(本名・菅野)志桜里・元衆院議員(50)が6月10日、国会内で記者会見を開催。過去に...
東洋経済オンライン
そもそも衆院議員時代に不倫やガソリン代の不正請求、議員パスの不正利用といった疑惑が度々起こり、出馬するならそれらの件について説明をしたほうがいいのではと批判を集めていました。
そしてついに「真摯にお伝えしたいと思います」と本人も告知をしての会見が開催され、会場にはたくさんのマスコミが集まりました。
インターネットの中継越しでも熱気を感じられるほどの雰囲気。やはり“山尾志桜里”という存在への注目度は抜群に高く、参院選出馬というメッセージ発信にはこれ以上ない舞台のように見えます。
しかし結果は、何のための会見だったのか、虚しいだけのグダグダな記者会見に終わってしまいました。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/883877?display=b
2時間を超えるロング会見で、確かに出馬の意気込みを語ることはできたでしょうが、多くの時間を費やした報道陣との質疑応答では迷走しているように見えました。質問にはほとんど答えず、最後のほうは、山尾さんが何ら回答する気がなさそうだということに対する報道陣のあきらめがにじむような後味の悪いエンディングでした。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/883877?display=b
山尾志桜里の出馬会見同席をやめた玉木雄一郎「自分の不倫騒動に飛び火するから」 | アサ芸プラス
ネットで読めるアサヒ芸能「アサ芸プラス」
アサ芸プラス
新人候補の出馬会見にはしばしば同席する玉木雄一郎代表の姿は、会見場にはなかった。山尾氏が集中砲火を浴びる事態は事前に予想されたものの、自らも不倫スキャンダルを起こしている玉木氏は、山尾氏に対応を丸投げした格好だ。国民民主党関係者によると、
「玉木代表も会見に同席するか検討したものの、自身の不倫問題に飛び火しかねないとして、見送っています。党内からは『山尾氏の不倫問題を承知の上で公認したのは玉木代表だ。公認した以上、山尾氏に任せるのではなく、批判を浴びるのを承知で前面に出るべきだった』という声が出ていますね」
引用元:https://www.asagei.com/excerpt/341235
●その後、国民民主党は山尾氏を「説明不十分」として公認を取り消しに
国民民主 参院選で山尾志桜里氏 公認せず“不祥事説明不十分” | NHK
【NHK】国民民主党は、ことし夏の参議院選挙で比例代表に擁立するとしていた山尾志桜里 元衆議院議員について、党内から過去の不祥事に…
NHKニュース
国民民主党は、ことし夏の参議院選挙で比例代表に擁立するとしていた山尾志桜里 元衆議院議員について、党内から過去の不祥事に対する説明が不十分だという意見が相次いだなどとして、公認しないことを決めました。
(中略)
榛葉幹事長は記者団に対し「多くの人から『きのうの記者会見で山尾氏は疑問を払拭(ふっしょく)できなかった』という声をいただいた。おととい開いた党の全国幹事長会議ではすべての都道府県から公認を見送ってほしいという意見もあり、そうした声を受け止めて決めた」と述べました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014832511000.html
▼一連の騒動で玉木代表の無責任さ・杜撰さがあらわに!?切り捨てられた山尾氏も激怒

●山尾氏の公認取り消しをめぐり、「私にも責任」という玉木代表の言葉からにじみ出る無責任さ
国民玉木雄一郎氏「私にも責任」世論見誤った?「目玉候補」山尾志桜里氏の参院選公認取り消し - 社会 : 日刊スポーツ
国民民主党は11日、今夏の参院選比例代表に擁立を予定していた山尾志桜里元衆院議員(50)の公認内定を取り消した。この日、断続的に開いた党会合で、最終的に決めた… - 日...
nikkansports.com
国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「政策能力などに大きく期待して擁立しようと思ったが、有権者や全国の仲間、支援者から十分な理解と信頼が得られないと判断した。擁立を決めた代表の私にも責任がある。有権者や党所属の議員にもしっかり説明していきたい」と述べました。
その上で「『遅かった』とか、『別の対応があったのではないか』という批判は真摯(しんし)に受け止めたい。候補者の選定プロセスを見直すとともに、改めてガバナンスを強化していきたい」と述べました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014832511000.html
●山尾氏も激怒!公認取り消しの際、送られてきたのは「ごめんね」の一言のみ…玉木代表の「トンズラ体質」があらわに
山尾志桜里氏は国民民主党に対して「訴訟も辞さない構え」 メッセージで一言“ごめんね”の玉木代表に「これのどこが謝罪だ」と激怒(全文) | デイリー新潮
国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の怒りは収まる気配がない。…
デイリー新潮
国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の怒りは収まる気配がない。「場合によっては訴訟も辞さない構え」(国民民主関係者)だというのだ。山尾氏を感情的にさせた玉木雄一郎代表の“2つの嘘”とはーー。
離党したばかりでなく、かつての仲間を訴えると周囲に漏らしている山尾氏。山尾氏に近い国民民主党関係者は「彼女の怒りもわかる」と同情する。
「玉木さんに誘われたから出馬を決意し、仮公認まで出ていたのです。『これまでに出馬の準備のためにかかった金はどうしてくれるんだ』と話している。ポスターやチラシ、選挙カー、東京・吉祥寺に出したばかりの事務所の開設費用に要した数百万円について、これから国民民主党に請求する予定。もし党が支払いを渋ったり拒否したら、訴訟も辞さない構えです」
これまで応援してくれた周囲に対しても、申し訳が立たないと話しているという。
「確かに新しく雇われたばかりの秘書はかわいそうです。愛知県選出で立憲民主党の衆議院議員事務所に勤務していた男性なのですが、山尾さんが国民民主から出るというので、わざわざ辞めて馳せ参じているのです」
引用元:https://www.dailyshincho.jp/article/2025/06171015/?all=1
「そもそも山尾さんは国政に復帰するつもりなんてありませんでした。でも昨年来、玉木さんから“戻ってきてほしい””一緒にやろう”などと熱心に口説かれ、悩みに悩んだ末、国政への再挑戦を決意した。それなのに公認取り消し後も正式な謝罪はなく、ショートメッセージで“ごめんね”の一言で済まし、その後も連絡はないと聞いています」
こうした玉木氏の無責任なトンズラ体質はいまに始まったことではない。
(中略)
「山尾の醜聞もヒドいものだから“どっちもどっち”といった声もあるけど、それでも彼女は3時間におよぶ会見で批判の矢面に立ち続け、出馬への最低条件を乗り越えようとの姿勢は見せた。それに対し玉木の取った行動は”保身から慌ててはしごを外し、あとは知らんぷり“。ひど過ぎるね」
引用元:https://www.dailyshincho.jp/article/2025/06181132/?all=1&page=2
▼完全にメッキが剥がれつつある玉木代表の人間性

●備蓄米についても「家畜のエサ」とデリカシーのない発言をして炎上
随意契約の備蓄米、引き渡し始まる 国民民主・玉木氏「1年経てば動物のエサ」発言に波紋
政府が随意契約で放出する備蓄米の大手小売業者などへの引き渡しが始まった。早い所では6月2日から店頭での販売が始まる。夏の参院選を前に「令和の米騒動」を巡る議論は過...
産経新聞:産経ニュース
政府が随意契約で放出する備蓄米の大手小売業者などへの引き渡しが始まった。早い所では6月2日から店頭での販売が始まる。夏の参院選を前に「令和の米騒動」を巡る議論は過熱している。今月28日には国民民主党の玉木雄一郎代表が「1年経てば動物のエサ」と発言し、小泉進次郎農林水産相らが苦言を呈する場面があった。
引用元:https://www.sankei.com/article/20250529-RN5KOB362VF3RGICEQF3G5E77E/
「令和の無責任男」 山尾ショックで露呈した玉木代表の「トンズラ体質」(全文) | デイリー新潮
「山尾ショック」に国民民主党が揺れている。コア支持層の離反が止まらず、同党の勢いに急ブレーキをかけているのだ。…
デイリー新潮
玉木氏は「備蓄米を人間が食べるマーケットに回す」「あと1年たったらエサ米に出す予定だった。1年たったら動物のエサになるようなものを安く出しますといったら安くなる。一般のニーズはササニシキやコシヒカリをリーズナブルな値段で買いたい。エサ米に出るようなものは本当のニーズじゃない」などと備蓄米を「家畜のエサ」「エサ米」などと連呼したのだ。
今回、放出される備蓄米は2022年産が20万トン、21年産の10万トンの計30万トン。22年産は古古米、21年産は古古古米と呼ばれる。
引用元:https://www.dailyshincho.jp/article/2025/06181132/?all=1
●党員の不倫問題に対し「私と同列に扱われない」と意味不明な発言をして物議を醸した
玉木氏「私と同列に扱われない」 平岩議員の離党届受理せず倫理委へ:朝日新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表は30日夜、自らのX(旧ツイッター)で、身分を偽って不倫していたことを明らかにした同党所属の平岩征樹衆院議員=無期限の党員資格停止=から...
朝日新聞
玉木氏は昨年11月、週刊誌のウェブ版で不倫疑惑を報じられた際、「報道された内容はおおむね事実」と述べ、12月に党から3カ月間の役職停止処分を受けた。
玉木氏はこの日の投稿で、自身のケースについて自ら触れ、「倫理委員会の調査で、『報道機関に不倫を類推されるような行為』が党代表としての注意義務に違反するとして3カ月の役職停止とされたものです。相手方も臆測に基づく報道を否定しており、同列に扱われる内容ではありません」と記した。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/AST4Z54CCT4ZUTFK019M.html
山尾氏をめぐる一連の騒動によって、玉木代表がいかに無責任な人物かが改めて露呈された。
一時は国民から期待されていたとはいえ、こんな人物が党代表の政党に政治は任せられない。
参院選前にこのような本性があらわになったのは、むしろ有権者にとっては幸運だったかもしれない。