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without a trace

ヤマザキ、フリーターを撃て!

カウンターを設置してみた

2006-02-18 03:49:23 | 駄文
 アクセスのカウンターってのを入れてみた。これ入れるのにマジで2時間くらいかかった。微妙に文字が被ってるような気もするが面倒臭いので気づかなかったことにしとこう。gooの無料ブログだとカウンターもないしアクセス解析とかいうナウいのもない。つまりアクセス総数なんてのも全くわからない。判るのはある程度のIP数とページビューだけだ。しかも適当っぽいんだ。  

 2/17は閲覧数が513でアクセスIPが78
 2/18は閲覧数が64でアクセスIPが46

 なんなんだっていう。おれが人のブログを訪れた時にカウンターを一つの目安にする。回ってるところはやっぱりそんな人も多そうだし、ショボイのはやっぱりそれなりだ。一年半以上もやっててカウンターが現在50弱のこのブログはやっぱりそんなだ。宣伝もしないしそれでいいのだ。といっても一定以下になったら止めるけど。
 ブログやってる側がおそらく気になるのは異常にアクセスが増えた時だ。どっから来たんだよお前らみたいな。知りたいに様な知りたくないようなって感じだ。gooは幸いわからない。

 ここにくる前はさるさる日記ってところでボソボソと日々の事を書いていた。2日書いてカウンターは3を回ったもんだ。そのうち2はおれ。思えば遠くへきたもんだ。
 

逃げコマンド

2006-02-17 00:35:16 | 駄文
 以前に救命病棟24時とかいうドラマがあったんだ。江口洋介に松島奈々子や松雪泰子なんかが出てた医者のドラマさ。湘南の暴走族が医者なんかになっちゃってのは置いとこう。あれで江口洋介が何かの場面で言ったのが「逃げるな。逃げ癖がつくぞ」。これが心に残ってシビレタ。医者ってのは命を扱うという究極的な職業だ。大学入ってから商品の差別化と企業戦略なんてくだらないような事を勉強させられてたおれはハッキリと思った、人命に差なんてないだろうと。彼らにとってはNOという選択肢はないのだ。人命という究極的な項目があってそこに逃げ口はない。大地震が起ころうが自分の体調が悪かろうが、目の前の患者が全てなんだ。

 また書くけどもインドに行った時に駅のホームで這ってる人がいた。下半身が動かないなら車椅子か切り落とせばいいだろなんてのは先進国の考えだ。現地では骨が飛び出したまま笑ってる人や義眼さえない人たちがいた。隠すにも隠せない社会。だからホームの彼が修行者のようにそうしてるのか、身体的な障害なのかは今でも判らない。驚いたおれはしばらく数分間見つめていた。のそのそと彼はほふく全身のまま階段を上がっていったんだ。誰も彼を見ることさえない。それから約5年が経った。今思うのは彼は逃げてなかったってことだけだ。逃げたくても逃げられないんだ。目の前の自分が全てなんだ。

 何が言いたいのかというと癖ってのは逃げってのは自己にしか存在してないんじゃないかなと。生きていくという選択肢を選んでる以上、嫌でもたたかうコマンドは外せないわけ。逃げるコマンドももちろんあるんだけどさ。確固たる自己なんて言ったら脅迫的だけども、自分の中の自己ってのを作るのが重要だと思うんだ。この間のNNNドキュメンタリーでドミニカへの日系移民をやってた。日本からもドミニカからも捨てられたかのような待遇の彼らにとっては田畑を耕してきたっていうプライドで生きてるんだ。ハッキリ言って、勝ち組だの負け組だの言ってる日本人からしたら彼らの水の届かない畑はお粗末にしか見えないだろう。インドで這ってる男なんて視界に入っても入らないんだろうお粗末過ぎて。
 遠くから見れば何でもお粗末ってなもんだ。これまでもこれからもおれ様主義でしょ。

削られてやるぜ

2006-02-13 04:50:53 | 駄文
 テプラのカートリッジが切れたので家電量販店に買いに行った。まだ見てない映画のビデオが30本くらい山積みになってるおれとしては重宝してる。家電量販店の店員必死度チェックをしばらくしたりしてブラブラして買い物。

 ゲームコーナーに行くとウイニングイレブン9がボーナスパックとかいうので3000円もしないで売っていた。見てたら昨日のアメリカ戦の悔しさを思い出してきて買ってしまった。帰りにチャリンコ乗りながら上手くなってなおかつ削りまくってやるぞアメ公どもめとか燃えながら帰宅。買ったのはいいんだけどウイイレって全然やったことない。ゲーセンの対戦でちょっとやったくらい。トレーニングモードなんかで練習してやってるんだけどここまで面白いとは。。これは確実にハマるというか1年は遊べそうだ。すごいぜこれは。おれの睡眠時間の方が削られてしまいそうだ。

ハプニング

2006-02-04 04:44:18 | 駄文
 興行師たちの映画史読んでて思いだしたのはワールドダウンタウンだった。フジテレビで深夜にやってたんだけど、ダウンタウンと司会の外国人たちがいて東南アジアのいかがわしい連中による限りなくやらせドキュメンタリーを突っ込むって番組。日本で出来ない映像をアジアでやっちゃうんだ。これでもかってほどに笑ってしまった。やらせに近くてドキュメンタリー調といえばTBSのガチンコとかテレ東の愛の貧乏脱出大作戦とか日テレの電波少年なんかがそうだった。それらに共通してたのは面白かったって事。

 芸能人の内幕とかランクなんてのは興味ない。やらせだろうとなんだろうとやっぱりドキュメンタリーっていうハプニングには勝てないと思う。というわけで今は面白いのがあまりない。志村動物園のパン君とかポチたまのまさお君には勝てない。

パズルピース

2006-01-08 03:40:47 | 駄文
 NHK-BS世界のドキュメンタリー「レッドフォードが語る世界のニューヒーロー」を見てて驚いた。貧富がどんどんと拡大していくグローバル社会でのNGOでもない世界中の活動家たちを紹介するっていう番組。何が驚いたかってレッドフォードの皺じゃなくてインドでの話だった。おれが死にかけた町だったからだ。東部のそんなに大きくはないけど、その州の人間が集まる町。カルカッタに行く前にちょっと一段落しようと訪れたんだ。

 何度も書いたけどそこでの記憶。駅に着いたらすぐに乞食のような子たちがついてきた。金やったら倍増したので、それを掃って駅を出ると女性が赤ん坊を抱えて通る人間すべてに唾を吐きかけている。すぐに売春をさせられてきた人だとわかった。ホテルではそれほど高くないところでも警備員つき、町の商店の多くはストかなんかで閉まっていて異様な感じがしていた。もしかして危ない町なのかと思った記憶がある。寺院で集団のチンピラにたかられ1時間ほど揉めたけど怖くはなかった。仲良くなったオッサンに奴らには気をつけろと注意されたくらいだ。死にかけて乞食がいい人だったのと、大きいホテルを指してここいらの人間があそこに止まるには売春宿を経営するか人を殺すかだ、あそこにいる奴はすべて悪党だと言われたのを強烈に覚えてる。あと結婚式を見てえらく感動した。途中で脱水で死にかけたからよく鮮明に覚えてるんだと思う。

 番組によると、この町には州の農村部からの貧しい者が集まってスラムが形成されている。男の子は電車で掃除などをして金を稼ぎギャング団へなっていく。女の子は10才頃から売春婦へ。ギャング団は駅で住む人々を荒らしまわり、母親の前で女の子供を襲う有様。そこで一人の女性が駅に貧しい人間にも教育をと学校を始めたんだ。それでハンセン病がどうたらとかやってた。

 おれが驚いたのは訪れた町のもう一つの姿を知った事だった。この番組ではリオのスラムをやってるんだけど、銃声が鳴ってても見てるこっち側まで誰も驚かない。そういう町だって思ってるから。この番組を見てから現地に行ったら何とも思わないんだろう。真実を見極めるのは厳しいというかドキュメンタリーって見なけりゃ良かったなって思うことがある。見ると傷つくというか何かを負う気さえしてしまう。でもやっぱりよその出来事だ。警察24時なんてやられてもモザイクだらけで全く別世界でフィクションにしか見えないように。それが自分の知ってる場所だとやはり驚いた。そして自分の意志じゃなくパズルのピースをはめたような気がする。