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without a trace

ヤマザキ、フリーターを撃て!

自動車学校体験記18日目~少子化試験

2008-09-13 04:29:01 | 自動車学校~第一段階
 ついにここまできた仮免試験。緊張しながらいざ出陣と教室に入るや誰もいない。教室間違えたかなとポツーンと一人で暗い教室にて待つ。もう一人大学生くらいの地味めな男がきてここでいいんだよねと会話。マニュアル大変ですなと会話してると18歳くらいの女の子登場。茶髪でジャージの子だ。再びシーンとなる教室内。なんとも言いがたい空気が流れる中で教官が登場。今日は三人しかいないんだと嘆いている。三連休の直前だから空いてるんだろうか。少子化もここまできてるのかと。おれが18歳くらいの10年前だったらおそらく10人くらいいそう、団塊ジュニア世代なら25人くらい、団塊世代だったら1500人くらい教室に集っていたに違いない。それが今じゃたったの3人。これじゃ試験も時間かからないなと安心。この中でもちろんおれが年長、それに教習所に属してる期間も八ヶ月くらいでダントツで長い。そういう意味でなぜかそこら辺の一ヶ月くらい通ってるのとは違うんだぜという気持ちで無理矢理に緊張をほどく。

 試験について説明を受ける。教官「おれは気が短いんだ」というよくわからない説明も受ける。ちんたら走るなという事だろう。第一段階でも後半になると言われるのが路上に出た時のためにゆっくり=安心じゃないぞという事。周りが50キロなのに30キロじゃ逆に危ない。原付に乗っていた身分としては嫌というほどにわかる。雨の日に抜かれる時に何度水溜りをぶっかけプレイさせられたか。

 すぐに技能検定が始まる。2番目なので女の子がATで検定してるのを後ろで同乗。若い女の子だから坂道発進で失敗したり、S字で苦労したりするんだろうと勝手に思っていた。あちこちの体験談を読んで勝手にそうイメージしてた。だが完璧に近いくらいに上手い。なんだか学ばせてもらってしまっていた。だって退屈な時間は常に携帯いじってる子なのに異様に運転が上手いんだもの。交代する時に頑張ってくださいねと言われる。ああ、今日来て良かったなと、高い金払ってよかったと初めて思ったね。

 20分弱ほど運転してあっという間におれの番に。コースは同じなのでなんとなく覚えていた。赤信号で止まる度に「なぜベストを尽くさないのか」と心の中でつぶやく。左折の時に巻き込み確認をするために左の後方を見る。すると後ろに乗ってる男と「あ、どうも」という具合に目が会う。話したことない同級生と町で会うかのような微妙な空気が漂う。さすがに何回かすると向こうも視線をどこに向ければ良いのかわからない顔つきをしている。あんま運転してる時は覚えてなくあっという間に終わる。もうやりつくすことはないぜとドアを開けたまま後ろに乗ろうとして怒られる。

 しばらくして一人ずつ呼ばれて合格を告げられる。やったぜと思う間もなく違う教室で学科試験に突入。他の二人も受かったようだ。30分で50問の試験だ。つい昨日に効果測定に落ちたので念入りに。数問わからなくて悩んでると他の二人はとっとと出て行く。誰だゆとり教育がどうたら言ってるのは。それから第二段階の説明を受けて終了。驚いたのは第二段階では今までと違ってシミュレーターを使ったり、特別な予約が必要な技能が多い。だから次の日にすぐに技能を入れられるとは限らない。時間がかかるのが目に見えている。学科の発表は明後日で受かってたら火曜から技能開始できるとか。

 もう第二段階の学科は出てもいいとの事なので二時間連続で受講。どうやら今は第一段階より第二段階の人が多そうで少し混んでいた。大学生が夏休み明けまでに追い込みしてるんだろう。9月後半からもう少し減ると見た。
 学科2/16

自動車学校体験記17日目~ブランク7ヶ月での乗車

2008-09-12 01:07:49 | 自動車学校~第一段階
 もちろん今日も教習所へ。5時半寝る→9時半にトイレで目覚める→トイレついでに教習所でキャンセル待ち申し込み→再び寝る。見たかこの家から五分の力をと誰にも言えずに寂しく寝る。だが家に帰ったら携帯でも予約が取れるので何かとチェックしてたために確実に二時間の技能を予約できた。今は春休み期間ほどは混んでいない。というか二月から未だにずっと乗っていないために緊張しまくる。

 ブランク7ヶ月弱という事でイメージトレーニングで30分くらい過ごす。まずどうやってエンジンをかけるのかすら忘れかけているんだから。思い起こせば雪がどうたらと言っていたのに今じゃ夏も過ぎてるのか。受付の人も少し変わってる。やたらとオシャレな若人もいる。そんなにオシャレでどうすんだと。あいつは絶対にATだなと一人で頷く。そんな間に教官が来て技能開始。教官は真っ先にきてバイクの格好をしている気合はいってそうなおっさんだ。バイクだけじゃなくて車も教えるのかと驚く。そうかバイクも人気がないのかなと。

 まず車の乗り方からして間違える。頭から入れてはならないのだ。おいおいこれは果たして大丈夫なのかと進んだり止まったりからスタート。ブランク七ヶ月じゃどうしようもないだろと開き直り。だがイメトレ効果で今日のおれは違った。外周ではちゃんとギアをサードに入れるし、坂道もあまり失敗しない。教官はバイクの人だから予想通り厳しい。だが教えは的確だ。「車体がグラグラするまでクラッチ踏むな、クラッチは意味なく踏むためにあるんじゃない」「次の次を考えていけ」、S字で乗り上げて進んだら「ほら事故った。事故して逃げた。事故してそのまま逃げたんだよ!おれはそんなの認めない」などやたらと熱い。たまに青春ドラマ口調にすらなっている。「そんなに嫌なら止めちまえ」とか。いやおれ何も言ってないんだけどw エンストを5回くらいすると「マニュアルはエンストするからマニュアルなんだ」。よくわからないが納得しながら進む。おれも最後ら辺では「あたいが悪かったよ」と脳内青春ドラマ。やたらと汗をかいたがなんとか合格。今日はブランクあるから厳しくやったけどこれだけ乗れれば満足だよと判子ももらえる。

 続いてみきわめに入る。今度は同い年くらいの20代後半の女性教官。さっきと違ってやたらと静かだ。教官はおれの教習簿を見てボソっと言う「もうすぐ冬ですね・・」。確かに一年はあっという間だ。年が近い女性にそう言われると触れてはいけないような気もして「そうですね・・・」。今回はみきわめという事で技能の仕上げを見られる。外周、右左折、S字、クランク、坂道、踏み切り、停車などを何度か繰り返す。3回くらいエンストしてしまった。問題は一時停止を何回か無視してしまった。これは大きいなと指摘される。S字とクランクはローギアで入って良いともアドバイスをもらって終了。もう一時間乗りますか?と聞かれるが時間がないので試験受けますと答える。みきわめ終了。

 そのまま次は効果測定を受ける。さっきのバイク教官に会ったのでみきわめ貰いましたと報告。「学科も頑張れよ」と応援される。昔はバイクだって人気あったんだぜという後ろ姿を見せながら去っていく。校か測定は7ヶ月前に受かってるので大丈夫だろと思ってたら44点で不合格。最後の時間だったのでもう受けられず。勉強して帰る事にする。ラストまで残っていたのはバイク組であろう高校生だった。ブランクから2時間の技能、効果測定受からずで仮免試験は一体どうなってしまうのか。
 技能15/15終了

自動車学校体験記16日目~もはやそんな甘っちょろい段階にはない

2008-09-11 01:35:00 | 自動車学校~第一段階
教習所からはがきが来た。あなた様は目的を持って入校したにも関わらずうんたらかんたらで、要するに教習期限が10月8日ですのでそれまでに取りやがれと。たまには学校に来なよという事務的な誘いで「なぜベストを尽くさないのか」というハガキだ。

 実は教習所と家が近いというか近すぎる。玄関空けたら5分で学校。教習所に通ってなくても常に教習してる車を日常生活で見てるのだ。車を見かける度に「お、ヤングたち頑張ってるねー」と卒業生視線で和やかに眺めたりしていた。自分はまだ第一段階で路上にいる彼らよりも進んでないというのに。近いといつでも行けるという余裕みたいなのがあって逆に行かなくなる。小学生だったとして、家がウサギ小屋の横あたりにあったら毎日遅刻寸前になる自信すらあるね。一時間くらい遠かったらたぶん面倒だから早めに通うと思う。

 というわけで行ってみる。ガイドブックには第一段階をクリアすれば期限が三ヶ月延びると書いてある。とりあえず仮免を取りさえすりゃいいんだなとハガキ持って登校。そしたら受付で「期限過ぎたら仮免取ってても第二段階の料金と入学金をまた頂きますけど」。何だとーと驚いてしまた。だがあと一ヶ月弱ある。これは早速やり直しだ。第一段階だとか第二段階だとかもはやそんな甘っちょろい段階にはない。
 とりあえず現在の状況
・第一段階
 技能13/15
 学科10/10
 効果測定は一回合格

 キャンセル待ちもかなり埋まってるので最後の時間に応募。効果測定を受けなおそうと2時間ほど勉強。かなり忘れているがなんとかなりそうだ。キャンセル待ちは乗れずに帰宅す。早く技能の感覚を戻さないと

自動車学校体験記15日目~初めて話し掛けられる

2008-02-15 01:36:11 | 自動車学校~第一段階
 随分とひさしぶりに教習所へ。猫が死んだりとドタバタしてたらいつの間にか3週間経ってしまった。しばらく行ってないとまた通うのだるいんだ。またゴチャゴチャ文句言われるんだろうなと。それに最近通ってなかったら本当に混んでる。1月は当日遅くとかに普通に予約取れたが今じゃまず無理。週に2回取れればいいほう。

 予約もとっていざ行ったら3分遅刻してて乗せてもらえなかった。テンションも下がったが自習室が空いてたので、効果測定を受ける。これは仮免試験に向けての予備試験みたいなもんで受からないといけない。受けてみると49/50で合格。ちょっと勉強してればそんなに難しくはなかった。自習室でボケーとしてたら50代くらいのおばちゃんに話し掛けられる。通い始めて15日ほどたって初めて話し掛けられたのがおばちゃんだ。

 その後にキャンセル待ちで乗る。ひさしぶりすぎて、まずエンジンがかからないというレベルにw なんとなく感覚が戻ってきたので調子は戻ってきた。教官がまた嫌なやつで「なんか文句あります?」とか言ってくる。文句言ったら今度は「じゃあ勝手にどうぞ」とだんまりするだろうから頭を切り離す。教習所通って当初は頭にきてたけども、会っても数時間だしハンコだけもらえればいいやと隣に嫌なやつが乗ってる訓練と思いこむことで納得してる。そう思ってたら何度かやって坂道発進もできるようになってくる。エンストは3回ほどしたけどハンコ貰う。技能13/15終了。

自動車学校体験記14日目~クラッチ焼けました

2008-01-27 00:47:22 | 自動車学校~第一段階
 キャンセル待ちで乗ろうとしたら見事に満車で乗れない。仕方ないので自習室でお勉強。なんとか効果測定前の内容は一通り終わる。あとは効果測定と技能を終わらせればついに仮免試験。もう今から緊張してきた。

 技能は前回ATでやったのをMTでやる。仮免のコースを坂道以外通って練習。クランク行けだのS字行けだのゴチャゴチャ狭いところをグルグル回される。周回になったらすぐに気合入れて3速までもっていけと怒られる。やる気のなさそうな教官だった。見てて教官同士ってのはかなり気を使ってるのがわかる。キャラ濃そうなのが多いし人間関係が大変なんだなとみててわかるんだ。それで乗る前に教官同士がぶつかりそうになって、向こうの人が謝ってるのに何にも言わないで「チッ」みたいな対応。おれのテンションは一気に下がって心の中で「やばい一時間乗りたくねえ」だった。こっちとしてはハンコもらえればいいんで後はグルグル。混んでてS字に3台が詰まってるという状態に。止ったり動いたりで見事に後輪が乗り上げる。だからおれは言ったんだ「チッ」。

 次は信号に沿った運転。仮免とまったく同じコースを回るんだけど坂道発進で何度も失敗。あとは大丈夫っぽいんだけど、坂道が問題大きすぎる。どうもハンドブレーキ下ろすのに苦労するのと、半クラ維持で失敗。なんか臭いなと思ったら「クラッチ焼けてるよ」だって。坂道でふかしすぎだよと怒られる。自分の車じゃないと思ってるでしょと言われて、そりゃそうだw そこは学科試験で出題されるんでしょうかと聞きたいくらい。坂道を集中的に5回くらいやるが1回しか成功できなかった。エンスト、後ろにさがる、クラッチ焼き、左に寄ってない、もうダメダメ。クラッチの匂いを学んで終わるがハンコ貰う。技能12/15終了。