乾酪庵 Cottage de fromage

スピブログとして発足しましたが、ただの日記になりつつあります。
最近は芸人さんの話題が多いです。

週刊少年タイガ

2024-08-25 12:25:11 | マンガ、アニメ、ドラマ

大河ドラマの話が出たついで。

一昨年になるんですかね、『鎌倉殿の13人』を途中から(義経が参戦する辺りから)視始めましてね。もっと早く視ればよかったと思っております。

その流れで昨年の『どうする家康』と今年の『光る君へ』も視ているのですが、さて、その中でずっと気になってたことをひとつ。

 

『鎌倉殿~』の最終回で床に寝転がりながら吾妻鏡(鎌倉時代の歴史書)を読んでる若き徳川家康、つまり翌年の大河の主役が登場する、というシーンがあってですね。

「鎌倉殿の13人」最終回放送直前、トーク&パブリックビューイングに小栗旬、小池栄子、坂口健太郎らが登壇 | TVガイドWeb(リンク先に画像あり)

実際の家康も吾妻鏡を愛読してたらしく、面白い演出だなぁと、まぁそれはいいんですが。

 

私も当然、当時を実際見たわけじゃないので本当のところは知らんのですが、紙とか本とかって、時代にもよるでしょうけど、明治以前はまぁまぁ貴重品なはずなので。

書く時はもちろん、読む時も大事に扱ってたはずなんですよね。ちゃんと文机(ふづくえ)に置いて、正座して読んでたはずなんで。

 

 写真AC

 

こんなごろごろしながら読むなんてありえないと思うんですけどね、ジャンプかよ

…てなことを誰かツッコんでくれないかなー、とずっと思ってたんですけど、一年以上経って今のところ誰も言ってくれてるのを見てないので、とうとう自分でツッコんでしまいました。

 

いやー、別に細かいことを言ってケチつける気はないんですけどね。

 

今、明治以前と書きましたけど、江戸時代には庶民の趣味として読書や浮世絵収集が認知されてたみたい。安いものではなかったとは思うが。

 

『光る君へ』でも、越前和紙の紙漉きのシーンがあったりして。ああいうのを見てるのは楽しいです。和風総本家好きでした。豆助~。

話がそれてきたのでこの辺で。


今まで書いてきた事を一覧にしてみた

2024-08-16 18:00:00 | マンガ、アニメ、ドラマ

5月ごろに途中まで書いてたものを今頃清書してみる。先に言ってしまうとヘンなところで終わってます。

 

今まで書いてきた事、考えてきた事を一覧にしてみました。

多分私以外の人は全然面白くないと思います。個人的な備忘みたいなもんです。

なんか自分の脳をさらけ出してるみたいで妙に恥ずかしいんですけど。つくづく昭和脳ですね。

一応言っておきますが、ここに出してる作品の内いくつかは私が生まれる前のものです。私が子どものころは夕方の再放送ってゆう文化がまだあったんですよ。どっちにしろ昔の話しだけどな。

 

- ('66)パーマン ('66)巨人の星 ('72)ベルばら ('77)999 ('81)C翼 ('11)タイバニ
A - 飛雄馬 ロザリー 鉄郎 小次郎 -
B パーマン - オスカル メーテル 若林 バニー
C パー子 花形満 アントワネット - 虎徹
D ブービー 伴宙太 アンドレ - 石崎 -
E バードマン 星一徹 マリア・テレジア ハーロック、等 ロベルト (初期)Mr.レジェンド
F - デュ・バリー プロメシューム - マーベリック
G - - ロベスピエール
サン・ジュスト
- - ルナティック

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( )内は原作が始まった年、は主人公です。

当然ながらここに書いた役割は、物語によって入れ替わったり結合したり分裂したりするので、綺麗に対応してるわけではありません。あくまでこういう傾向がある、ような気がするぅ~という話しなので、細かいことは気にしないでいただければと思います。

 

A は言ってしまうと貧乏人枠です。B、C は金持ち、エリート枠。

 

C は、AB と 出会った時は反感を持たれたり溝がある関係。パーマンとパー子は初対面の時から仲良くいちゃいちゃケンカしてます

(作品によっては B と C は入れ替え可)

そのうち友情が芽生えたり共闘したりするようになる。だが再び離反する場合もある。

 

で、主人公はこの A ~ C のどこかに収まります。

 

D は分かりやすく忠犬枠 表には書きませんけど、『エースをねらえ('73)』の牧とか、『ど根性ガエル('70)』の五郎とかもそう。

 

日本の高度経済成長期というのは、大体 '55~'73 年頃らしい。999 以前の作品からは日本が貧しかった時代の匂いを感じる。

C翼以降はこの匂いが急激に遠ざかる。翼くんは結構いい家に住んでるよね。若林くんちが豪邸すぎて目立たないけど。

時代が少し早かったら C翼の主人公は日向小次郎だったんじゃないかと勝手に思っている。

999 と C翼って、開始年が4年しか離れてないのは意外な気がする。しかし調べてみると、それぞれの原作者は二回り近く歳が離れているのか。

そりゃ価値観とかも全然違ってきて当然だわね。

 

そんなわけで面白いのでそれも調べてみた。それぞれの原作者の生年と左起点の年齢差、ついでに連載開始時の年齢です。単純に引き算しただけで誕生日は考慮してません。

 

('66)パーマン ('66)巨人の星 ('72)ベルばら ('77)999 ('81)C翼
原作 作画
'33
0
33
'36
-3
30
'41
-8
25
'47
-14
25
'38
-5
39
'60
-27
21

 

ちなみに太平洋戦争は '41~'45年です。

こうして見ると、パーマンからは貧しさの雰囲気を感じないのは世代的に不思議だ。藤本先生って結構いいとこの子だったりするのかな。

で、タイバニの時代になると、もう貧乏枠という概念自体が消失してる。虎徹もああ見えてNEXTの中では結構なエリートなのだ。

 

…ここいらまで書いて放置してた。もう気が済んだのでこの辺で終わる。続く予定はない。


「光る君へ」 第30回 ~つながる言の葉~

2024-08-10 21:20:17 | マンガ、アニメ、ドラマ

※ 出てくる台詞は全部うろ覚えなので信じないでください。

今日(土曜日)、さっき「光る君へ」を視てたんですけどね。

まひろ(後の紫式部)の娘の賢子(かたこ)ちゃんが、お母さんの書き物に火を点けてしまう回です

えー、あたしこれかなりまずいと思うんですけどね。

火遊びしてるうちに他のものに燃え移った、でも十分危険ですけど。

明らかにお母さんの大事なもの狙ってやってるじゃんか…。

かなり追い詰められてる、くんちゃんと同じ匂いを感じる。

これは叱らなきゃダメなヤツだと思うので、叱るのは構わないし、かばってくれるじいちゃん(藤原為時)の存在は救いだと思う。

ただ、「人のすることではありませんよ」って明らかに言い過ぎだし(子役も可哀そう)。

このシーンじゃないけど「じいちゃんがお母さんに謝ってあげる」は変なかばい方だと思った。

一通り叱った後は、自省するとかしてほしいんだが、翌日も書き物に夢中のまひろ…。

じいちゃんもさぁ、自分がまひろに学問を授けておいて(まひろが勝手に覚えちゃったんだけど)、「学問がおなごの幸せではない」って「ひどいよ誰が言うかよ」って声でたよ。

 

写真AC

 

「虎に翼」の寅子も、娘の優未に『すんっ』てされる話だし、そういうの多いですね。

 

ところで私は、「光る君へ」が始まってから別のことを検索していて知ったのだが、

平安時代の寝殿造りの建物には壁が無いってご存じでしたか。

 

平安時代の貴族の家には壁がない!?屋外と部屋を区切るのはこれだけ | 平安時代ブログ

 

(;゚Д゚) <…うそ~ん

私は世代的に氷室冴子さんの「ジャパネスクシリーズ」ど真ん中で、一応全部じゃないけど一通り読んでるつもりで、平安時代の風俗や用語など詳しいわけじゃないけど人並みに知ってたつもりだったのだが、壁の件は全然知りませんでした。

そういえば、「ざ・ちぇんじ」とか、大和和紀さんの「あさきゆめみし」で、台風直撃で大わらわ、みたいなシーンあったなぁ、どおりで…、なんであんなにずぶ濡れになるんだろうと思ってたんだよ、あれそういうことだったの…。と数十年ぶりに理解した、のでした。


柚子胡椒の唄

2024-05-31 19:48:16 | 日記

おお柚子胡椒 あなたは天才

ワサビの代わりにもなる
カラシの代わりにもなる

刺身につけよう 納豆にも合う
おでんだけではもったいない

 

 写真AC

 

ああ柚子胡椒 やっぱり天才
TKGにもアクセント

 

※TKG = 卵かけごはん


『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』感想を書く

2024-05-14 18:00:00 | TIGER & BUNNY

※ 気を付けたけど、ネタバレ多分あると思います。

ニコニコ動画の無料配信、一週間観放題なのかと思ってたら違った、ので、一回しか観てません。

でも面白かった。面白かったし、私は自分の解釈が概ね間違ってなかったと思ってひとりで盛り上がってました。

とは言え、ストーリーをなぞるのに精一杯で、構造の深いところまで追う余裕はなかったのですが。なので分析まではいかないただの感想です。

『かくしてまたストーリーは始まる』ってゆうのは テレビ版 part2 の主題歌の歌詞ですが、こちらの Rising の方が、無印の正当な続編てゆう感じしましたね。

 

 

冒頭、バーナビーまで2部(2軍)にいるのは何故なんだろう。ちょっと無印の最後が私の中で曖昧なので、ちゃんと理由の説明ありましたっけ(すみませんちゃんと観てなくて)。なんかあんまり必然性を感じないのだが。

 

そして市民に本名がばればれの虎徹。ブルータスお前もか。ようこそモラトリアムの世界へ。

これはね、仕方ないのよね。続編を制作するってことはある意味成長を拒否することだからね。人気作の宿命よ。

昔は続編という概念自体が希薄だったろうから、ちゃんとした意味での『最終回』を作ってあげることは制作者の義務だったんだと思う。

今は録画もあるし、ソフト化、配信もある。きちんとした最終回なんて意味ないのよ。視聴者の中でずっと続いちゃうから。

そしてなにも成長って必ずしも必須なものでもないのだし。

 

あとこれは書こうと思って書くタイミングがなかったんだけど、ヒーローのパワーと言うのは大人の力を借りることであると同時に、内緒にしておきたい趣味だとか人に言えないヘキ、あらゆる生きづらさの暗喩でもある。

だからあの人たち迫害されてるんだと思うんですよね。

要はライトに言えば「何で隠すんですアニメ好きだっていいじゃないですか」「いやこういう事はいい大人が人前で言うべきじゃなくて」「古い古いw」ってことかと。

そして深刻が極まるとネイサンみたいになる…。

 

そして個人的に一番盛り上がったのがワイルドタイガーとルナティックの対決
私の中では魂の兄弟確定のふたり。このふたりもっと対立してもおかしくない筈なのにとずっと思ってた  ちゃんと対立してくれてすっきりしました。

 

そしてバーナビーと対立するスコット。
彼が行動原理にしてたのがやはり父への憧憬と喪失 描きたいのは父子の絆とそれを奪った者への復讐  相変わらず母親は空気  ほんと徹底してるなこの世界観。

 

 シネマトゥデイ 2013/10/26

映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』予告編 1:30

 

無印の結末で、バーナビーは『赦す者』になった。虎徹が無理矢理そうさせたんだけど、今回は自分の意志で『救う者』になった。

そして『決して赦さざる者』としてルナティックがいる。

このふたりも虎徹をはさんで相似形なんだけど、あまり接点がない。そもそもお互い目に入ってないっぽい。

このネーミング…、たまたまだろうか、月とウサギって…。それとも初期設定の名残か。

正直ルナティックって最初聞いた時はダサいと思ったが、ちゃんと意味があったのかもしれない。

 

ネーミングといえば、タイトルの『Rising』。これって単に『上る』って意味らしいんだけど、楓の詩の宿題とからめて考えると、『Rising Sun』のことと思われ。

全員誰でも太陽と言われればまぁ、そうなんだろうけど。

太陽 = 虎徹 の象徴、なのでは。そうなるとやっぱり月との対比なんだよな、とか、ひとりで悶えてます。

 

 

他にアクションも見応えがあり、とても良かったです。

……ん? Beginning? 知らない子ですね。笑

といったところでそろそろお開きにします。また機会がありましたら、ぜひ。

(やっと)おわり