鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

感動作ではない ~The Farewell~

2020-10-23 06:05:59 | 映画
おはようございます。

2月に「パラサイト」という映画を観た時に
上映予告でやっていた映画。
予告を見ただけで、これは映画館で観たいと
こそっと思っておりました。
コロナの影響で
「結局この映画は観ることなく終わるなぁ・・」
なんて、うっすら諦めていました。
しかし昨日、映画レディースデー。
何気に見たら、なんとその映画が!
疲れてるし、帰って早く寝たいし。
今日は無理。
週末にでも。
いつまでやってるのかな?

最終日:10/22

「今日じゃん!」と
慌てて映画館に行きました。


癌にかかり余命いくばとの診断をされていたお婆ちゃん。
6歳のころに中国を離れ、アメリカで暮らすビリーと家族は
親戚も含めみんなで集まることになりました。
癌の告知をなぜ本人にしないのか、とビリー。
中国では、
「癌にかかった人間は癌で死ぬのではなく、
 癌への恐怖で死ぬ」と言われているらしく
母親にそんな思いをさせたくない、と
息子たちはひた隠します。
親に辛い思いをさせるくらいなら
子供が親にウソをつき、幸せに死なせてやろうと。
それは”良いウソ”なんだと。
病院の検査結果を、偽造して「良性」にするところは
なんかもう、中国だなあって思わずクスっとしました。
偽装するお店の人も「まかしとけー!」って
明るく言ってるし。
結婚式場で予約していたロブスターが
カニに変わっていたシーンで、予約したお婆ちゃんが
激怒したシーン。
「最初からカニだった」と言い切るシェフ。
高いお金を払ってロブスターにしたのに
平気で”悪いウソ”をつく結婚式場のスタッフ。
中国人もここは嫌なんだねって思いました。

もうねー、感動とか、ないじゃないって話。
どの辺で泣けばいいの。
中国映画ってもっと、洗練されてなかったっけ。
後半、なんかアルマゲドンみたいになってるし。
そしてラストに
「あれから6年、彼女は今も生きている」
というオチに思わず
おーいっ!!!
生きてんのかーい!
と、突っ込んでしまいました(笑)。
余命宣告自体が間違い?
癌診断自体が間違い?
テケトーすぎんか中国医療。
思いがけないバカバカしさで、泣くつもりが
泣けなかったけれど、まあ、こういうのもアリかと。
個人的にはビリー役の子が話す英語が凄く好き。
ちょっとウーピーゴールドバーグに似てる。

余談ですが、この映画を上映していた
スクリーン2の壁にあった看板が
「浅田家!」になっていて、
あれ?ここじゃないの?
なんて不安になりました。
他のお客さんが来て、同じように放心していて
目があったので、お互いに
「ね!そうなりますよね!」と爆笑しつつ
席につきました。
映画観終わったら、正しくセッティングされてました。
映画の始まる時間が遅く
仕事終わってから3時間くらい余裕があったので
ご飯を先に食べることに。
ステラ(ステラプレイス)の中で夕飯。
駅前通りを眼下に望む。
となりは大丸百貨店。
ご飯はご膳。


野菜の甘みにびっくり💖
この野菜たち、うんまい!
ミニうな丼も、ミニ天丼も、茶碗蒸しも
美味しかったー。
茶碗蒸しの中に、とうきびが入っていて
北海道をアピール?と思いました。美味しかったよ。
これで990円は素敵すぎる。

帰りはルーソンで鬼滅。
ついてたシールは、猪之助でした。

こんなことしてる場合じゃないのに
ビールを飲んで先ほど、ちょっと寝ました。
今日こそ早く寝るぞ。
今日こそ。
今日こそ。
今日こそ俺は!ってマンガあったよね。
ちゅーこって
ビールって時々水みたいに感じるよね。

良い1日をお過ごしください。