■自民党が大きく議席を失った参院選!進退を問われた選対委員長・木原誠二氏だが…
第27回参院選は7月20日に投開票され、わが党は改選52議席を下回る39議席にとどまりました。わが党は参院での比較第一党の座を守ったものの、自民・公明の連立与党は過半数を確保できる50議席に3議席届かない極めて厳しい国民からの審判が下りました。石破茂総裁は同日、テレビの選挙報道番組に出演し、選挙戦を通じて全国各地で猛暑の中、わが党候補に寄せられた党員・党友、各級地方議員、全ての支持者からの支援への感謝を示した上で、「この結果を謙虚に、真摯に受け止めなければならない」と述べました。
引用元:https://www.jimin.jp/news/information/211103.html
自民党は全国32ある参院選の1人区(改選定数1)で、28勝だった前回2022年を下回り、14勝18敗で負け越しが確実になった。選挙の勝敗を分ける1人区の獲得議席数は前回の半数程度にとどまった。複数区でも苦戦し、大阪で1998年に公認候補が落選して以来、27年ぶりに落とした。
今回は1人区でも野党候補が乱立した。参政党が32選挙区すべてに候補者を立て、半数の16選挙区は立憲民主党などの候補と「三つどもえ」の構図になった。残る16選挙区は4人以上の候補の乱戦になった。
通常なら野党が競合すれば自民に有利だが、今回は自民を支持してきた保守層の一定割合が参政に流れ、保守票が分散した選挙区が多いとみられる。その結果、自民が長年議席を維持してきた選挙区で劣勢に立たされる例が相次いだ。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA188300Y5A710C2000000/
▼選挙結果を受けても当初は進退について「しかるべきタイミングで」と言葉を濁していた木原氏
自民党の木原誠二選挙対策委員長は21日、BSフジ番組で自身の進退に言及した。「選挙の責任者として結果を分析・検証した上で、しかるべきタイミングで身の処し方は考えたい」と述べた。
石破茂首相が責任をとるべきではないかとの問いに「ときの総理・総裁の責任というよりは選対委員長の責任だ。重く認めたい」と発言した。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2145E0R20C25A7000000/
●ネットでは「辞める気ないだろ」と批判の声が上がっていた
●同じ選挙対策委員長でも、2024年の衆院選の際は敗北を受けて潔く辞任した小泉進次郎氏
衆院選投開票から一夜明けた(2024年10月)28日、自民党と公明党の与党が過半数を割ったことを受け、自民の小泉進次郎選挙対策委員長が辞任を表明した。党の臨時役員会後、「今、石破茂党総裁(首相)に会い、結果の責任を受けて辞表を提出し、受理された」と記者団に語った。
衆院選で、首相は「自公で過半数(233議席)」を勝敗ラインに設定していたが、結果は公示前の279議席から64議席減らして215議席にとどまった。自民単独でも191議席と、公示前の247議席から大きく減らし、党執行部の責任が問われていた。小泉氏は選挙後、「選挙対策委員長は選挙の結果を受け止める立場ですから、私に責任がある」と語っていた。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/ASSBW7QFWSBWDIFI001M.html
▼多くの批判を受けてか、結局辞任の意向を示した木原氏…先に選対委員長代理を辞任した河野太郎氏を批判
●「職務を全うしたとは言い難い」と選対委員長代理を辞任した河野太郎氏
自民党の河野太郎選対委員長代理が辞表を提出しました。
河野氏は、今回の参院選の惨敗を受け「職責を全うしたとは言い難い」として木原選対委員長に辞表を提出しました。
(中略)
責任を取る人がいなければ自民党の再生はないと強調しました。
引用元:https://news.ntv.co.jp/category/politics/efb0d9620c1040a2be15c7fca3791c9a
●その後、木原氏も辞任の意向を示したが、河野氏の辞任については「迷惑な話」とチクリ
自民党の木原選対委員長は、日本テレビの取材に今回の参議院選挙の敗因についての検証などを終えたのち、しかるべき時期に選挙対策委員長の職を辞任する意向を示しました。その理由として「選挙の責任は総理でなく選対委員長にある」と述べました。
引用元:https://news.ntv.co.jp/category/politics/c07b1bfa709d4c668dc66efbfc4e3f17
河野氏の投稿を受けて、木原氏は番組で「私が任命権者ですから今日の時点で辞任を了承しました」と明らかに。そして「ちなみに、あのXは非常に迷惑な話で。ああいうことを出される場合は事前に言ってほしい。人の名前使って出す時はね。昨日は私のところにかなり問い合わせが来て」とチクリ。「ちなみに辞表は今日出されたので、昨日は出ていない」と明かした。
河野氏からは電話で連絡があったというが「その電話の時に言ってくれればいいのにね、“これからXに書くから”と。おかげさまで昨日は“本当ですか?”とか“受け取ったんですか?”とか(連絡があった)。Xに書かれるなら書かれるで言っていただきたかったというのが率直な思い」と話した。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/society/news/2025/07/22/kiji/20250722s00042000384000c.html?page=1
自民党は参院選で多くの議席を失ったが、選対委員長である木原氏の進退についての振る舞いを見れば、当然の結果だったのかもしれない。
ヘタに誤魔化さず潔く辞任を表明していれば国民の見る目も多少は違っていただろう。木原氏には猛省を促したい。
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