ついに運転免許試験場へ赴く。10月に教習所を卒業したというのになぜ間が空いたかというと理由はない。なんか面倒くせえやと思っていたら気がつくと世間はクリスマスで、今年も終わりだなと思っていたら免許まだ取ってなかったとようやく気づく。こりゃ勉強しないとまずいぜって事で二日間ほどまじめに勉強。
府中にある免許試験場へ。かつて10年以上前に原付きの免許を取りにきて以来だ。原付き免許ではどこから湧いてきたのか茶髪や金髪の兄ちゃんが一杯いた記憶がある。筆記試験に合格すると実地での練習をやらされてみんなで20台くらいでブーンて周回。公布されるのを待ってると警察官のおっさんが「お前何回目なんだよ?変なチームに入るなよ」とか笑顔で言われた。そのよくわからないシュールな非日常のイメージが強くて、それ以来「運転免許試験場」ではなくて「運転免許試験場(笑い)」となってる。だがあれから10年ちょっと、皇族の方もここで免許を取得したし変わったに違いない。
到着すると昔と比べると代書屋みたいな人たちが減っている。バスを降りた途端におばちゃんたちが手招きで呼んでいて、なんだこのちょっといけない匂いのアダルトぽい地域はと。だがそれもほとんどない。代わりに献血の人たちが手招きでおいでと呼んでいる。やっぱアダルトの匂いのする所だぜと入場。
受け付けに行くとやる気なさそうに「はい1番」、1番に行くと「はい2番で目の検査ね」、検査すると「はい上行って」、上では「試験は1時。10分前には来る事。3番教室」。ここまで笑顔も敬語も存在しない。社会主義国の役所ですかここはと。何も変わってないじゃねえか。だがなぜか嫌いじゃない。試験が午後1時からなので1時間半以上もあまる。さっすが運転免許試験場(笑い)だぜと地下の食堂で昼食。12時を回っても教室は解放されずにボーっと待つ。違反者みたいな人たちが集団でノロノロと一列で警察官に連れられてエスカレーターを上っている。違反者だってなぜか見ていてわかってしまうのがすごい。
300人くらい入りそうな中教室で受験。100人ちょっとくらいでクリスマスだからかそんなに混んでない。試験は95問を90%以上取れという勉強してなかったら本当に受からないタイプ。もちろん時間も15分ほど余裕で遅れて始まる。勉強していたおかげで時間内に終わったが本試験はひっかけが結構あった。また1時間ほど空いたので漫画を読んで過ごす。みんな見事なまでにやる事がなくて、集団暇人なわけですよ。ここまで暇集団はなかなか見れねえぞってくらいに。さっすが運転免許試験場。
合格発表では前にある大画面のテレビに写しだされる。合格者の番号だけが写るというちょっとした恥辱プレイ。おれの前と後ろの席の人は見事に落ちる。ここで半分くらいの人がお帰りくださいと帰宅。ここで落とされたら暇タイムを返せこんちくしょうとなってしまう。合格者は軽く説明があって写真撮影。ゾロゾロと身体測定のように撮影。写真は笑顔にしたいと思ってたがそれどころじゃない雰囲気。目を瞑ってしまうとやり直しされる。それからまた1時間くらい放置プレイ。暇すぎて目の前の多摩霊園まで遊びに行っちゃうぞというくらいやる事なし。
別館の免許公布所でももちろん時間通りに終わらず。ちなみに昨日は30分遅れましたと平然と言っている。番号順に呼ばれてついにゲット。さすがに笑顔がこぼれる。ICチップが埋め込まれていて機械で確かめて解散。ちょうど一年くらいとここまでの道のりは長かった。この小さなカードには身分証だけでなく、笑ってないおれの顔にはそれまでの思い出が刻印されてるのだ。
府中にある免許試験場へ。かつて10年以上前に原付きの免許を取りにきて以来だ。原付き免許ではどこから湧いてきたのか茶髪や金髪の兄ちゃんが一杯いた記憶がある。筆記試験に合格すると実地での練習をやらされてみんなで20台くらいでブーンて周回。公布されるのを待ってると警察官のおっさんが「お前何回目なんだよ?変なチームに入るなよ」とか笑顔で言われた。そのよくわからないシュールな非日常のイメージが強くて、それ以来「運転免許試験場」ではなくて「運転免許試験場(笑い)」となってる。だがあれから10年ちょっと、皇族の方もここで免許を取得したし変わったに違いない。
到着すると昔と比べると代書屋みたいな人たちが減っている。バスを降りた途端におばちゃんたちが手招きで呼んでいて、なんだこのちょっといけない匂いのアダルトぽい地域はと。だがそれもほとんどない。代わりに献血の人たちが手招きでおいでと呼んでいる。やっぱアダルトの匂いのする所だぜと入場。
受け付けに行くとやる気なさそうに「はい1番」、1番に行くと「はい2番で目の検査ね」、検査すると「はい上行って」、上では「試験は1時。10分前には来る事。3番教室」。ここまで笑顔も敬語も存在しない。社会主義国の役所ですかここはと。何も変わってないじゃねえか。だがなぜか嫌いじゃない。試験が午後1時からなので1時間半以上もあまる。さっすが運転免許試験場(笑い)だぜと地下の食堂で昼食。12時を回っても教室は解放されずにボーっと待つ。違反者みたいな人たちが集団でノロノロと一列で警察官に連れられてエスカレーターを上っている。違反者だってなぜか見ていてわかってしまうのがすごい。
300人くらい入りそうな中教室で受験。100人ちょっとくらいでクリスマスだからかそんなに混んでない。試験は95問を90%以上取れという勉強してなかったら本当に受からないタイプ。もちろん時間も15分ほど余裕で遅れて始まる。勉強していたおかげで時間内に終わったが本試験はひっかけが結構あった。また1時間ほど空いたので漫画を読んで過ごす。みんな見事なまでにやる事がなくて、集団暇人なわけですよ。ここまで暇集団はなかなか見れねえぞってくらいに。さっすが運転免許試験場。
合格発表では前にある大画面のテレビに写しだされる。合格者の番号だけが写るというちょっとした恥辱プレイ。おれの前と後ろの席の人は見事に落ちる。ここで半分くらいの人がお帰りくださいと帰宅。ここで落とされたら暇タイムを返せこんちくしょうとなってしまう。合格者は軽く説明があって写真撮影。ゾロゾロと身体測定のように撮影。写真は笑顔にしたいと思ってたがそれどころじゃない雰囲気。目を瞑ってしまうとやり直しされる。それからまた1時間くらい放置プレイ。暇すぎて目の前の多摩霊園まで遊びに行っちゃうぞというくらいやる事なし。
別館の免許公布所でももちろん時間通りに終わらず。ちなみに昨日は30分遅れましたと平然と言っている。番号順に呼ばれてついにゲット。さすがに笑顔がこぼれる。ICチップが埋め込まれていて機械で確かめて解散。ちょうど一年くらいとここまでの道のりは長かった。この小さなカードには身分証だけでなく、笑ってないおれの顔にはそれまでの思い出が刻印されてるのだ。