ついにここまできた仮免試験。緊張しながらいざ出陣と教室に入るや誰もいない。教室間違えたかなとポツーンと一人で暗い教室にて待つ。もう一人大学生くらいの地味めな男がきてここでいいんだよねと会話。マニュアル大変ですなと会話してると18歳くらいの女の子登場。茶髪でジャージの子だ。再びシーンとなる教室内。なんとも言いがたい空気が流れる中で教官が登場。今日は三人しかいないんだと嘆いている。三連休の直前だから空いてるんだろうか。少子化もここまできてるのかと。おれが18歳くらいの10年前だったらおそらく10人くらいいそう、団塊ジュニア世代なら25人くらい、団塊世代だったら1500人くらい教室に集っていたに違いない。それが今じゃたったの3人。これじゃ試験も時間かからないなと安心。この中でもちろんおれが年長、それに教習所に属してる期間も八ヶ月くらいでダントツで長い。そういう意味でなぜかそこら辺の一ヶ月くらい通ってるのとは違うんだぜという気持ちで無理矢理に緊張をほどく。
試験について説明を受ける。教官「おれは気が短いんだ」というよくわからない説明も受ける。ちんたら走るなという事だろう。第一段階でも後半になると言われるのが路上に出た時のためにゆっくり=安心じゃないぞという事。周りが50キロなのに30キロじゃ逆に危ない。原付に乗っていた身分としては嫌というほどにわかる。雨の日に抜かれる時に何度水溜りをぶっかけプレイさせられたか。
すぐに技能検定が始まる。2番目なので女の子がATで検定してるのを後ろで同乗。若い女の子だから坂道発進で失敗したり、S字で苦労したりするんだろうと勝手に思っていた。あちこちの体験談を読んで勝手にそうイメージしてた。だが完璧に近いくらいに上手い。なんだか学ばせてもらってしまっていた。だって退屈な時間は常に携帯いじってる子なのに異様に運転が上手いんだもの。交代する時に頑張ってくださいねと言われる。ああ、今日来て良かったなと、高い金払ってよかったと初めて思ったね。
20分弱ほど運転してあっという間におれの番に。コースは同じなのでなんとなく覚えていた。赤信号で止まる度に「なぜベストを尽くさないのか」と心の中でつぶやく。左折の時に巻き込み確認をするために左の後方を見る。すると後ろに乗ってる男と「あ、どうも」という具合に目が会う。話したことない同級生と町で会うかのような微妙な空気が漂う。さすがに何回かすると向こうも視線をどこに向ければ良いのかわからない顔つきをしている。あんま運転してる時は覚えてなくあっという間に終わる。もうやりつくすことはないぜとドアを開けたまま後ろに乗ろうとして怒られる。
しばらくして一人ずつ呼ばれて合格を告げられる。やったぜと思う間もなく違う教室で学科試験に突入。他の二人も受かったようだ。30分で50問の試験だ。つい昨日に効果測定に落ちたので念入りに。数問わからなくて悩んでると他の二人はとっとと出て行く。誰だゆとり教育がどうたら言ってるのは。それから第二段階の説明を受けて終了。驚いたのは第二段階では今までと違ってシミュレーターを使ったり、特別な予約が必要な技能が多い。だから次の日にすぐに技能を入れられるとは限らない。時間がかかるのが目に見えている。学科の発表は明後日で受かってたら火曜から技能開始できるとか。
もう第二段階の学科は出てもいいとの事なので二時間連続で受講。どうやら今は第一段階より第二段階の人が多そうで少し混んでいた。大学生が夏休み明けまでに追い込みしてるんだろう。9月後半からもう少し減ると見た。
学科2/16
試験について説明を受ける。教官「おれは気が短いんだ」というよくわからない説明も受ける。ちんたら走るなという事だろう。第一段階でも後半になると言われるのが路上に出た時のためにゆっくり=安心じゃないぞという事。周りが50キロなのに30キロじゃ逆に危ない。原付に乗っていた身分としては嫌というほどにわかる。雨の日に抜かれる時に何度水溜りをぶっかけプレイさせられたか。
すぐに技能検定が始まる。2番目なので女の子がATで検定してるのを後ろで同乗。若い女の子だから坂道発進で失敗したり、S字で苦労したりするんだろうと勝手に思っていた。あちこちの体験談を読んで勝手にそうイメージしてた。だが完璧に近いくらいに上手い。なんだか学ばせてもらってしまっていた。だって退屈な時間は常に携帯いじってる子なのに異様に運転が上手いんだもの。交代する時に頑張ってくださいねと言われる。ああ、今日来て良かったなと、高い金払ってよかったと初めて思ったね。
20分弱ほど運転してあっという間におれの番に。コースは同じなのでなんとなく覚えていた。赤信号で止まる度に「なぜベストを尽くさないのか」と心の中でつぶやく。左折の時に巻き込み確認をするために左の後方を見る。すると後ろに乗ってる男と「あ、どうも」という具合に目が会う。話したことない同級生と町で会うかのような微妙な空気が漂う。さすがに何回かすると向こうも視線をどこに向ければ良いのかわからない顔つきをしている。あんま運転してる時は覚えてなくあっという間に終わる。もうやりつくすことはないぜとドアを開けたまま後ろに乗ろうとして怒られる。
しばらくして一人ずつ呼ばれて合格を告げられる。やったぜと思う間もなく違う教室で学科試験に突入。他の二人も受かったようだ。30分で50問の試験だ。つい昨日に効果測定に落ちたので念入りに。数問わからなくて悩んでると他の二人はとっとと出て行く。誰だゆとり教育がどうたら言ってるのは。それから第二段階の説明を受けて終了。驚いたのは第二段階では今までと違ってシミュレーターを使ったり、特別な予約が必要な技能が多い。だから次の日にすぐに技能を入れられるとは限らない。時間がかかるのが目に見えている。学科の発表は明後日で受かってたら火曜から技能開始できるとか。
もう第二段階の学科は出てもいいとの事なので二時間連続で受講。どうやら今は第一段階より第二段階の人が多そうで少し混んでいた。大学生が夏休み明けまでに追い込みしてるんだろう。9月後半からもう少し減ると見た。
学科2/16