鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

本と飼い主とペット業界

2017-03-03 07:30:31 | 日記
おはようございます。

ねこまきさまから新刊出ました。



相変わらずのほのぼの、ホロリで
素敵な本です(*^▽^*)♪
柔らかな絵柄に騙されがちですが
このマンガで良く登場する街並みの絵がね、
すごーく素敵なんです。
坂を登っていく階段具合とか
風景の中に猫が佇んでいる感じとかね、
もーマンガっつーより絵画の域です。
そういうところも是非見て頂きたい!
ちょいちょい出て来る昭和のお話も素敵。
こんな家に住んでみたいと思ったり。
そしてひにくれ婆さんの話・・・ううう。
猫あるある。
今回も笑いと感動を有難う!

先日ですね。
現在65歳のおばちゃん営業さんが
お客様とお話してました。
営業さんは、数年前に愛犬を亡くし
その後ペットショップから子犬を買ってきて
今はご家族とその子とで暮らしています。
お客様もワンコがいるらしく、
営業さんがトレーニングか何かに犬を連れて行った話を
聞かれていました。
「トレーニングのお金は
 結構かかるわよ」と言いながら
お客様の話を伺う営業さん。
「んー、ごめんなさいね。それって
 飼い主が悪いんじゃないかしら」
どうやら、犬が言う事聞かないと。
食糞もすると。
で、そういえばあの人犬をどっかに連れてって
それから良い子になったってのを聞いたわって感じで
電話が来たようです。
営業さんはお客様の話を聞きながら時々発言。

「あのね、甘やかすのと可愛がるのは違うのよ」

「散歩に連れて行ってるったって
 ただ歩かせてるだけじゃないかしら?
 それは散歩って言わないのよ。
 ちゃんと、犬が暴走した時とかリードしてる?」

「犬は悪くないの。やっぱり飼い主が悪いのよ。
 私も困ってた時期があるけれど
 一緒に(トレーニング)コースに連れて行った時に、
 ああ、私たちが悪かったんだって判ったの」

名言がどんどん出て来る(笑)。
電話を切った営業さんにブラーボブラーボと
一人感動した次第。
彼女は、子犬が可愛くてつい𠮟れなくて
我が儘放題になった子を相手に
途方に暮れた日があったそうです。
でも、そこで手放すのではなくちゃんと
トレーニングに連れて行って、自分たちの事をまず
学んだってところが素晴らしいし
そういう情報が広がって行くのも嬉しかったです。
躾が出来ないゆえに
噛むから、吠えるからと捨てられるより
こうやって勉強して家族と共に生きる事を考える
そんな飼い主さが増えたらサイコー。
ペットショップも、そういうところもあっせんするとか
すればまた変わるのになあと思ったり
悪徳はやっぱ悪徳を呼ぶのかなと思ったり。
でも人の話を聞いて、我がふり直せで
自分の躾もなってないなーと反省しました、ハイ。

仕事しながらね、なんか嬉しくなって
ニマニマで1日仕事をしましたとさ。
さて金曜日ですよ!ひな祭りだって!
頭にはちまき巻いてそこに桜の枝2本さして
ボンボリ片手に頑張りましょう!

良い1日をお過ごしください。