祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

新しい治療方法にとりくみます

2006-03-02 00:44:55 | 祝福の店 日記帳
以前皮膚病で病院に行ったと書きましたが、実はまだ治ってません。
というのも、結局もらった薬を塗ったり塗らなかったり(塗らない方が多いん
ですが)で、改善してないからです。

で、妹がインターネットで調べてきた「松本医院」と言うところに行ってきました。
私自身はサイトをまともに見てなかったのですが、妹曰くはなんか漢方を使って
アトピーなどをはじめとするアレルギーを治すというものだそうです。
さて、実際に今日出かけてきたわけですが、話を聞いていて思った松本先生の感想。

1.良くも悪くも自信満々
  しゃべりが少々どぎつく、歯に衣着せないなあとは思いましたが、必ず治す
  という熱意は十分あり、明快なのでわからないことがあったら聞きやすい。

2.話がよく脱線する
  大学の講義を聴いてるような感じで、先生自身が「こうやっていろいろ
  しゃべりたいから医者になった」と言い切ってました。多少偏ってるなあと
  思うところもありますが、ある意味自分が講義するときの一つの参考に
  なりそうな気がしてます。

3.サイトを見てきたかテストされる
  上記のサイトに治療方法とその原理が書いてあるのですが、ある程度読んで
  中身を理解してくるのが求められます。それこそテスト受けてるみたいに
  質問をされるのです。が、これはある意味インフォームドコンセントの
  一歩つっこんだ形なんだろうなと思いました。

  患者は医者に治してもらうわけですが、医者が何してるかわからないまま
  放置し、医者も何も言わないのが従来の方法。
  専門用語なども混じるけど、今どんな方法を取っているか説明するのが
  インフォームドコンセント
  (この場合患者がほんとにある程度以上理解しているかは問われてなさそうな気が)
  そして松本先生の場合は、サイトにあらかじめ書いてあることをある程度
  理解することを求め、そのかわりその通りきっちりやれば治したという
  実績をあげてきた、つまり患者と医者がきっちり連携して病気に当たると
  いう感じです。単に治してもらうと言う一方的なものではなく、患者の方も
  相応の意識をもって取り組む、と言うことですね。

少々どぎついところが逆に人間くさいわけですが、医者である場合はこれぐらいの
方が信用できます。治るかな~、治らないかな~、まあ治らなくても仕方ないか、
なんてより、「治るものを治らないと言うのも、治らないものを治るというのも
嘘だ。きっちり治してあげるから」と言い切ってくれます。
あとはこちらがきっちり言われたとおりのことをして、その上でどうなるか
見てみよう、という気持ちになっている、と言うのが現状です。

漢方を使うので根治に時間がかかるのと、保険適用外のものが多いので
お金がかかるというのが気になってるところですが、ステロイド系の
薬では根本的な治療になってないという説に一定の説得力を感じてますので、
きっちり続けて治したいと思ってます。
私だけでなく、花粉症の母、私と同じアトピーで私より症状のやや重い妹と
ともに、きっちりアレルギーをとれたらいいなと思ってます。
そうすれば、今まで食べられなかったエビやかにもちゃんと味わえるように
なれますしね。
(ただ、じんましんが起きるようなものは結局のところ身体に良くないのは
 確かなんですが)


ちなみに、松本医院での治療法などについて、サイトを全部読むとかなり
時間がかかるので(中身が学術論文なので、私自身も理解し、読み終えるまで
2時間かかりました)、かなめとなるところを抜粋します。

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1.現在の正統的なアトピーの治療法は免疫を抑えることが全てでありますが、一切免疫を抑えなければ必ず治ることを証明したこと。
2.従って免疫抑制剤であるステロイドや抗アレルギー剤や抗炎症剤を治療に用いてはならないことを証明したこと。
3.痒いときに掻いてはいけないのが現在のアレルギー学会の考え方ですが、掻きたければ掻けば良いという事を証明したこと。
4.食事制限は一切する必要は無いことを証明したこと。
5.皮膚を乾燥させない為に保湿剤を用いる必要の無いことを証明したこと。
6.治療しなくても放置すれば治ることを証明したこと。(ただしアトピーの合併症であるブドウ球菌感染症とヘルペス感染症だけが本当の医療の対象になることを証明したこと。さらに感染症を防ぐには創傷をいかに早く治さなければならないかを証明したこと。)
7.アトピーは人間が作り出した人工化学物質と戦っていることを証明したこと。
8.アトピーを治すことは結局全てのアレルギーが治ることと同じであることを証明したこと。
9.してはいけない事はただ一つ、日本に住み続けることである事を証明したこと。(ただ日本に住み続ける限りは人工化学物質との戦いに敗北し共存する以外に無いことを証明したこと。)
10.アトピーを治すのは体質を変えるということではなく、戦いに負けることを証明したこと。(体質などというのは、元来定義不可能であり、変えるなどという事はできるものではないことを証明したこと。)
11.アトピーは制御するものでもなく、一生付き合っていくものでもなく、完治できるということを証明したこと。
12.アトピーの治療の99%が医者の作った医原病や薬の作った薬害病であることを証明したこと。

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つまりアレルギーは化学物質(アレルゲン)と体内のある物質(IgE抗体)が
喧嘩した結果起きる症状で、ステロイドは喧嘩を止める働きはあってもそれ以上では
なく(つまりステロイドをつけないと結局また喧嘩は始まり、ほんとの意味で治ってない)、
治すのは両者がぶつからない、すなわち結局アレルゲンを身体に入れないか、
IgEを体内からなくすしか根治にはならない。
で、前者は結局無理なので、後者をなくしてしまおう。でもそのとき合併症が
あって、(喧嘩したら周りも迷惑を受けるから)そっちの害を漢方で治そう、
というスタンスのようです。

あと

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最後に二言。

●痒い人は掻きたいだけ掻きなさい。人間の体は嘘をつきません。人間の体は掻かれることを今か今かと待ち望んでいるのです。神様は人間が掻くために痒みを感じさせているわけです。しかも掻くことによって皮膚を傷つけ早く異物を体外にだす手助けを求めているのです。早く掻くだけ掻いて最大限の楽しみを味わいながら異物を吐き出してください。掻いたからといって、だれに迷惑をかけるというのですか?

●あらゆるリバウンドも責任をもって乗り越えさせてあげます。最後までついてくれば必ず必ず必ずアトピ-を治してあげます。わからないことがあれば何でも聞いてください。いかなる質問にも責任をもって答えます。

最後の最後に一言。

●どうしても言っておきたいのは、私が特別な名医であるからアトピーを治せるというのではありません。放置すれば自然治癒が原理的には可能であるからです。自然に逆らわなければ、必ず治る病気だからこそ、私が治せるのです。

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というお話もありますし、なるほどと思いますので、じっくり取り組みます。

さて、それじゃ治る日を楽しみにして、これから薬湯に入ってきます。