神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.181 あかい花

2024-05-26 04:38:50 | 余録
(1)庭のアジサイが咲き出しました。
   ときおり、風をさそって一斉に揺れ、「撮って、取って」と、てんでにアピールします。
   そして、カメラを構えると、この通り、しとやかなふりをします。
  

(2)ちょっと大きくしてみましょうか。
   すっかりよそ行きのかっこをしています。
   
    きれい、きれい

(3)この時期はいいですね。いろいろなものがどんどん新しい姿を見せてくれますから、歩いていても飽きません。
 こうなると、私の頭の中では、
 「あの山の野イチゴ、もう花が満開だろうな、もうちょっとすると赤くなるな・・・。」
 と、気になり始めます。
 来週は、行く予定です。
 
(4)先おととい〔No.178〕載せたユリも色を変え始めました。
 もうすぐ、後ろのサツキに負けないほどに濃い赤い姿をみせて楽しませてくれるはずです。待ち遠しいですね。
 早く見たいという方は、No.104で去年の姿を鑑賞することができます。
   

(5)赤い花といえば、小さいながら、年々あちこちに種を飛ばして数を増やしている元気な花があります。名前は・・・。
 もともと、私は名前を覚えるのが苦手、人の名前はとくにそうです。 
   

(6)そうそう、たしかガルシンに『あかい花』(岩波文庫)という短編小説がありました。
  えーと、どんな作品だったかというと・・・、ちょっと棚から取ってきましょう。
 帯に、
 「悪との戦いに身を滅ぼす狂気の青年を描いた”あかい花”は、前世紀末〔19世紀〕に生き、一点の良心の灯を守り通した作者自身の姿をうつす」
 とあります。
 そうでした。ほかに「信号」もありました。

(7)ロシアの「一点の良心」とはどういうものだったか、久し振りにこれを読んでふりかえってみることにします。
 いま、悩めるロシア人は「なにをなすべきか」と考えているでしょうから、それを知る手掛かりが得られるかもしれません。かつて、チェルヌィシェフスキーが『なにをするべきか』を書きました。いまのロシア人はどんな本を書くのか・・・。私はまだ若い。ぜひそれを見たい。
 今日は、空が少しどんよりしていますから、家にいるにはちょうどよいかも・・・。

      
 
(8)西の空に雲が多かったようです。彩光もかすかに見えました。
     

 では、ここで。
    


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