孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

憲法96条改正反対派の見苦しい言い訳

2013-05-02 18:41:57 | 政治
憲法96条の改正が具体化されそうになった途端にいろいろな
ところから批判が噴出してる。かつての保守派で改憲派の某漫画家で
さえも反対しているのだがそれらの意見が非常に馬鹿馬鹿しくて笑ってしまう。

手続きを簡略化したら時の政権によって思いのままにかえられてしまうだとか
政治家を縛れなくなるだとか立憲主義が立ち行かなくなるだとか
言論の自由がなくなるだとかまったくもって発想力のない知識人の発言ばかりで
呆れてしまいます。これじゃ欧米諸国やアジア諸国にも舐められるのは
当然じゃないかと…。

完全に政治家を信用してない証拠ですね。たしかに馬鹿な政治家や官僚は
いるけど政治家や官僚を信じられなくなったら誰がこの国を運営するのでしょうか?
自分の事だけ考えていればいいなどといっていればこの国は本当に滅びてしまいます。
それでいいのか?今の憲法が縛りだというのなら想定外の事については
どう国が責任をもつのか?その辺の話がまったく欠けているのである。改憲に反対
する人は同時に政府も国民も馬鹿だと頭越しに決め付けている節がありますね。

さらに96条改正は邪道だといってる人は何ゆえに邪道だといってるのか理解に苦しみます。
憲法が無効だとか破棄ならわかりますけどね。改正手続きの簡略化は別に邪道でもなんでもない。
60年たっても改正できなかったのに高いハードルのままで憲法改正は現実に難しいだろう。
だから憲法の話を今までの政治はろくにやってこなかったのだ。それを改憲派の人が96条改正に
反対するとは余程理解がないのか左翼に転向したのか?どっちかだろう(笑)

96条改正がどさくさまぎれの議論だと批判する人もいるがそれはニュースを見ていないだけ。国民投票法
という憲法改正に関する法律が第一次安倍内閣の時に作られてからもう随分たっている。その時から、
またはそれ以前から96条改正の議論はされているのだ。

さらにその国民投票では投票率が低ければ民意が反映されないまま改正されてしまうという
話もあるがそれもちゃんちゃら可笑しいですね。それなら反対票を投じればいいだけの話です。

そもそもあの悪名高い外国人参政権や人権擁護法案ですら出来なかったのに
ほいほい改正が出来ると思ってる連中はいったいどういう考えをもってるのか僕には理解できません。

本当に危ないものならさすがに反対も多くなります。僕だって現時点で道州制には反対なのですからね。
9条改正だって昔は反対派が多かったが数多くの議論と日本の防衛を考えた上で賛成派も多くなったの
ですから国民だって馬鹿ではありません。正しいものなら正しいとしっかりとした議論をすれば
国民はついてゆきます。常に改正論議を活発化させ反対か?賛成かを国民で決めさせれば
より良い憲法が出来る筈です。このようにして国を発展させた国もたくさんあります。

日本の今のスカスカな憲法では間違った憲法解釈で運用されます。
それではかえって国民を不幸にしてしまいます。現に国防をアメリカ任せにしたつけがここにきて
きているではないか?憲法9条があるからとアメリカ頼みにしてきたからこそ
いろいろな弊害が出てきたのが現状ではないか?

今回の憲法論議でますますそう感じた次第だ。

諸外国の圧力で自主規制する東京のテレビ局が改憲で表現の自由を奪うと叫ぶ馬鹿馬鹿しさ

2013-05-02 11:32:25 | 政治
最近の改憲論議で一番笑ってしまうのが
表現の自由の話。改正草案に自民党が表現の自由を定める憲法21条の中に公益および公の秩序
に反するものを規制しようとする文言を入れたものだからいろんなところから
反発があるようである。

一番反対してるのがもろ影響を受けるテレビ局だが放送免許の認可権をもつ国に逆らうのも怖いので
あえてコメンテーターを通じて発言させ反対というポーズをとっているこの国の情けないジャーナリズム。
そのおかげでこの国の報道は一方的な考え方で報道されていて全然表現の自由どころの話ではない。

今回の条文だってオウムや過激派などの危険な行為をやる連中を防ぐ為の条文なのだが
マスコミはただ単純に表現の自由を脅かしているとして一斉に反発しているのである。
こういう一方的な考えだからまともに憲法論議が出来なかったのであろうと妙に納得してしまうのが
悲しいところです。

そもそも今だって公共の福祉の制約がちゃんと現憲法に書かれていて規制されているのだ。
それでいてオウムのような事件が起こるのだから本当に切ない気持ちです。

むしろ自由すぎてしまったからこそいろんな利権集団の政治介入を許してしまったりいろんな捏造や
過激な主張や権利だけがまかり通り公共の福祉(日本人全体の国益)
をかえって脅かす事態を作ってしまったのではないかと僕等はもっと考えるべきである。週刊誌なんて
その最たる例ではないか?堂々と嘘情報も書かれていて著しく人権を脅かす事も多いのではないか?
さらにいえばインターネットだって使い方によっては凶器となるのだ。そこの扱いを今後どうするかについても
考えていかなくてはいけない。

その為の情報提供者がジャーナリズムなのに最近は本当にいい加減すぎます。やらせ報道や
外国の一方的な報道ばかりがまかり通り日本の表現の自由はますます酷くなっていくばかりなのです。

そして一番問題なのがテレビ局の自主規制問題だ。
外国人勢力や利権集団の過度な圧力を恐れ意図的に自主規制をして
我々の知る権利を著しく損ねているのだ。
特に拉致事件については発生から十数年たっても全然報道しなかったのだ。これは本当にマスコミの怠慢なのである。

そのマスコミや一部左翼の言論人がそろいもそろって表現の自由を盾にとり反発する事ほど
馬鹿馬鹿しい話もない。