(毎度のことですがネタバレします)
過日、abemaTV にて『聖闘士星矢 The Beginning』が配信されておりまして。
ええ、あの、ハリウッドで実写化された、
同時期(少し前?)に某飛翔系アニメのリメイク映画が公開されて、それが大評判だったおかげで何かと比較された、
何故かどこかの映画館でマリオと間違って上映されて子どもが泣いたとか、
興行的に大コケしたとか、
碌な話しを聞かないあの劇場版『聖闘士星矢 The Beginning』ですよ。
まぁ、せっかくなので観ましたよ、字幕と吹き替え両方。
で、恒例のアレです。忘れないうちに感想を…。
『#聖闘士星矢TheBeginning』
— 映画『聖闘士星矢 The Beginning』公式 (@kotz_movie_jp) November 8, 2023
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感想っていうか、聞いてた通りの話しだった。
悪くない。っていう話しも聞いてた通り。ただ、『~Bigining』ってタイトルが示す通り、これはプロローグなのでこれ一作じゃ評価しようがない。っていうのも聞いてた通り。
これは難しいところなんですが、悪くないってゆうのも私が原作を知ってたからなんでしょうかね。小宇宙(コスモ)とか聖衣(クロス)とかの用語が初見の人には分かりづらいかも。
とは言え、原作と世界観は共通のところもありますが、ストーリーは全然違います。
原作の肝、というのが何といってもやはり聖域十二宮編でしょうが、
星矢が天馬聖衣を得て、教皇のたくらみに気づいて、白羊宮から双魚宮、教皇の間、果てはアテナ神殿まで駆け抜ける…を2時間で納めるとか絶対ムリなので、どっかで切るしかないわけですが。
そういう意味じゃ、星矢が小宇宙に目覚めて、シエナ(沙織さん)と出会って、十年前?の姉さん行方不明事件の顛末が明るみになり、魔鈴さんとの修行を経て聖衣を得て敵と戦い、最終的にアテナを守ると誓う…って、よくまとめたな、と思います。
思いますが、そこで終わりかい! 感が出てしまうのはどうしようもない。
なんでも監督は、全6作で構想を練ってたってウワサをきいたのですが、だったらなぜ1作目をもっととっつきやすく作らなかったのでしょうか。
ネット小説だったらいいんですけど、映画で1作目お客さんが入らなかったら(儲けがでなかったら)2作目以降作られないじゃん。
悪くない…だけにもったいないなぁと思いますね。
悪くないっていうのは、姉さんの事件とシエナの過去がリンクしてることが徐々に明かされる辺りね。伏線と回収がちゃんと活きてるので。
長くなったので記事分けます。
次回は物語の構造の話。29日(土)午前10時予約投稿済み。