鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

ふと思う

2010-11-14 11:10:41 | 日記
昨日、近くの地下鉄駅まで行く時に
2匹の犬に出会った。
2匹ともミニチュアダックス。
お散歩中だった。

通り過ぎる時に軽く目が合う。
そうするとね、方向転換してこっち来ちゃうの。
でもリードがついてるから飼い主さんの足に絡まったり
自分が「ぐえっ」ってなっちゃうの。
不思議。
1匹1匹別々に出会ったけど、
2回とも同じ反応だった。
なんでだろうね、彼ら。
犬とすれ違うと結構こういうのに遭遇します。

とある1匹の近所の犬を除いて。
彼の名を勝手に「絶望犬」と秘かに名付けているのだけど
まーそれはそれは悲愴感たっぷりに散歩している。
下しか見ず、足取りも重く、そして遅い。
だからグイグイ紐引っ張られる。
たまにしか会わなくても、見ていて辛い。
労働にかりだされるロバってあんな感じ?といつも思う。
我が家の目の前いにいる「ハッピーちゃん」(これも勝手に命名)
とのあまりのギャップに、脳裏に焼き付いてしまっている。

動物は飼い主を選べない。
あからさまにそれが出るのが、犬であると思う。
犬は人の顔色を観る。
猫は人の空気を察知する。
種類は違えど、どちらも巻き込まれた感があれば
不幸だろうね。
大抵の犬猫はそんなの垣間見せないけれど。

ちょっと色々考えちゃいましたな。

2 コメント

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はっとしました (ケイエス)
2010-11-20 09:44:22
>犬は人の顔色を観る。
猫は人の空気を察知する。

この表現の仕方、うまいと思いますよ。
言われてみて、うわ!本当だ!ってドキッとしちゃいましたよ。

犬って人間の顔みてそれなりの反応を示すし、
猫は飼い主の顔色ではなくて張り詰めた空気の中ではなんだか居心地が悪くて逃げるし、それなりに和んでるときは周りにいて遊んでるし。

犬って人間の顔色がわかる分なんだか苦労しそうで可哀想...
んで、機嫌なんかとったりするんだよね。
それを人間に期待されるからまた可哀想...
返信する
ケイエス様 (solo_pin)
2010-11-20 11:20:00
ケイエス様同様、あたいも犬も好きなんですが
そういう部分で犬ってちょっと
他の動物よりも負うべき責務があって
可哀相と思います。
飼い主の方々とコミュニケーションが
とれた時には、他の動物の何倍もの幸福感を
感じられるようにセッティングはされていると
思うし思いたいんですけどもね。
(あのもこもこの体の中にそういう装置があるんだよ)

そして空気読んじゃう猫らには
絶対人間なんてかなわないとも思っちゃう。
「言葉に出さなくても」彼らには
ばれちゃうんだもの。凄いですよね。
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